ライフドリンク カンパニー

ライフドリンク カンパニー、2026年3月期は増収増益 自動販売機事業に参入

決算サマリー 2026.08.19
ライフドリンク カンパニー、2026年3月期は増収増益 自動販売機事業に参入

※本記事はライフドリンク カンパニーが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ライフドリンク カンパニーの2026年3月期(通期)は、Oビバレッジや御殿場工場の生産寄与、Nビバレッジのフル生産化により生産数量が前期比13%増加し、売上高は526億円(前期比+18%)となった。物流費・労務費等のコスト増加を売上増加やボトル内製化などのコスト削減でカバーし、営業利益は53億円(前期比+12%)と増益を確保した。一方、ROEは22.6%(前期比▲3.9pt)となった。次期2027年3月期は、新設備3ラインの稼働寄与や自動販売機事業への参入により、増産(+20%)・増収(+37%)・営業増益(+22%)を見込んでいる。

目次

連結業績(当期 実績)

通期の売上高は52,651百万円で前期比+8,113百万円(+18%)の増収。営業利益は5,326百万円(利益率10.1%)で前期比+583百万円(▲0.5pt、+12%)の増益。当期純利益は3,461百万円(利益率6.6%、EPS66.46円)で前期比+68百万円(+2%)。EBITDAは7,532百万円(利益率14.3%)で前期比+972百万円(+15%)。生産数量は前期比+13%増加した。

項目当期(2026年3月期)前期(2025年3月期)増減
売上高52,651百万円44,537百万円+8,113百万円(+18%)
営業利益(利益率)5,326百万円(10.1%)4,742百万円(10.6%)+583百万円(▲0.5pt、+12%)
当期純利益(利益率/EPS)3,461百万円(6.6%/66.46円)3,392百万円(7.6%/64.93円)+68百万円(▲1.0pt、+1.5円、+2%)
EBITDA(利益率)7,532百万円(14.3%)6,560百万円(14.7%)+972百万円(▲0.4pt、+15%)
ROE22.6%-(開示なし)▲3.9pt
2026年3月期通期ハイライト(生産数量・売上高・営業利益・EBITDA・ROE)
出典:2026年3月期決算補足説明資料 P.5

成長投資の進捗(グループ会社・工場別)

2026年3月期の成長投資は予定通り進捗し、群馬ビバレッジとNビバレッジの新ラインが稼働を開始した。2027年3月期以降の利益貢献を見込んでいる。既存工場では岩手工場ライン更新が順調に進捗し、御殿場工場では500ml飲料ライン増設の建屋建設工事が想定通り進捗している。Nビバレッジ・Oビバレッジ・群馬ビバレッジではボトル内製化等が完了し、2026年4月にはスキマデパートより自動販売機事業・飲料卸販売事業を取得、2026年10月にはポッカサッポロより自動販売機事業を取得予定である。

区分中期経営計画(~29年3月期、億円)実績(26年3月期、億円)
既存工場825
御殿場工場6623
Nビバレッジ5939
Oビバレッジ/群馬ビバレッジ8339
LDベンディング
合計290107
成長投資の進捗(既存工場・御殿場工場・子会社/M&A別)
出典:2026年3月期決算補足説明資料 P.12

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期は、3ラインの生産寄与及びコスト改善、並びに自動販売機事業の貢献により、増産(+20%)・増収(+37%)・営業増益(+22%)を目指す。自動販売機事業を除くベースでは売上高610億円・営業利益64.0億円(利益率10.5%)・EBITDA93.0億円(利益率15.2%)を計画しており、自動販売機事業を含めた合計ではそれぞれ720億円・65.0億円(利益率9.0%)・100.0億円(利益率13.9%)となる。なお、営業利益は中東情勢の悪化に伴う原油価格高騰の影響及びそれに対応した製品の価格改定を織り込み済みである。

項目27年3月期予想(自販機除く)27年3月期予想(合計)26年3月期実績増減
生産数量100百万箱100百万箱83百万箱+20%(+17百万箱)
売上高610億円720億円526億円+37%(+193億円)
営業利益(率)64.0億円(10.5%)65.0億円(9.0%)53.2億円(10.1%)+22%(+11.7億円、▲1.1pt)
当期純利益(率)42.0億円(5.8%)34.6億円(6.6%)+21%(+7.3億円、▲0.8pt)
EPS80.94円66.46円+14.48円
EBITDA(率)93.0億円(15.2%)100.0億円(13.9%)75.3億円(14.3%)+33%(+24.6億円、▲0.4pt)
設備投資額125億円107億円+17%(+18億円)
配当額/株15.0円14.0円+1.0円
2027年3月期業績予想(生産数量・売上高・営業利益・EBITDA・配当額/株)
出典:2026年3月期決算補足説明資料 P.19

財政状態

2026年3月期末の資産合計は47,063百万円(前期末比+13,856百万円)。群馬ビバレッジやNビバレッジの設備投資等により固定資産が前期末比+10,482百万円増加した。設備投資資金を借入で賄ったことにより有利子負債は22,920百万円(+10,519百万円)に増加し、純有利子負債/EBITDA倍率は2.5倍(前期1.4倍)となった。

項目2026年3月期末2025年3月期末増減
資産合計47,063百万円33,207百万円+13,856百万円
負債合計30,614百万円18,976百万円+11,637百万円
純資産16,449百万円14,230百万円+2,218百万円
有利子負債22,920百万円12,401百万円+10,519百万円
現預金3,561百万円3,014百万円+547百万円
純有利子負債/EBITDA倍率2.5倍1.4倍+1.1pt

株主還元

27年3月期の配当額は1株当たり15.0円を予想しており、26年3月期実績の14.0円から+1.0円の増配を見込んでいる。

中期経営計画/トピック

中期経営計画では、2029年3月期の生産数量125百万箱(25年3月期比+51百万箱)を目指す。2026年3月期には自動販売機事業へ参入し、2030年3月期に自動販売機事業の営業利益10億円を目標としている。また、緑茶飲料の原料茶葉の安定調達を目的にLDアグリ株式会社を設立し、鹿児島県知覧エリアの荒茶工場を取得して荒茶加工及びほ場(茶畑)の運営を開始した。

中期経営計画:生産数量の推移(18/3期〜29/3期)
出典:2026年3月期決算補足説明資料 P.29

※本記事はライフドリンク カンパニーが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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