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ユカリア、2025年12月期は全セグメント増収 当期純利益37%増

決算サマリー 2026.08.24
ユカリア、2025年12月期は全セグメント増収 当期純利益37%増

※本記事はユカリアが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社ユカリアの2025年12月期(2025年1月〜12月)連結業績は、売上高24,734百万円(前期比+25%)、営業利益2,365百万円(同+3%)、親会社株主に帰属する当期純利益2,776百万円(同+37%)となった。全セグメントで増収を達成し、期初業績予想に対しても売上高・親会社株主に帰属する当期純利益・ROEがいずれも計画を上回って着地した。EPSは78.07円(前期比+13.67円)だった。

目次

連結業績(2025年12月期 実績)

売上高は前期比+25%の24,734百万円、営業利益は同+3%の2,365百万円、EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却費+利息(売上原価)+リース料(売上原価))は同+7%の3,845百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同+37%の2,776百万円となった。期初業績予想との比較では、売上高が計画比+4%、親会社株主に帰属する当期純利益が計画比+6%となり予想を上回った一方、営業利益は計画比▲19%、EBITDAは計画比▲13%だった。ROEは14.4%(期初予想は2桁%)。

項目2024年12月期実績2025年12月期期初予想2025年12月期実績前期比計画比
売上高19,83323,72124,734+25%+4%
売上総利益8,69110,57110,537+21%+0%
営業利益2,2922,9252,365+3%▲19%
EBITDA3,5994,4433,845+7%▲13%
親会社株主に帰属する当期純利益2,0252,6082,776+37%+6%
ROE14.1%2桁%14.4%

セグメント別の状況(2025年12月期実績)

セグメント別売上高は、医療経営総合支援が7,728百万円(前期比+21%)、シニア関連が8,894百万円(同+30%)、高度管理医療機器が7,456百万円(同+14%)、その他が656百万円(同+941%)となり、全セグメントで増収した。増収要因は、医療経営総合支援では提携医療法人の増加とゼロメディカル等のM&A効果、シニア関連では入居率の改善とメディステップ買収効果、高度管理医療機器では新製品を含むクリアレンズ販売の好調、その他ではデータビジネス等の伸長による。営業利益は、医療経営総合支援がゼロメディカルののれん償却・営業赤字の取り込みと前期のワンタイム収益の反動により前期比▲13%の2,448百万円となった一方、シニア関連は同+72%の529百万円、高度管理医療機器は同+8%の524百万円、その他は239百万円(前期は▲139百万円)と増益した。

セグメント指標2024年12月期2025年12月期前期比
医療経営総合支援売上高6,3647,728+21%
シニア関連売上高6,8678,894+30%
高度管理医療機器売上高6,5397,456+14%
その他売上高63656+941%
医療経営総合支援営業利益2,8032,448▲13%
シニア関連営業利益308529+72%
高度管理医療機器営業利益484524+8%
その他営業利益▲139239
2025年12月期連結業績表
出典:2025年12月期 通期決算及び2026年12月期業績見通し P.16

通期業績予想(2026年12月期)

2026年12月期の連結業績予想は、売上高33,035百万円(前期比+34%)、営業利益2,864百万円(同+21%)、EBITDA4,502百万円(同+17%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,658百万円(同▲40%)。2026年12月期は人材の獲得・アライアンスの構築に向けて引き続き戦略投資を行う年と位置付けられており、2025年12月期に発生したスマートスキャン社の合併に伴う税効果の反動により親会社株主に帰属する当期純利益は減益予想となるが、税引前利益は2025年12月期と同水準を目指すとしている。業績予想には2026年度の診療・介護報酬改定の影響、医療経営総合支援事業におけるワンタイム収益、WAM(独立行政法人福祉医療機構)の新たな支援策、新規M&Aによる影響は織り込んでいない。

項目2025年12月期実績2026年12月期予想前期比
売上高24,73433,035+34%
売上総利益10,73913,509+26%
営業利益2,3652,864+21%
EBITDA3,8454,502+17%
親会社株主に帰属する当期純利益2,7761,658▲40%
2025年12月期セグメント別業績表
出典:2025年12月期 通期決算及び2026年12月期業績見通し P.18
2026年12月期連結業績予想表
出典:2025年12月期 通期決算及び2026年12月期業績見通し P.31

セグメント別業績予想(2026年12月期、新セグメント区分)

2026年12月期より、地域包括ケアシステムの構築推進を目的にセグメント区分を変更し、メディステップ社をシニア関連から医療経営総合支援へ移管した(2025年12月期実績への影響額は売上高+822百万円、営業利益はほぼゼロ)。新区分に基づく2026年12月期業績予想は、医療経営総合支援が売上高14,740百万円(前期比+72%)・営業利益3,315百万円(同+35%)、シニア関連が売上高10,002百万円(同+24%)・営業利益781百万円(同+48%)、高度管理医療機器が売上高7,657百万円(同+3%)・営業利益388百万円(同▲26%、戦略投資による減益)、その他が売上高883百万円(同+35%)・営業利益51百万円(同▲78%、新規事業のトライアル案件を含む戦略投資による減益)となっている。

セグメント指標2025年12月期実績(組替後)2026年12月期予想前期比
医療経営総合支援売上高8,55014,740+72%
シニア関連売上高8,07210,002+24%
高度管理医療機器売上高7,4567,657+3%
その他売上高656883+35%
医療経営総合支援営業利益2,4483,315+35%
シニア関連営業利益529781+48%
高度管理医療機器営業利益524388▲26%
その他営業利益23951▲78%

株主還元

当社は成長基盤を構築する投資フェーズにあると位置づけ、株主還元方針として、①EPS(1株当たり利益)を意識し親会社株主に帰属する当期純利益をKPIに設定、②ユカリアの認知度向上とサービス拡大に向けた株主優待制度の運用、③配当金は投資フェーズに一定の目途が立った際に再設計、の3点を掲げている。株主優待制度は2025年12月末日を初回基準日とし、以降毎年12月末日を基準日として、保有株式数に応じて「スマート脳ドック」の無料招待・優待価格を提供する。

株主還元方針
出典:2025年12月期 通期決算及び2026年12月期業績見通し P.38

M&A・トピック

2025年12月期は13社とのM&A/資本業務提携を公表した。財務面では、2025年12月期末の総資産は65,125百万円、自己資本比率31.5%(2024年12月期末29.9%)となり、高い財務健全性を維持しつつ事業成長に向けた投資を継続した。外部コンサルティングでは大病院・公的病院への支援実績が増加しており、国家公務員共済組合連合会虎の門病院や松戸市立総合医療センター等の大型案件を複数受注した。

※本記事はユカリアが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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