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サークレイス、2026年3月期は増収増益 売上高4,540百万円・営業利益266百万円

決算サマリー 2026.08.19
サークレイス、2026年3月期は増収増益 売上高4,540百万円・営業利益266百万円

※本記事はサークレイスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

サークレイス株式会社は2026年3月期通期の連結業績を発表した。売上高は4,540百万円で前年比+19.4%の増収となり、通期計画4,600百万円に対する達成率は98.7%で着地した。営業利益は266百万円で前年比+30.7%の増益となり、新規事業への投資や本社移転に伴う一時費用を織り込みながらも収益性改善が進捗した。親会社株主に帰属する当期純利益は207百万円で前年比+13.0%となり、通期計画230百万円に対する達成率は90.4%だった。

目次

連結業績(当期 実績)

Salesforce事業では市場環境の変化を踏まえ、AI・データ活用領域を中心とした事業構造改革を推進した。ServiceNow事業およびSaaSサービス(AGAVE)の伸長がグループ全体の成長と収益性改善に寄与し、社員数は370名(正社員+契約社員)で前期末比+14名となった。

項目2025年3月期2026年3月期増減率
売上高3,8044,540+19.4%
売上総利益1,7561,967+12.0%
販売管理費1,5521,701+9.6%
営業利益203266+30.7%
経常利益204264+29.6%
親会社株主に帰属する当期純利益184207+13.0%
2026年3月期 通期 連結決算ハイライト
出典:サークレイス 2026年3月期 通期決算説明資料 P.4

セグメント別(事業別)の状況

Salesforce事業の売上高は3,098百万円で前年比+6.7%の増収。ServiceNow事業は1,042百万円で前年比+85.7%の増収となり高成長を継続した。Microsoft Azure & MSPP/xP&Aを含め、Salesforce・ServiceNow・Microsoft Azure & MSPP/xP&A・SaaSサービス(AGAVE)の全事業で前年比増収となった。SaaSサービス(AGAVE)の売上高は190百万円で前年比+25.6%増収、契約ユーザーID数は12,229IDで前年比+5.6%増となった。

事業2025年3月期2026年3月期増減率
Salesforce事業2,9043,098+6.7%
ServiceNow事業5611,042+85.7%
Microsoft Azure & MSPP/xP&A185208開示なし
SaaSサービス(AGAVE)151190+25.6%
売上高推移(連結)
出典:サークレイス 2026年3月期 通期決算説明資料 P.6

財務基盤(連結貸借対照表)

自己資本比率は68.3%と高水準を維持し、財務基盤は安定している。流動資産は現預金の減少と売掛金の増加により1,232百万円、固定資産は本社移転に伴う有形固定資産の増加等により635百万円となった。負債合計は転換社債型新株予約権付社債の減少により601百万円に減少し、純資産合計は利益剰余金・資本剰余金の増加により1,267百万円となった。

項目2025年3月末2026年3月末増減額
流動資産1,3291,232△96
固定資産493635+142
資産合計1,8221,868+45
負債合計893601△292
有利子負債計211128△83
純資産合計9291,267+337

通期業績予想

2027年3月期は、Salesforce事業およびServiceNow事業の継続成長に加え、Databricks関連領域の拡大とグループ内連携によるシナジー創出を通じて、売上高5,700百万円(前年比+25.5%)を計画している。営業利益は570百万円(前年比+114.1%)を見込み、中長期的な成長を見据えた投資を継続しつつ営業利益率10.0%を計画している。セグメント別売上高予想は、Salesforce事業3,320百万円(前年比+11.4%)、ServiceNow事業1,600百万円(前年比+40.8%)、Databricks/Microsoft/xP&A540百万円(前年比+129.8%)、SaaSサービス(AGAVE)240百万円(前年比+25.7%)としている。

項目2026年3月期実績2027年3月期計画増減率
売上高4,5405,700+25.5%
営業利益266570+114.1%
経常利益264570+115.6%
親会社株主に帰属する当期純利益207350+68.3%
2027年3月期 業績予想
出典:サークレイス 2026年3月期 通期決算説明資料 P.22
2027年3月期 売上高構成(事業別計画)
出典:サークレイス 2026年3月期 通期決算説明資料 P.23

株主還元

現時点で配当や株主優待の導入は予定しておらず、まずは成長投資と収益基盤の強化を優先する方針である。将来的には業績・キャッシュ創出力・資本効率の状況を踏まえて総合的に検討するとしている。

トピック

2026年3月期は、関西大学 ビジネスデータサイエンス学部との次世代人材育成協定の締結、ポリプラスチックスへのAI自動モニタリング導入、Salesforce Japan Partner Award 2026(Japan Partner of the Year – 関西 -)の受賞など、AI・データ活用に関する取り組みが相次いだ。2026年4月には株式会社FREEDIAとCAIO(Chief AI Officer)向けAIサービス提供で包括的提携を締結したほか、AIエージェント社員「AGENA」を導入し、SaaSサービス(AGAVE)の顧客対応・営業支援領域における業務生産性向上に向けた取り組みを開始した。

※本記事はサークレイスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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