※本記事はグリーンモンスターが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
グリーンモンスターの2026年6月期通期連結業績は、売上高1,921百万円(前期比4.3%減)、営業損失276百万円(前期は営業利益123百万円)となった。M&Aで取り込んだ子会社の寄与により資産形成支援事業は前期比63.3%増収と成長を牽引したが、主力の体験型投資学習事業は前期比22.9%減収となり、全体の損益は営業損失に転落した。27/6期は資産形成支援事業を中心に24.2%の増収を計画する一方、成長投資の積極化により営業損失は拡大する見通しである。
連結業績(26/6期 実績)
26/6期通期の売上高は1,921百万円(前期比4.3%減)、売上総利益は570百万円(同19.7%減)となった。営業損益は276百万円の損失(前期は123百万円の利益)、経常損益も273百万円の損失(同125百万円の利益)となり、親会社株主に帰属する当期純損益は375百万円の損失(前期は32百万円の利益)となった。
| 項目 | 26/6期通期(実績) | 25/6期通期(前期) | 増減率(YoY) |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1,921百万円 | 2,006百万円 | △4.3% |
| ┗ 体験型投資学習事業 | 1,213百万円 | 1,573百万円 | △22.9% |
| ┗ 資産形成支援事業 | 707百万円 | 433百万円 | +63.3% |
| 売上総利益 | 570百万円 | 709百万円 | △19.7% |
| EBITDA | △210百万円 | 173百万円 | – |
| 営業利益(損失) | △276百万円 | 123百万円 | – |
| 経常利益(損失) | △273百万円 | 125百万円 | – |
| 親会社株主に帰属する当期純利益(損失) | △375百万円 | 32百万円 | – |

セグメント別の状況
資産形成支援事業は、Financial Free College社(26年2月グループイン)の連結取り込みなどにより売上高707百万円(前期比63.3%増)となり、全体売上高に占める割合は36.8%まで拡大した。一方、体験型投資学習事業は株たすが過去最高売上を更新したものの、FXなびの抑制が響き、売上高1,213百万円(前期比22.9%減)となった。
| セグメント | 26/6期実績 売上高 | 25/6期実績 売上高 | 増減率(YoY) |
|---|---|---|---|
| 体験型投資学習事業 | 1,213百万円 | 1,573百万円 | △22.9% |
| 資産形成支援事業 | 707百万円 | 433百万円 | +63.3% |
| 合計 | 1,921百万円 | 2,006百万円 | △4.3% |

通期業績予想(27/6期計画)
27/6期は、M&A戦略による資産形成支援事業が牽引し、売上高は2,386百万円(前期比24.2%増)を見込む。一方、営業利益については成長に向けた先行投資を積極化することから、営業損失343百万円(前期は276百万円の損失)と損失が拡大する見通しである。
| 項目 | 27/6期通期計画 | 26/6期通期(実績) | 増減率(YoY) |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 2,386百万円 | 1,921百万円 | +24.2% |
| ┗ 体験型投資学習事業 | 1,097百万円 | 1,213百万円 | △9.6% |
| ┗ 資産形成支援事業 | 1,288百万円 | 707百万円 | +82.2% |
| 売上総利益 | 972百万円 | 570百万円 | +70.5% |
| EBITDA | △271百万円 | △210百万円 | – |
| 営業利益(損失) | △343百万円 | △276百万円 | – |
| 経常利益(損失) | △348百万円 | △273百万円 | – |
| 親会社株主に帰属する当期純利益(損失) | △413百万円 | △375百万円 | – |

株主還元
27/6期の株主還元方針について、中長期的な企業価値向上が株主価値の最大化に繋がるとの考えから、成長投資を優先する観点で無配を予定している。
トピックス
26/6期は、資産形成支援事業でM&Aにより累計3社(ファイナンシャルインテリジェンス社、FPコンサルティング社、Financial Free College社)をグループに取り込み、契約者数・受注高などKPIベースでの管理体制を整備するなど、グループとしてのM&A実行ノウハウが蓄積された1年となった。体験型投資学習事業では、株たすが過去最高売上を更新し、実践型金融プログラム「株プレ」に関する投資支援システムの特許を取得した一方、FXなびは広告市場の変化など外部環境の変化もあり苦戦が続いた。また、AI・ブロックチェーン投資や香港拠点の構築・運営、次世代金融教育事業への投資などを目的とした資金調達を実施した。

※本記事はグリーンモンスターが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。