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ユナイテッド、2026年3月期は最終赤字1,559百万円 2027年3月期は黒字転換を計画

決算サマリー 2026.08.24
ユナイテッド、2026年3月期は最終赤字1,559百万円 2027年3月期は黒字転換を計画

※本記事はユナイテッドが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ユナイテッドは2026年5月11日、2026年3月期通期の決算説明資料を公表した。㈱ブリューアスのIT教育事業およびフォッグ㈱の計画乖離により、連結売上高は8,863百万円、営業損失1,221百万円、経常損失1,268百万円、親会社株主に帰属する当期純損失1,559百万円となり、いずれも通期の業績予想を下回って着地した。前期は増収増益だったが、当期は営業損益から純損益まで赤字に転じた。2027年3月期は連結全体での黒字転換を計画している。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

通期の業績予想(売上高10,000百万円、営業損失1,200百万円、経常損失1,250百万円、親会社株主に帰属する当期純損失1,400百万円)に対し、実績は売上高が予想比11%減の8,863百万円、営業損失は1,221百万円、経常損失は1,268百万円、親会社株主に帰属する当期純損失は1,559百万円となった。前期(2025年3月期)は売上高12,035百万円、営業利益2,646百万円、経常利益2,577百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,480百万円であり、前期比で減収かつ損益は黒字から赤字に転じた。なお、㈱ブリューアス(うちIT教育事業のみ)とフォッグ㈱の計画乖離の影響を除いた場合、売上高は業績予想を上回り、営業損失は縮小したとしている。

項目2026年3月期(当期)2025年3月期(前期)前期比
売上高8,86312,035△26.4%
売上総利益2,9946,204△51.7%
販売費及び一般管理費4,2163,557+18.5%
営業利益又は営業損失(△)△1,2212,646
経常利益又は経常損失(△)△1,2682,577
親会社株主に帰属する当期純利益又は当期純損失(△)△1,5591,480
2026年3月期通期連結業績ハイライト
出典:2026年3月期 通期決算説明資料 P.3

事業セグメント別の状況

事業セグメント別の実績は、投資事業が保有有価証券の売却やLP出資益の計上により業績予想を上回り、売上高399百万円・営業損失186百万円となった。教育事業は㈱ベストコが生徒数・教室数の拡大により予想を上回った一方、㈱ブリューアスのIT教育事業における企業研修案件の獲得が計画から乖離し、セグメント全体では売上高3,689百万円・営業損失164百万円となった。人材マッチング事業は、ユナイテッド・リクルートメント㈱の人材紹介事業が計画から乖離し売上高は予想をわずかに下回ったものの販管費が計画を下回り、セグメント全体で売上高796百万円・営業損失39百万円となった。アドテク・コンテンツ事業は、㈱フォッグがオンラインくじの大型案件失注により業績予想を下回った一方、ユナイテッドマーケティングテクノロジーズ㈱のアドテク事業は取扱高拡大により予想を上回り、セグメント全体で売上高3,997百万円・営業利益132百万円となった。

セグメント指標2026年3月期 業績予想2026年3月期 実績
投資事業売上高50399
投資事業営業利益△400△186
教育事業売上高4,0003,689
教育事業営業利益0△164
人材マッチング事業売上高800796
人材マッチング事業営業利益△80△39
アドテク・コンテンツ事業売上高5,1503,997
アドテク・コンテンツ事業営業利益360132
2026年3月期事業セグメント別ハイライト
出典:2026年3月期 通期決算説明資料 P.5

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期の連結業績予想は、売上高7,800~8,200百万円、営業利益0~200百万円、経常利益0~100百万円、親会社株主に帰属する当期純利益0~50百万円としており、営業利益・経常利益・当期純利益はいずれも黒字転換を計画している。前期に㈱ブリューアスのIT教育事業を事業譲渡し、フォッグ㈱が2027年3月期より持分法適用関連会社となり連結外となったことから、売上高は前期比で減収の見通しとしている。これらの影響を除いた場合、売上高は前期比+15%~21%の増収、営業利益は前期比+875~1,075百万円の見通しとしている。

項目2027年3月期 業績予想2026年3月期(実績)前期比
売上高7,800~8,2008,863△12%~△7%
営業利益0~200△1,221黒字転換
経常利益0~100△1,268黒字転換
親会社株主に帰属する当期純利益0~50△1,559黒字転換
2027年3月期連結業績予想
出典:2026年3月期 通期決算説明資料 P.14

株主還元

配当方針は「DOE5%または連結配当性向50%のいずれか大きい金額」。2026年3月期の配当は中間・期末とも1株当たり11.5円(DOE5%)で、年間合計23.0円と予想通りの実績となった(前期は中間・期末とも特別配当12.5円を含め24.0円、年間合計48.0円、DOE9%、配当性向127%)。2027年3月期の配当予想は年間22円(DOE5%)で、前期比1円減の見込み。想定利益水準が低いため、配当性向は1,647%となる見通し。

項目2025年3月期(実績)2026年3月期(実績)2027年3月期(予想)
1株当たり配当金(年間)48.0円23.0円22円
DOE(年間)9%5%5%
配当性向(年間)127%1,647%
2026年3月期期末配当
出典:2026年3月期 通期決算説明資料 P.10

事業ポートフォリオ・トピック

2027年3月期に向けては、連結全体の収益の柱として成長を牽引する事業を「中核事業」(ユナイテッドマーケティングテクノロジーズ㈱、㈱ベストコ、投資事業本部)、それ以外を次なる中核事業への成長を目指す「育成中事業」(ユナイテッド・リクルートメント㈱、㈱リベイス、㈱ブリューアス、㈱インターナショナルスポーツマーケティング)に位置付けた。フォッグ㈱は2027年3月期より連結子会社から持分法適用関連会社へ異動する。投資事業では、2026年3月末時点で保有する未上場株式は148社、時価評価額は92億円(うち含み益約37億円)。貸借対照表計上額は、上場株式が約15億円、未上場株式が約55億円、LP出資先(49本)が約19億円としている。

※本記事はユナイテッドが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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