住友ベークライト

住友ベークライト、2026年3月期は増収増益で過去最高 配当は10円増配

決算サマリー 2026.08.20
住友ベークライト、2026年3月期は増収増益で過去最高 配当は10円増配

※本記事は住友ベークライトが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

住友ベークライト株式会社は2026年5月11日、2026年3月期(2025年度)決算説明会資料を公表した。連結売上収益は3,199億円(前期比5.0%増)、事業利益は345億円(同11.8%増)、営業利益は355億円(同43.1%増)、当期利益は280億円(同45.3%増)となり、売上・利益ともに順調に伸長し過去最高を更新した。ROEは8.8%(前期6.5%)に上昇した。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

前期との比較では、売上収益は数量増加が151億円のうち96億円、売価改善が32億円、為替が23億円寄与し、合計で151億円の増収となった。事業利益は数量増減等が31億円、固定費が2億円、為替が35億円のプラス要因となった一方、売価・コスト差が31億円のマイナス要因となり、差引37億円の増益となった。

項目2025年3月期実績2026年3月期実績増減増減率
売上収益3,0483,1991515.0%
事業利益3083453711.8%
営業利益24835510743.1%
当期利益1932808745.3%
ROE6.5%8.8%

セグメント別の状況

セグメント別では、半導体関連材料が中国・AIパワー向けや東南アジア車載向けの復調、メモリー向け需要拡大により売上収益1,064億円、事業利益207億円と伸長した。高機能プラスチックは航空機向け需要回復や半導体向けの好調により売上収益1,055億円、事業利益62億円。クオリティオブライフ関連製品は季節性要因による減少があったが、医薬品包装用フィルム・シートを中心に堅調で売上収益1,072億円、事業利益129億円となった。

セグメント指標2025年3月期2026年3月期
半導体関連材料売上収益9131,064
半導体関連材料事業利益180207
高機能プラスチック売上収益1,0551,055
高機能プラスチック事業利益5362
クオリティ オブ ライフ売上収益1,0721,072
クオリティ オブ ライフ事業利益118129
その他・全社事業利益▲42▲53
売上収益・損益の年度推移グラフ
出典:2026年3月期(2025年度)決算説明会資料 P.4

通期業績予想

2027年3月期(2026年度)の通期業績予想は、為替を1米ドル155.00円(2026年3月期150.97円)と想定し、売上収益3,370億円(前期比5.4%増)、事業利益380億円(同10.2%増)、営業利益375億円(同5.7%増)、当期利益285億円(同1.7%増)を見込む。セグメント別事業利益予想は半導体関連材料235億円、高機能プラスチック70億円、クオリティオブライフ関連製品130億円としている。

項目2026年3月期実績2027年3月期予想増減増減率
売上収益3,1993,3701715.4%
事業利益3453803510.2%
営業利益355375205.7%
当期利益28028551.7%
事業セグメント別業績比較
出典:2026年3月期(2025年度)決算説明会資料 P.5

株主還元

2027年3月期の年間配当予想は120円/株(中間60円・期末60円)とし、2026年3月期(110円)から10円の増配を計画する。安定的かつ継続的に利益を還元する方針で、配当性向は2025年3月期46%、2026年3月期34%、2027年3月期予想37%としている。なお2025年3月期の期末配当50.00円には、創立70周年(2025年3月1日)記念配当5円を含む。

項目2023年3月期2024年3月期2025年3月期2026年3月期2027年3月期(予想)
中間配当(円)30.0035.0045.0050.0060.00
期末配当(円)35.0040.0050.0060.0060.00
年間配当(円)65.0075.0095.00110.00120.00
2027年3月期通期連結業績予想
出典:2026年3月期(2025年度)決算説明会資料 P.10

中期経営計画

2024-26年度の中期経営計画では、「資本コスト」を踏まえた経営資源配分として、設備投資500億円、成長投資200億円(DX推進・能力増強)、戦略的投資500億円(京セラ、AGC等のM&Aの実施)、株主還元300億円を柱に据える。配当性向は40%程度を目指す方針で、2030年ありたい姿として事業利益550億円、事業利益率13%、ROE10%を掲げている。

配当金推移および配当性向
出典:2026年3月期(2025年度)決算説明会資料 P.11

※本記事は住友ベークライトが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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