※本記事はメディックスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
株式会社メディックスは2026年3月期(連結)の決算を発表した。売上高は4,256百万円(前期比2.3%増)と増収を確保した一方、営業利益は659百万円(同17.8%減)、経常利益は661百万円(同30.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は436百万円(同45.6%減)と、いずれも前期比では減益となった。ただし2026年2月10日公表の修正計画に対しては売上高101.3%、営業利益108.8%、経常利益108.4%、当期純利益105.8%と全指標で計画を上回る着地となった。同社は2025年9月17日付でM&Aにより5社をグループ化したほか、自己株式取得を実施するなど成長投資と株主還元の両立を進めている。
連結業績(2026年3月期 実績)
2026年3月期第3四半期より連結決算に移行している。売上高は4,256百万円(前年比+2.3%)と増収したが、各利益は前年比では減益となった。もっとも、2026年2月10日公表の計画に対しては全指標で上回る着地となった。

| 項目 | 2026年3月期(実績) | 2025年3月期 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 4,256百万円 | 4,161百万円 | +2.3% |
| 営業利益 | 659百万円 | 802百万円 | △17.8% |
| 経常利益 | 661百万円 | 951百万円 | △30.5% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 436百万円 | 803百万円 | △45.6% |
| 項目 | 2026年3月期計画 | 2026年3月期実績 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 4,201百万円 | 4,256百万円 | 101.3% |
| 営業利益 | 606百万円 | 659百万円 | 108.8% |
| 経常利益 | 610百万円 | 661百万円 | 108.4% |
| 当期純利益 | 412百万円 | 436百万円 | 105.8% |
事業区分別の状況
当社は単一セグメントだが、販売実績ごとに売上を分類している。BtoC領域は大型顧客の取引停止等により11.1%の減収となった一方、注力するBtoB領域は既存顧客の取引拡大により12.1%伸長。データマネジメント・その他領域もサイト制作の受注好調および子会社化したSTAグループの業績を織り込み22.5%の増収となった。売上総利益は3,701百万円(同0.7%減)、販売管理費は3,042百万円(同4.0%増)となった。

| 区分 | 2025年3月期 | 2026年3月期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 4,161百万円 | 4,256百万円 | +2.3% |
| BtoC | 2,168百万円 | 1,927百万円 | △11.1% |
| BtoB | 1,083百万円 | 1,214百万円 | +12.1% |
| データマネジメント・その他 | 910百万円 | 1,115百万円 | +22.5% |
| 売上総利益 | 3,728百万円 | 3,701百万円 | △0.7% |
| 販売管理費 | 2,925百万円 | 3,042百万円 | +4.0% |
| 営業利益 | 802百万円 | 659百万円 | △17.8% |
通期業績予想(2027年3月期)
会社は2027年3月期の連結業績予想として、売上高4,975百万円(前期比+16.9%)、営業利益707百万円(同+7.3%)、経常利益674百万円(同+2.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益434百万円(同△0.5%)を見込む。1株当たり配当金は19円(前期比+1円)、配当性向は34.0%(同+1.9pt)を予定している。
| 項目 | 2026年3月期(実績) | 2027年3月期(計画) | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 4,256百万円 | 4,975百万円 | +16.9% |
| 営業利益 | 659百万円 | 707百万円 | +7.3% |
| 経常利益 | 661百万円 | 674百万円 | +2.0% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 436百万円 | 434百万円 | △0.5% |
| 1株当たり配当金 | 18円 | 19円 | +1円 |
| 配当性向 | 32.1% | 34.0% | +1.9pt |

株主還元
配当方針を見直し、従来の「配当性向10%~20%を目安に安定的・持続的に配当」から「累進配当」「DOE(株主資本配当率)4.0%程度を目安」「中間・期末の年2回配当」に変更した。2026年3月期の配当は当初予定より3円増配の18円となり、2027年3月期は中間8円・期末11円の年間19円を予定している。また、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策として自己株式取得を実施し、取得株式総数は当社普通株式50万株(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合6.22%)、株式取得総額は2.57億円(取得日2025年9月17日)となった。

M&Aと成長投資/トピックス
成長戦略「Beyond 広告」のもと、既存ビジネスの深化・拡大と新領域への進出を進めている。2025年9月17日付でM&Aにより5社をグループ化したほか、AIクリエイティブコンサルサービス「M-AI Plan」のリリース、ソニーネットワークコミュニケーションズとの業務パートナーシップ締結によるRevOpsソリューションの提供開始、対話型統合データエージェント「AI-コンパス」の提供開始など、AIを活用した新サービスを展開した。
※本記事はメディックスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。