※本記事はコロンビア・ワークスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
コロンビア・ワークス株式会社の2025年12月期(通期)は、売上高37,084百万円(前期比+76.7%)、営業利益6,028百万円(同+54.9%)、当期純利益3,464百万円(同+54.8%)となった。11月27日に上方修正した業績予想(営業利益5,600百万円)を上回って着地し、期初予想比では営業利益127.5%の水準となった。2026年12月期は2回の政策金利上昇を織り込んだ上で、中期経営計画における2027年12月期の営業利益目標を一期前倒しで達成する見通しである。
連結業績(2025年12月期 実績)
売上高は不動産開発事業における大型物件の売却増加により大きく伸長し、売上総利益率は23.3%となった。販管費は子会社の人員増などにより増加したが、営業利益率は16.3%(前期比▲2.3%)を確保した。当期純利益は3,464百万円で、M&A案件に伴う負ののれん発生益59百万円(1Q営業外収益)も寄与した。
| 項目 | 2025年12月期実績 | 2024年12月期実績 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 37,084百万円 | 20,981百万円 | +76.7% |
| 売上総利益 | 8,656百万円 | 5,673百万円 | +52.6% |
| 売上総利益率 | 23.3% | 27.0% | ▲3.6pt |
| 販管費 | 2,627百万円 | 1,780百万円 | +47.3% |
| 営業利益 | 6,028百万円 | 3,892百万円 | +54.9% |
| 営業利益率 | 16.3% | 18.6% | ▲2.3% |
| 当期純利益 | 3,464百万円 | 2,238百万円 | +54.8% |
| 当期純利益率 | 9.3% | 10.7% | ▲1.3% |
セグメント別(事業別)の状況
不動産開発事業は大型物件の売却により売上高34,771百万円(前期比+81.3%)と伸長した。不動産運営事業はコロンビア・コミュニティ(賃貸管理事業)とコロンビア・アセットマネジメント(AM事業)の外部受託拡大により売上高2,313百万円(同+28.4%)となった。とりわけAM報酬は405百万円(同+839.5%)と大きく伸びた。
| 区分 | 2025年12月期実績 | 2024年12月期実績 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 不動産開発事業 | 34,771百万円 | 19,179百万円 | +81.3% |
| 不動産運営事業 | 2,313百万円 | 1,802百万円 | +28.4% |
| 賃料収入 | 1,109百万円 | 1,182百万円 | ▲6.2% |
| 賃貸管理 | 577百万円 | 353百万円 | +63.5% |
| AM報酬 | 405百万円 | 43百万円 | +839.5% |
| ホテル運営 | 301百万円 | 304百万円 | ▲0.1% |

通期業績予想(2026年12月期)
2026年12月期は売上高55,400百万円(前期比+49.4%)、営業利益7,600百万円(同+26.1%)、当期純利益4,200百万円(同+21.2%)を計画する。政策金利の2回・計0.5%程度の上昇によるコスト増や販売価格低下(利回り上昇)を計画に織り込んでおり、建築費高騰を受けて原価は前期同様保守的に見積もる。この計画は2025年8月開示の中期経営計画における2027年12月期目標(営業利益7,500百万円)を一期前倒しで達成する水準となる。
| 項目 | 2026年12月期予想 | 2025年12月期実績 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 55,400百万円 | 37,084百万円 | +49.4% |
| 不動産開発事業 | 52,500百万円 | 34,771百万円 | +51.0% |
| 不動産運営事業 | 2,900百万円 | 2,313百万円 | +25.4% |
| 売上総利益 | 11,600百万円 | 8,656百万円 | +34.0% |
| 売上総利益率 | 20.9% | 23.3% | ▲2.4pt |
| 営業利益 | 7,600百万円 | 6,028百万円 | +26.1% |
| 営業利益率 | 13.7% | 16.3% | ▲2.6pt |
| 当期純利益 | 4,200百万円 | 3,464百万円 | +21.2% |

株主還元
2025年12月期の配当は、業績の上振れを受けて期初予想の69.0円から78.0円に増額した。配当総額は601百万円、配当性向は17.4%、DOEは4.1%となった。今後も配当性向15~20%の維持を方針とし、利益成長に応じて配当額を決定する。自己株買いおよび株主優待は、流動性・株主平等原則の観点から検討していない。2026年12月期の配当予想は94.0円(予想配当性向17.3%)である。
| 期 | EPS | 1株あたり配当額 | 配当性向 |
|---|---|---|---|
| 2022年12月期 | 234.9円 | 34.8円 | 14.8% |
| 2023年12月期 | 303.3円 | 45.5円 | 15.0% |
| 2024年12月期 | 346.0円 | 57.5円 | 17.8% |
| 2025年12月期 | 496.6円 | 78.0円 | 17.4% |
| 2026年12月期(予想) | 544.3円 | 94.0円(予想) | 17.3%(予想) |

トピック(公募増資・重要指標)
2025年12月、公募増資(公募・OA)により約22億円を調達した。希薄化率は約11.1%で、資金使途は不動産の新規取得。調達により100億円超規模の新規投資が可能となり、直接的な業績効果は2027年12月期以降を見込むが、2026年12月期業績にも一定の効果を期待するとしている。2025年12月末時点の総資産+AUMは115,247百万円、賃貸管理戸数は2,841戸、AUMは48,370百万円、棚卸資産残高は44,890百万円となった。公募増資を受けて自己資本比率は2Q末の20.2%を底に26.1%まで改善した。プライム市場上場基準については、2026年1月末時点で流通株式数28,782単位(基準20,000単位以上)、流通株式比率37.3%(基準35%以上)まで進捗したが、流通株式時価総額は93億円(基準100億円以上)にとどまり、時価総額の向上が今後の課題としている。

※本記事はコロンビア・ワークスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。