北の達人コーポレーション

北の達人コーポレーション、2026年2月期は売上高112億円 営業利益10億円で前期比40.3%減 業績予想は上回る

決算サマリー 2026.08.13
北の達人コーポレーション、2026年2月期は売上高112億円 営業利益10億円で前期比40.3%減 業績予想は上回る

※本記事は北の達人コーポレーションが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社北の達人コーポレーション(証券コード:2930)は2026年2月期(第25期)の決算を発表した。連結売上高は11,210百万円、営業利益は1,000百万円となり、いずれも業績予想を上回って着地した一方、前期比では新規顧客獲得の回復途上にあった影響で売上高・各段階利益ともに前年を下回った。新規顧客獲得人数はFY2025 3Qを底に5四半期連続で増加している。2027年2月期は連結売上高15,962百万円(前期比+42.4%)を見込む。

目次

連結業績(当期実績)

2026年2月期の連結業績は、売上高11,210百万円(業績予想比+9.0%)、売上総利益8,484百万円(同+8.8%)、営業利益1,000百万円(同+11.6%、営業利益率8.9%)、経常利益1,037百万円(同+13.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益695百万円(同+11.9%)で、いずれも業績予想を上回った。北の快適工房は新規顧客獲得が予想より好調に推移し広告宣伝費は増加したが、定期の積み上げやECモールの売上も好調だったため、業績予想に対しては増益で着地した。一方、前期(2025年2月期)との比較では、FY2024における北の快適工房の新規獲得減少とFY2025の緩やかな回復により定期顧客の売上積み上げが減少していたため、売上高・各段階利益ともに前年を下回った。

項目(百万円)当期(2026年2月期)前期(2025年2月期)増減
売上高11,21011,826▲616(▲5.2%)
売上総利益8,4848,966▲482(▲5.4%)
販売管理費7,4837,291+191(+2.6%)
広告宣伝費3,0002,904+96(+3.3%)
営業利益1,0001,675▲674(▲40.3%)
営業利益率8.9%14.2%▲5.2pt
経常利益1,0371,704▲666(▲39.1%)
親会社株主に帰属する当期純利益6951,205▲509(▲42.3%)
業績主要項目ハイライト(連結・対前年同期比)の表
出典:北の達人コーポレーション 2026年2月期 決算説明資料 P.17

事業別(北の快適工房 販売区分別)の状況

連結子会社である株式会社北の快適工房(個別)の販売区分別実績(4Q累計、対業績予想比)をみると、新規獲得の回復が続き、新規売上高は業績予想を+24.6%上回る1,736百万円となった一方、先行投資により新規売上の販売利益は▲1,857百万円(初回ROAS 64.0%)となった。定期売上・その他の売上高は6,410百万円(同+3.4%)、ECモール売上高は1,881百万円(同+14.7%)と、いずれも予想を上回った。北の快適工房全体では売上高10,028百万円(同+8.6%)、販売利益3,943百万円(同+3.6%)で着地した。

区分項目(百万円)実績(4Q累計)業績予想増減率
新規売上売上高1,7361,393+24.6%
新規売上販売利益▲1,857▲1,764
定期売上・その他売上高6,4106,202+3.4%
定期売上・その他販売利益4,7824,677+2.2%
ECモール売上売上高1,8811,640+14.7%
ECモール売上販売利益1,018891+14.3%
北の快適工房 合計売上高10,0289,235+8.6%
北の快適工房 合計販売利益3,9433,805+3.6%
北の快適工房 販売利益の増減要因(対業績予想比・4Q累計)の表
出典:北の達人コーポレーション 2026年2月期 決算説明資料 P.21

通期業績予想

2027年2月期の連結業績予想は、売上高15,962百万円(前期比+42.4%)、営業利益1,059百万円(同+5.9%、営業利益率6.6%)、経常利益1,080百万円(同+4.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益734百万円(同+5.5%)。新規獲得の好調を背景に先行投資を積極化するため、売上高は大幅増収を見込む一方、各段階利益は微増にとどまる計画としている。

項目予想(2027年2月期)前期(実績・2026年2月期)
売上高15,962百万円11,210百万円
営業利益1,059百万円1,000百万円
営業利益率6.6%8.9%
経常利益1,080百万円1,037百万円
親会社株主に帰属する当期純利益734百万円695百万円
連結 業績の見通し(2027年2月期業績予想)の表
出典:北の達人コーポレーション 2026年2月期 決算説明資料 P.32

株主還元

2026年2月期の1株当たり年間配当金は3.50円(前期と同額)、配当性向は70.1%(前期40.4%)だった。株主優待制度は、2026年2月末日現在の株主名簿に記載または記録された1単元(100株)以上を保有する株主が対象で、贈呈時期は2026年8月中旬頃を予定。内容は継続保有期間(1年未満/1年以上)に応じて異なり、当社サイトで使用可能な3,000円分の金券(1枚または2枚)に加え、継続保有1年以上の株主には2026年夏発売予定のソフトピール導入美容液『ヨイピール』を先行贈呈する。金券は税込3,300円以上の「北の快適工房」取扱商品(対象外品あり)に利用できる。

項目当期(2026年2月期)前期(2025年2月期)
1株当たり年間配当金3.50円3.50円
配当性向70.1%40.4%
ROE8.7%16.2%
自己資本比率84.8%85.9%
株主優待制度【株主還元】の内容を示すスライド
出典:北の達人コーポレーション 2026年2月期 決算説明資料 P.37

中期経営計画・トピック

「中期経営計画2028」ではFY2028までの3か年計画で連結売上高235億円・営業利益31億円の達成を目標としている。FY2026時点の各施策の進捗は、既存商品における売上高が達成率99.1%、新商品における売上高が達成率71.9%、LTV向上による売上高が達成率644.5%、新商品発売数が達成率100%(『リフィスト』『コロモ』の2商品)、SALONMOONは想定より販売が進まず達成率88.6%となった。また、中期経営計画には織り込んでいない取り組みとして、2025年12月1日にリバースチェーンコンサルティング株式会社(現 株式会社カラコンダイレクト)の全株式を取得し、達成率100%としている。

※本記事は北の達人コーポレーションが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

Articles

株主優待

記事がありません。

個人投資家・企業様各位

目次