※本記事はAiロボティクスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
Aiロボティクス株式会社の2026年3月期(通期)は、売上が2倍成長を達成し、計画を上回って着地した。売上高は前期比+106.7%の29,359百万円で、通期計画28,000百万円に対し104.9%の達成率。売上構造転換を1年前倒しで実施した結果、営業利益は38億円で着地した(前期比+53.3%、通期計画4,800百万円に対し79.2%)。2027年3月期業績予想は売上560~600億円、営業利益75~100億円としており、BJC子会社化及び売上構造転換により、時価総額1兆円計画の達成確度が向上したとしている。
連結業績(2026年3月期 実績)
売上高は前期比約2倍の29,359百万円、売上総利益は前期比+93.3%の21,537百万円となった。営業利益は3,802百万円(前期比+53.3%)で、営業利益率は17.5%から13.0%へ低下した。経常利益は3,780百万円(+56.0%)、当期純利益は2,654百万円(+55.9%)。定期会員数は174,920名(前期比+37,601名)で通期計画172,000名に対し101.7%の達成率となった。
| 項目 | 2026年3月期(実績) | 2025年3月期(実績) | 前期比 | 通期計画 | 達成率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 29,359百万円 | 14,206百万円 | +106.7% | 28,000百万円 | 104.9% |
| 売上総利益 | 21,537百万円 | 11,142百万円 | +93.3% | - | - |
| 営業利益 | 3,802百万円 | 2,480百万円 | +53.3% | 4,800百万円 | 79.2% |
| 営業利益率 | 13.0% | 17.5% | - | 17.1% | - |
| 経常利益 | 3,780百万円 | 2,422百万円 | +56.0% | 4,775百万円 | 79.2% |
| 当期純利益 | 2,654百万円 | 1,703百万円 | +55.9% | 3,330百万円 | 79.7% |
販路別の状況(売上構成比)
店頭卸販売の拡大施策により、卸売上は前年比約6.2倍と大幅に成長した。結果、卸比率は前期の11.3%から34.0%へ上昇し、売上構成比は自社ECが61.4%から48.4%へ、ECモールが27.3%から17.6%へそれぞれ低下した。
| 区分 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|
| 自社EC | 61.4% | 48.4% |
| ECモール | 27.3% | 17.6% |
| 店頭卸 | 11.3% | 34.0% |

通期業績予想(2027年3月期)
2027年3月期は、上振れ余地を残した保守的前提のもと、売上高56,000~60,000百万円(前期比+90.7%~+104.4%)、営業利益7,500~10,000百万円(同+97.2%~+163.0%)を予想する。1Qは店頭卸への構造転換に向けた戦略的投資を継続し、赤字での着地を予定している。なお、営業利益は仮にM&Aに伴うのれん等償却費を1,500百万円としたときの暫定的な数値。
| 項目 | 2027年3月期(予想) | 2026年3月期(実績) | 前年同期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 56,000~60,000百万円 | 29,359百万円 | +90.7%~+104.4% |
| 営業利益 | 7,500~10,000百万円 | 3,802百万円 | +97.2%~+163.0% |
| 調整後EBITDA | 9,500~12,000百万円 | 3,850百万円 | +146.7%~+211.7% |
| 調整後当期純利益 | 5,900~7,400百万円 | 2,654百万円 | +122.2%~+178.7% |

M&A・成長戦略
2026年4月1日付でBJC株式を取得価額25,778百万円で子会社化し、2027年3月期より連結を開始する。BJCの2025年10月期実績は売上高10,886百万円、営業利益(のれん償却前)3,071百万円。2027年3月期業績予想(当社連結に期間を合わせた、シナジーを加味しない保守的な試算)は売上高15,000百万円、営業利益(のれん償却前)4,360百万円、営業利益(のれん償却後)約3,000百万円としている。あわせて、独自開発の接客ヒューマノイドについて、販売現場での実装に向けた実証実験を開始した。
| 項目 | 2025年10月期(実績) | 2027年3月期(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 10,886百万円 | 15,000百万円 |
| 営業利益(のれん償却前) | 3,071百万円 | 4,360百万円 |
| 営業利益(のれん償却後) | ー | 約3,000百万円 |
成長戦略(時価総額1兆円計画)
2029年3月期に売上高2,200億円、営業利益400億円、当期純利益280億円、PER約35倍を達成し、時価総額約1兆円を目指す成長戦略を掲げている(既存ブランドの拡大、新規ブランドの創出、M&Aを成長の基軸とする)。

トピックス
Yunthの新商品「Pure Mask」シリーズは、取扱店舗のPOSデータで集計期間対比345%の売上を達成するなど初動から高需要で推移した。ヘアケアブランド「Straine」は髪質別の新ラインを発売し、BJC主力ブランド「Lashaddict」は新CMにtimelesz寺西拓人さんを起用(2026年5月16日放映開始)。また、独自開発の接客ヒューマノイドは、家電量販店・化粧品販売店やサロンでの実証実験を開始し、2027年の収益化フェーズ、2028年のスケールフェーズを目指すとしている。

株主還元
100株以上を6か月以上保有する株主に対し、年2回、株主優待品を進呈する。2026年3月基準日分は「生VC美白美容液」「生VAダーマ美容液」「生AZ美容液」をセットにした自社商品(約13,000円相当・税込)を贈呈予定。
※本記事はAiロボティクスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。