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メディネット、2025年9月期は売上高105.4%増 営業損失は1,445百万円に拡大

決算サマリー 2026.08.23
メディネット、2025年9月期は売上高105.4%増 営業損失は1,445百万円に拡大

※本記事はメディネットが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社メディネットの2025年9月期は、CDMO事業の受託拡大などにより売上高が810百万円(前年同期比105.4%)となった。一方で原価率の上昇や販売費及び一般管理費の増加により、営業損失は1,445百万円(前年同期は1,384百万円)に拡大し、当期純損失は1,362百万円(前年同期は1,276百万円)となった。2026年9月期は売上高943百万円(前年同期比116.4%)を予想する一方、営業損失は1,454百万円への拡大を見込む。

目次

業績(2025年9月期 実績)

売上高は、免疫細胞及びS-DSC®の細胞加工件数が当初予想水準を下回った一方、ティーセルヌーヴォーから受託した技術移転に係る一時金の発生によりCDMO事業の売上が増加(前年同期比115.6%)し、810百万円(前年同期比105.4%)となった。営業損失は、原価率の上昇に加え、販売費及び一般管理費が1,555百万円(前年同期比103.9%)となったことにより1,445百万円(前年同期は1,384百万円)となった。経常損失は、投資事業組合運用益41百万円、受取利息16百万円、貸倒引当金戻入額37百万円等により1,339百万円(前年同期は1,261百万円)となった。

項目当期前期増減
売上高810百万円768百万円41百万円(105.4%)
営業損失(△)△1,445百万円△1,384百万円△60百万円
経常損失(△)△1,339百万円△1,261百万円△78百万円
当期純損失(△)△1,362百万円△1,276百万円△85百万円
項目当期前期増減
売上総利益109百万円112百万円△2百万円(97.4%)
売上総利益率13.5%14.7%
販売費及び一般管理費1,555百万円1,497百万円57百万円(103.9%)
研究開発費452百万円452百万円0百万円(99.9%)
販売費221百万円174百万円47百万円(127.3%)
一般管理費880百万円870百万円10百万円(101.2%)

セグメント別(事業別)の状況

細胞加工業のうち特定細胞加工物製造業は、免疫細胞について第4四半期の取引先医療機関の患者数低下により細胞加工件数が予想水準を下回り、S-DSC®も前年同期に計上した技術移転一時金が発生しなかったことなどから売上高555百万円(前年同期608百万円)となった。CDMO事業はティーセルヌーヴォーからの技術移転一時金の発生により174百万円(前年同期100百万円)、バリューチェーン事業は台湾Medigen社からのロイヤリティ収入や医療機器販売等の計上により80百万円(前年同期59百万円)となった。細胞加工業全体のセグメント損失はプロモーション費用の増加や新規細胞加工の受託体制整備に係る先行投資等により474百万円(前年同期373百万円)となった。再生医療等製品事業は、製造販売承認を取得した製品がなく少額のライセンス収入のみで、セグメント損失は膝軟骨損傷治療用のMDNT-01の開発等の取り組みにより407百万円(前年同期434百万円)となった。なお、特定細胞加工物(免疫細胞)の製造件数は2025年9月30日現在で累計約20万件、25年以上にわたり重大事故0件の実績を持つ。

セグメント指標当期前期
特定細胞加工物製造業売上高555百万円608百万円
CDMO事業売上高174百万円100百万円
バリューチェーン事業売上高80百万円59百万円
細胞加工業セグメント損失(△)△474百万円△373百万円
再生医療等製品事業セグメント損失(△)△407百万円△434百万円
細胞加工業の売上高・セグメント損失の推移
出典:2025年9月期 通期 決算説明資料 P.6
再生医療等製品事業の売上高・セグメント損失の推移
出典:2025年9月期 通期 決算説明資料 P.7

パイプラインの進捗

膝軟骨損傷治療に用いる自家細胞培養軟骨MDNT-01(NeoCart®)は、Ocugen社が開発を子会社OrthoCellix社に移管し、米国第Ⅲ相試験の準備を進めているほか、国内では第Ⅱ/Ⅲ相試験デザインについてPMDA対面助言に基づき国内開発方針を決定した。ヒト(同種)骨髄由来間葉系間質細胞Stempeucel®は、Stempeutics Research Pvt. Ltd.とのオプションライセンス契約に基づき、オプション権行使判断に向けてインドでの承認申請資料の活用可否及び国内試験デザインについてPMDAと協議中で、2026年9月期中の治験届提出を目指す。

再生医療等製品の製品開発の進捗
出典:2025年9月期 通期 決算説明資料 P.19

通期業績予想(2026年9月期)

2026年9月期の業績予想は、売上高943百万円(前年同期比116.4%)、売上総利益202百万円(同184.3%)、営業損失1,454百万円、経常損失1,449百万円、当期純損失1,453百万円としている。セグメント別では、細胞加工業の売上高943百万円・セグメント損失403百万円、再生医療等製品事業の売上高0百万円・セグメント損失502百万円、全社経費547百万円を見込む。

項目予想前期(実績)
売上高943百万円810百万円
細胞加工業943百万円810百万円
再生医療等製品事業0百万円0百万円
売上総利益202百万円109百万円
売上総利益率21.4%13.5%
販売費及び一般管理費1,656百万円1,555百万円
営業損失(△)△1,454百万円△1,445百万円
経常損失(△)△1,449百万円△1,339百万円
当期純損失(△)△1,453百万円△1,362百万円
2026年9月期の業績予想
出典:2025年9月期 通期 決算説明資料 P.28

株主還元

本資料には配当や自己株式取得など株主還元に関する方針の記載はない。

※本記事はメディネットが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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