※本記事はインフォマートが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
インフォマートの2025年12月期(通期)連結業績は、売上高18,817百万円(前年同期比+20.4%)、営業利益2,863百万円(同+138.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,922百万円(同+193.3%)となった。データセンター費用の低減により売上原価が減少し、利益率が改善した。2026年12月期は売上高21,348百万円(前期比+13.5%)、営業利益5,000百万円(同+74.6%)を計画しており、増収増益基調が続く見通しである。
連結業績(2025年12月期 実績)
2025年12月期の売上高は18,817百万円(前年同期比+20.4%)、売上総利益は13,758百万円(同+42.5%、売上高総利益率73.1%)となった。販売費及び一般管理費は10,895百万円(同+28.9%)に増加したものの、売上原価(データセンター費用)の低減により営業利益は2,863百万円(同+138.6%、売上高営業利益率15.2%)、経常利益は2,836百万円(同+262.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,922百万円(同+193.3%)となった。
| 項目 | 2025年12月期 | 2024年12月期 | 前年同期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 18,817百万円 | 15,630百万円 | +20.4% |
| 売上総利益 | 13,758百万円 | 9,653百万円 | +42.5% |
| 売上高総利益率 | 73.1% | 61.8% | +11.3pt |
| 販売費及び一般管理費 | 10,895百万円 | 8,452百万円 | +28.9% |
| 営業利益 | 2,863百万円 | 1,200百万円 | +138.6% |
| 売上高営業利益率 | 15.2% | 7.7% | +7.5pt |
| 経常利益 | 2,836百万円 | 1,187百万円 | +262.3% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,922百万円 | 655百万円 | +193.3% |

セグメント別(事業別)の状況
BtoB-PF FOOD事業は、「BtoBプラットフォーム 受発注」の外食チェーン及びホテル旅館業態等における新規利用の増加と2024年8月の料金改定により売上高が増加した。BtoB-PF ES事業は、「BtoBプラットフォーム 請求書」がインボイス制度開始後も大手企業を中心に新規利用が増加したほか、「BtoBプラットフォーム TRADE」も見積から請求までのデジタル化ニーズの高まりで拡大した。FOOD事業の利益拡大とES事業の黒字化により、両事業ともに営業利益が増加した。利用企業数は125万社(国内企業数の約34%)に達した。
| セグメント | 指標 | 2025年12月期実績 | 前年同期比 |
|---|---|---|---|
| BtoB-PF FOOD | 売上高 | 11,930百万円 | +19.9% |
| BtoB-PF FOOD | 営業利益 | 2,757百万円 | +41.8% |
| BtoB-PF ES | 売上高 | 6,886百万円 | +21.2% |
| BtoB-PF ES | 営業利益 | 106百万円 | – |

通期業績予想(2026年12月期)
2026年12月期の連結業績予想は、売上高21,348百万円(前期比+13.5%)、売上総利益16,075百万円(同+16.8%、売上高総利益率75.3%)、営業利益5,000百万円(同+74.6%、売上高営業利益率23.4%)、経常利益4,835百万円(同+70.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益3,097百万円(同+61.1%)を見込む。売上高の増加が売上原価・販管費の増加を吸収し、大幅増益となる見通しである。
| 項目 | 2026年12月期予想 | 2025年12月期(実績) | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 21,348百万円 | 18,817百万円 | +13.5% |
| 売上総利益 | 16,075百万円 | 13,758百万円 | +16.8% |
| 売上高総利益率 | 75.3% | 73.1% | +2.2pt |
| 販売費及び一般管理費 | 11,075百万円 | 10,895百万円 | +1.7% |
| 営業利益 | 5,000百万円 | 2,863百万円 | +74.6% |
| 売上高営業利益率 | 23.4% | 15.2% | +8.2pt |
| 経常利益 | 4,835百万円 | 2,836百万円 | +70.5% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 3,097百万円 | 1,922百万円 | +61.1% |

株主還元
配当については、個別業績に基づく基本配当性向50%を基本方針としている。2025年12月期の配当は中間2.23円・期末3.21円の合計5.44円(前期は中間0.77円・期末0.97円の合計1.74円)となった。2026年12月期は中間3.29円・期末3.29円の合計6.58円を予想している。
| 区分 | 2024年12月期 | 2025年12月期 | 2026年12月期(予想) |
|---|---|---|---|
| 中間配当 | 0.77円 | 2.23円 | 3.29円 |
| 期末配当 | 0.97円 | 3.21円 | 3.29円 |
| 合計 | 1.74円 | 5.44円 | 6.58円 |

投資提携・中期経営方針
当期は、株式会社invoxとの業務提携及び同社株式の追加取得(持分法適用関連会社化)を実施し、AI技術を活用した新総合請求書サービスの開発を進める。また、第一生命ホールディングスとの資本業務提携を締結し、新株式の発行及び自己株式の処分により第一生命ホールディングスが同社の15%株主となる。これにより約174億円を調達し、企業への出資・買収(109億円)、システム開発費用及び提携強化に係る費用(45億円)、金融機関からの借入金返済費用(20億円)に充当する。中期経営方針では、本業(BtoBプラットフォーム)の強化と増収増益基調の継続・高収益性への回帰を掲げ、2026年度の業績目標として売上高200億円、営業利益50億円、売上高営業利益率25%を掲げている。
※本記事はインフォマートが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。