※本記事はアドウェイズが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
アドウェイズは2025年12月期(2025年1月〜12月)の連結業績を発表した。取扱高は前期比6.1%減の513億2百万円、売上高は同3.7%減の122億19百万円となったが、営業利益は同78.6%増の2億97百万円、経常利益は同20.5%増の6億7百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は2億52百万円(前期は4億73百万円の赤字)となった。2025年12月12日開示の業績予想に対しては、取扱高が達成率99.4%だった一方、売上高・営業利益・経常利益・当期純利益はいずれも予想を上回る結果となった。
連結業績(2025年12月期 実績)
2025年12月12日に開示した業績予想に対しては、取扱高が達成率99.4%とほぼ計画どおりとなった一方、UNICORNにおいて想定を上回るブランド広告の受注があったことから売上高は達成率101.8%と予想を上回った。増収に伴う売上総利益の増加により、営業利益は達成率198.2%、経常利益は達成率134.9%、親会社株主に帰属する当期純利益は達成率136.7%と、いずれも業績予想を大きく上回った。
| 項目 | 業績予想(2025年12月12日開示) | 実績 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 取扱高(参考値) | 51,600 | 51,302 | 99.4% |
| 売上高 | 12,000 | 12,219 | 101.8% |
| 営業利益 | 150 | 297 | 198.2% |
| 経常利益 | 450 | 607 | 134.9% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 185 | 252 | 136.7% |

2024年12月期との比較では、取扱高は前期比6.1%減の513億2百万円、売上高は同3.7%減の122億19百万円となった一方、販管費を同3.8%減の98億円に抑制した結果、営業利益は同78.6%増の2億97百万円、経常利益は同20.5%増の6億7百万円となった。親会社株主に帰属する当期純利益は2億52百万円で、前期の4億73百万円の赤字から黒字となった。
| 項目 | 2025年12月期実績 | 2024年12月期実績 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 取扱高 | 51,302 | 54,615 | ▲6.1% |
| 売上高 | 12,219 | 12,684 | ▲3.7% |
| 売上総利益 | 10,097 | 10,351 | ▲2.4% |
| 販管費 | 9,800 | 10,184 | ▲3.8% |
| 営業利益 | 297 | 166 | +78.6% |
| 経常利益 | 607 | 503 | +20.5% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 252 | ▲473 | ─ |
セグメント別(事業別)の状況
エージェンシー事業(国内)は、大手クライアント3社における方針変更等の影響で取扱高が前期比18.1%減の184億41百万円となった。新規案件の受注は増加したものの、減少分を補うには至らなかった。エージェンシー事業(海外)は、台湾でのアプリ広告が好調に推移したほか、LINEやアプリストアでの検索連動型広告の販売が伸長し、取扱高は前期比8.7%増の79億20百万円となった。アドプラットフォーム事業は、UNICORNがブランドのジャンルおよびアプリの各ジャンルも大幅に伸長した一方、アフィリエイト広告は金融ジャンルにおける主要クライアントの予算抑制・方針変更等により、取扱高は前期比0.6%減の224億41百万円となった。
| セグメント | 取扱高(2025年12月期) | 前期比増減額 | 前期比増減率 |
|---|---|---|---|
| エージェンシー事業(国内) | 18,441 | ▲4,083 | ▲18.1% |
| エージェンシー事業(海外) | 7,920 | +634 | +8.7% |
| アドプラットフォーム事業 | 22,441 | ▲132 | ▲0.6% |

通期業績予想(2026年12月期)
2026年12月期の連結業績予想は、取扱高480億円、売上高114億円、営業利益6億円、経常利益8億4百万円、親会社株主に帰属する当期純利益5億30百万円としている。取扱高・売上高は前期比でそれぞれ6.4%減、6.7%減を見込む一方、営業利益は同101.9%増、経常利益は同32.4%増、当期純利益は同109.6%増と増益を見込む。なお、当社は2025年12月16日、連結子会社である愛徳威広告(上海)有限公司およびADWAYS ASIA HOLDINGS LIMITEDの株式を売れるネット広告社グループ株式会社へ譲渡する基本合意書を締結しており、2026年12月期の業績予想はこの株式譲渡の影響を織り込んで策定されている。譲渡の実行は2026年4月を予定し、当該子会社は2026年12月期第2四半期以降、連結子会社から除外される見込みである。
| 項目 | 2026年12月期予想 | 2025年12月期実績 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 取扱高(参考値) | 48,000 | 51,302 | ▲6.4% |
| 売上高 | 11,400 | 12,219 | ▲6.7% |
| 営業利益 | 600 | 297 | +101.9% |
| 経常利益 | 804 | 607 | +32.4% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 530 | 252 | +109.6% |

株主還元
株主配当については、2025年12月期から2027年12月期までの3ヶ年、事業の成長および資本効率の改善等による中長期的な企業価値向上に努めつつ、継続的かつ安定的な配当を実施する方針とし、原則としてDOE(株主資本配当率)2%以上を目安として実施するとしている。2025年12月期の期末配当は1株当たり6円42銭とし、2025年2月10日開示の配当予想(1株当たり6円35銭)から7銭の増配となった。また、2025年11月6日公表の「株主優待制度の新設に関するお知らせ」に基づき、2025年12月末日を初回基準日として株主優待制度を新設し、保有株式数に応じて「オールドルーキーカフェ」「オールドルーキーサウナ」等の利用特典を進呈する。

トピックス
当社は2025年12月12日、東京証券取引所より東証スタンダード市場への市場区分変更の承認を受け、2025年12月19日付でプライム市場からスタンダード市場へ移行した。プライム市場の上場維持基準のうち流通株式時価総額の基準に適合していないことによるもので、改善に努めるとともにスタンダード市場への区分変更を検討し対応を進めてきたとしている。また、2025年12月16日には、連結子会社である愛徳威広告(上海)有限公司およびADWAYS ASIA HOLDINGS LIMITED(いずれも広告事業を展開)の全株式を売れるネット広告社グループ株式会社へ譲渡することについて基本合意書を締結した。株式譲渡契約は本資料開示時点で未締結であり諸条件は協議中としているが、実行は2026年4月を予定し、当該子会社は2026年12月期第2四半期以降、連結子会社から除外される見込みである。なお、中国における「EC事業」は譲渡対象外であり、当社グループが引き続き継続する。
※本記事はアドウェイズが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。