※本記事はサイフューズが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
サイフューズは2026年2月25日、2025年12月期(通期)の決算説明資料を公表した。売上高は230,999千円と前期比で約4.2倍に拡大し、営業損失は828,179千円、経常損失は761,301千円、当期純損失は763,843千円と、いずれも前期から損失幅が縮小した。デバイス販売や受託研究費等の増加が増収を牽引した一方、複数パイプラインの臨床開発に伴う先行投資は継続した。
連結業績(2025年12月期 実績)
売上高は230,999千円(前期54,446千円、増減率+324.3%)。売上原価は117,105千円(前期37,596千円)、売上総利益は113,894千円(前期16,849千円)。販管費合計は942,073千円(前期912,982千円、+3.2%)で、複数パイプラインの臨床開発に伴う先行投資が継続した。営業損失は828,179千円(前期△896,133千円)、経常損失は761,301千円(前期△869,747千円)、当期純損失は763,843千円(前期△872,238千円)となった。
| 勘定科目 | 2024年12月期(千円) | 2025年12月期(千円) | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 54,446 | 230,999 | +324.3% |
| 売上原価 | 37,596 | 117,105 | +211.5% |
| 売上総利益 | 16,849 | 113,894 | +576.0% |
| 販管費合計 | 912,982 | 942,073 | +3.2% |
| 営業損失 | △896,133 | △828,179 | ー |
| 経常損失 | △869,747 | △761,301 | ー |
| 当期純損失 | △872,238 | △763,843 | ー |
| 勘定科目 | 2024年12月期(千円) | 2025年12月期(千円) |
|---|---|---|
| 資産の部合計 | 3,518,001 | 4,266,026 |
| 現金及び預金 | 3,052,570 | 3,726,535 |
| 負債の部合計 | 975,595 | 1,508,399 |
| 純資産の部合計 | 2,542,406 | 2,757,627 |

事業領域別の状況
サイフューズは再生医療領域・創薬支援領域・デバイス領域の3事業を展開する。再生医療領域は末梢神経再生・骨軟骨再生の主要パイプラインの開発が進展し、同種(他家)末梢神経再生は治験届提出を経て2026年1月より治験を開始した。創薬支援領域は新製品「ヒト3Dミニ肝臓®/疾患モデル」の上市や販売体制強化により売上が拡大。デバイス領域はパイプライン開発の進展を受けバイオ3Dプリンタ及び消耗品の販売が増加した。
| 事業領域 | 主な事業内容 | 2025年12月期の進捗 |
|---|---|---|
| 再生医療領域 | 再生医療等製品の開発、治験製品の製造受託 | 同種(他家)末梢神経再生は治験届提出、2026年1月治験開始。自家末梢神経再生は企業治験開始に向け製造準備。骨軟骨再生は治験届提出に向け準備進展 |
| 創薬支援領域 | 機能性細胞デバイス(FCD®)製品の開発・販売、3D細胞製品の各種受託 | 新製品「ヒト3Dミニ肝臓®/疾患モデル」を上市。極東製薬工業・オリエンタル酵母工業と代理店契約を締結し販売体制を強化 |
| デバイス領域 | バイオ3Dプリンタ及び消耗品等の開発・販売 | パイプライン開発の進展を受けデバイス販売が増加。PHC株式会社との商業生産に向けたデバイス開発が進展 |

通期業績予想
2026年12月期の業績予想として、売上高278百万円、営業利益△1,081百万円、経常利益△1,056百万円、当期純利益△1,059百万円を見込む(2025年12月期実績は百万円単位でそれぞれ売上高230、営業利益△828、経常利益△761、当期純利益△763)。
| 勘定科目 | 2026年12月期予想(百万円) | 2025年12月期実績(百万円) |
|---|---|---|
| 売上高 | 278 | 230 |
| 営業利益 | ▲1,081 | △828 |
| 経常利益 | ▲1,056 | △761 |
| 当期純利益 | ▲1,059 | △763 |

株主還元
本資料に配当及び自己株式取得等の株主還元方針についての記載はない。
今後の成長戦略/トピック
商業生産体制の構築に向け、PHC株式会社、株式会社クラレ、ZACROS株式会社、千代田化工建設株式会社等とのパートナーシップを強化。株式会社クラレとは2025年12月25日に業務資本提携の基本合意を締結した。2025年12月2日には福岡証券取引所Q-Board市場に重複上場した。今後は複数領域・複数パイプラインの製品上市による収益基盤の安定化を目指すとしている。

※本記事はサイフューズが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。