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ジェイフロンティア、2026年5月期は増収増益 2027年5月期は営業利益300%超の計画

決算サマリー 2026.08.24
ジェイフロンティア、2026年5月期は増収増益 2027年5月期は営業利益300%超の計画

※本記事はジェイフロンティアが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ジェイフロンティアは2026年5月期の通期連結決算を発表した。売上高は22,235百万円(前期比3.4%増)、EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却費+無形資産償却費)は964百万円(同7.1%増)、営業利益は312百万円(同6.3%増)となり、前期比で増収増益、概ね計画どおりに着地した。当初業績予想(売上高23,600百万円、EBITDA1,015百万円、営業利益327百万円)に対する達成率は、それぞれ94.2%、95.0%、95.5%だった。

目次

連結業績(2026年5月期 実績)

経常利益は415百万円(前期231百万円、79%増)となった一方、親会社株主に帰属する当期純利益は▲321百万円(前期87百万円)と赤字に転じた。これは連結子会社に係るのれん償却額435百万円を特別損失に計上した影響による。

項目2025年5月期(実績)2026年5月期(実績)増減率
売上高21,504百万円22,235百万円3%
EBITDA900百万円964百万円7%
営業利益293百万円312百万円6%
経常利益231百万円415百万円79%
親会社株主に帰属する当期純利益87百万円▲321百万円
通期連結業績(売上高・EBITDA)の推移
出典:2026年5月期 通期決算 2027年5月期 通期計画について P.6

セグメント別の状況

3事業のうちメディカルケアセールス事業が最もEBITDAを創出した。ヘルスケアマーケティング事業は、ヘルスケア関連のD2C事業者に向けたマーケティング支援事業や物流事業における高収益案件が業績へ貢献し、前期比で増収増益となった。ヘルスケアセールス事業は、メディカルケアセールス事業のD2C事業と同様の理由により第4四半期に翌期のための広告投資を実施した結果、EBITDAは第3四半期と同水準で着地した。メディカルケアセールス事業は、SOKUYAKU利用件数やSOKUYAKUベネフィット契約者数の増加により売上高が増加した一方、医薬品D2Cでは効率重視の広告投資戦略を継続し、第4四半期に売上高・EBITDAが伸長したものの翌期に向けた広告を実施したことにより前期と同水準で着地した。全体では、メディカルケアセールス事業は全体で減収となったが、利益率の高い主力のSOKUYAKU事業が増収となったことで微減益にとどまった。

セグメント指標2026年5月期(実績)2025年5月期(実績)
メディカルケアセールス事業売上高5,283百万円5,735百万円
メディカルケアセールス事業EBITDA528百万円550百万円
ヘルスケアセールス事業売上高5,383百万円6,082百万円
ヘルスケアセールス事業EBITDA397百万円543百万円
ヘルスケアマーケティング事業売上高11,568百万円9,686百万円
ヘルスケアマーケティング事業EBITDA400百万円189百万円
セグメント別業績(2026年5月期)
出典:2026年5月期 通期決算 2027年5月期 通期計画について P.5

2027年5月期 通期計画

2027年5月期の計画は、売上高26,500百万円(前期比19.2%増)、EBITDA1,700百万円(同76.3%増)、営業利益1,050百万円(同236.2%増、前期比300%超)、経常利益1,000百万円(同140.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益550百万円(前期▲321百万円)としている。増益の牽引役はSOKUYAKU事業で、国策「防災・国土強靱化」との親和性の高さや、2026年に集中する改正医療法・改正薬機法・令和8年度診療報酬改定・改正個人情報保護法などの法改正が追い風になるとしている。2026年5月期はメディカルケアセールス事業全体で減収となったが、主力のSOKUYAKU事業は成長を継続しており、2027年5月期にはSOKUYAKU事業の伸びが加速する見通しで、これが利益成長の牽引役になるとしている。

項目2026年5月期(実績)2027年5月期(計画)増減率
売上高22,235百万円26,500百万円+19.2%
EBITDA964百万円1,700百万円+76.3%
営業利益312百万円1,050百万円+236.2%
経常利益415百万円1,000百万円+140.9%
親会社株主に帰属する当期純利益▲321百万円550百万円
2027年5月期 計画値サマリー
出典:2026年5月期 通期決算 2027年5月期 通期計画について P.15

セグメント別計画(2027年5月期)

セグメント別の2027年5月期計画は、メディカルケアセールス事業が売上高6,000百万円(前期比14%増)・EBITDA855百万円(同62%増)、ヘルスケアセールス事業が売上高6,200百万円(同15%増)・EBITDA680百万円(同71%増)、ヘルスケアマーケティング事業が売上高14,300百万円(同24%増)・EBITDA760百万円(同90%増)としている。

セグメント指標2027年5月期(計画)2026年5月期(実績)
メディカルケアセールス事業売上高6,000百万円5,283百万円
メディカルケアセールス事業EBITDA855百万円528百万円
ヘルスケアセールス事業売上高6,200百万円5,383百万円
ヘルスケアセールス事業EBITDA680百万円397百万円
ヘルスケアマーケティング事業売上高14,300百万円11,568百万円
ヘルスケアマーケティング事業EBITDA760百万円400百万円

株主還元

配当については本資料に記載はない。株主優待制度については2025年8月に内容を変更し、最高利回り5.6%以上、当社商品に加えて5,000種類以上の商品から選べ、さらに20,000点のふるさと納税商品も選択可能な「ジェイフロンティア・プレミアム優待倶楽部」を新設した。また、他のプレミアム優待倶楽部導入企業の優待ポイントと合算可能な共有株主優待コイン『WILLsCoin』にも交換できる。対象は11月末日時点の株主名簿に記録された1単元(100株)以上保有の株主で、6か月以上継続保有とは、毎年5月末日および11月末日の株主名簿にて同一株主番号で連続して2回以上記載または記録され、かつ4単元(400株)以上継続保有されている場合を指す。

株主優待制度のご紹介
出典:2026年5月期 通期決算 2027年5月期 通期計画について P.40

中期経営計画/トピック

経営理念「人と社会を健康に美しく」のもと、健康寿命の伸長による医療費の抑制や医療機関のDX化による効率的・効果的な医療体制構築を目指す。中期経営計画としてSOKUYAKUヘルスケア経済圏(日本)の深化とアジア市場における同経済圏の創出を掲げ、2027年5月期の計画としてSOKUYAKUを牽引役とした成長加速フェーズへの転換と大幅な利益成長の実現を目指すとしている。トピックスとして、内閣官房が推進する国土強靱化基本計画のもと、SOKUYAKUが「ジャパン・レジリエンス・アワード2026」で最優秀賞を受賞したことや、「自治体向け防災医療ソリューション事業」を独立した事業として正式に開始したことを挙げている。

※本記事はジェイフロンティアが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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