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株式会社シンカ、2025年12月期は増収減益 2026年12月期は一時的赤字を予定

決算サマリー 2026.08.22
株式会社シンカ、2025年12月期は増収減益 2026年12月期は一時的赤字を予定

※本記事はシンカが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社シンカ(証券コード:149A)は2025年12月期の通期決算を発表した。積極的な成長投資を継続した結果、売上高は1,464百万円(前年同期比+18.8%)、売上総利益は1,199百万円(同+18.1%)と増収を確保した一方、営業利益は60百万円(同△23.0%)となり増収減益となった。当期純利益は42百万円(同+167.2%)と大きく増加した。主要KPIも拠点数・顧客数・ARR・ARPA・ARPUのいずれも前年同期比で増加し、事業は順調に拡大している。

目次

業績(2025年12月期 実績)

2025年12月期の通期実績は、顧客獲得効率の改善により売上高・売上総利益がともに前年比+18%台の成長となった。一方、営業利益は成長投資に伴う費用計上により前年同期比△23.0%の減益となった。当期純利益は税金費用が想定を下回ったことなどから前年同期比+167.2%の42百万円となった。

項目当期(2025年12月期)前期(2024年12月期)増減
売上高1,464百万円1,232百万円+18.8%
売上総利益1,199百万円1,015百万円+18.1%
営業利益60百万円78百万円△23.0%
営業利益率4.1%6.3%△2.2pt
当期純利益42百万円16百万円+167.2%
2025年12月期通期の業績推移表
出典:2025年12月期 通期決算説明資料 P.23

主要KPIの状況

顧客基盤の拡大とアップセルの進展により、主要KPIはいずれも成長を継続した。アクティブユーザー拠点数は6,202拠点(前年同期比+9.8%)、顧客数は3,182社(同+10.1%)、拠点あたり単価を示すARPAは19,557円(同+11.7%)、顧客単価ARPUは38,119円(同+11.4%)となった。ストック収益であるARRは1,455百万円(同+22.7%)に達した。

指標当期(2025年12月期)前期(2024年12月期)前年同期比
ARR1,455百万円1,186百万円+22.7%
ARPA19,557円17,503円+11.7%
ARPU38,119円34,218円+11.4%
顧客数3,182社2,889社+10.1%
アクティブユーザー拠点数6,202拠点5,648拠点+9.8%
導入企業数・拠点数の推移(2023〜2025年12月末)
出典:2025年12月期 通期決算説明資料 P.53

通期業績予想(2026年12月期)

会社は2026年12月期を「非連続な成長への転換点」と位置づけ、大胆な成長投資を計画する。売上高は上場後で最も高い26.9%の成長となる1,858百万円を計画する一方、成長投資額は前年比+174.1%の984百万円に達する見込みで、営業利益は△579百万円、当期純利益は△546百万円と、いずれも一時的な赤字を予定する。成長投資を優先するため配当は無配を計画する。

項目予想(2026年12月期)前期実績(2025年12月期)
売上高1,858百万円(+26.9%)1,464百万円
売上総利益1,466百万円(+22.3%)1,199百万円
営業利益△579百万円60百万円
当期純利益△546百万円42百万円
配当0円(無配)
2026年12月期業績予想
出典:2025年12月期 通期決算説明資料 P.18

成長投資の内訳(2026年12月期計画)

2026年12月期の成長投資984百万円の内訳は、AI投資3.50億円、営業人材投資2.00億円、その他人材投資1.50億円、広告宣伝費1.00億円、カイクラ研究開発費1.85億円である。投資資金は上場時のキャッシュインを含む自己資金を活用し、外部調達の抑制を基本方針とする。

投資項目金額(2026年12月期計画)
AI投資3.50億円
営業人材投資2.00億円
その他人材投資1.50億円
広告宣伝費1.00億円
カイクラ研究開発費1.85億円
業績推移と2026年12月期業績予想
出典:2025年12月期 通期決算説明資料 P.8

株主還元

2026年12月期は成長投資を優先するため、配当は0円(無配)を計画する。

中期経営計画(Thinca VISION 2030)

会社は2030年12月期の目標として、売上高6,500百万円以上、営業利益1,500百万円以上、PER15倍以上を掲げ、顧客価値拡大と将来キャッシュフローの積み上げの結果として時価総額100億円の早期達成を目指す方針を示している。

※本記事はシンカが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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