ウイングアーク1st

ウイングアーク1st、2026年2月期は増収増益で最高益 EBITDAマージン34.0%に上昇

決算サマリー 2026.08.19
ウイングアーク1st、2026年2月期は増収増益で最高益 EBITDAマージン34.0%に上昇

※本記事はウイングアーク1stが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ウイングアーク1stの2026年2月期(通期)連結業績は、売上収益309億45百万円(前期比7.8%増)、EBITDA105億26百万円(同9.1%増、マージン34.0%)、親会社の所有者に帰属する当期利益65億円(同9.6%増、利益率21.0%)となり、売上・利益ともに過去最高を更新した。売上収益は業績予想をやや下回った一方、EBITDA・当期利益は予想を上回った。クラウド・サブスクリプションはともに前期比30%超の成長となった。

2026年2月期 決算ハイライト
出典:2026年2月期 決算説明資料 P.5
目次

連結業績(当期 実績)

M&Aの影響により人件費や外注・業務委託料は増加したが、グループ全体でのコストマネジメント強化により、前期からEBITDAマージンが改善した(EBITDA=営業利益+減価償却費及び償却費、使用権資産に係る減価償却費を除く。当期利益=親会社の所有者に帰属する当期利益)。

項目2025年2月期(前期実績)2026年2月期(業績予想)2026年2月期(当期実績)
売上収益(百万円)28,70831,20030,945
BDS(百万円)18,76120,30020,255
DE(百万円)9,94610,90010,690
EBITDA(百万円)9,65010,46010,526
EBITDAマージン33.6%33.5%34.0%
当期利益(百万円)5,9296,4006,500
利益率20.7%20.5%21.0%

セグメント別(事業別)の状況

帳票・文書管理ソリューション(BDS)は売上収益202億55百万円(前期比8.0%増)、データエンパワーメントソリューション(DE)は売上収益106億90百万円(同7.5%増)となり、両事業とも増収を達成した。ソリューション別ではSVFが156億33百万円(同2.3%増)、invoiceAgentが24億88百万円(同9.5%増)、Dr.Sumが35億17百万円(同3.5%増)、MotionBoardが39億59百万円(同5.3%増)となった。なお2026年4月より「invoiceAgent」は「SVF」ブランドに統合されている。

事業ソリューション2026年2月期実績(百万円)前期比
BDSSVF15,6332.3%
BDSinvoiceAgent2,4889.5%
BDSその他*12,13377.8%
BDS20,2558.0%
DEDr.Sum3,5173.5%
DEMotionBoard3,9595.3%
DEその他*23,21315.3%
DE10,6907.5%
2026年2月期 ソリューション別売上収益
出典:2026年2月期 決算説明資料 P.9

契約区分別では、ライセンス/サービスが106億57百万円(前期比5.0%減)となった一方、保守・クラウド・サブスクリプションを合計したリカーリングは202億88百万円(同16.0%増)となり、リカーリング比率は前期の60.9%から65.6%に上昇した。保守継続率は93.4%(前期93.7%)。

通期業績予想

2027年2月期の業績予想は、売上収益343億円(前期比10.8%増)、営業利益106億円(同17.9%増)、EBITDA121億円(同14.9%増、マージン35.3%)、当期利益74億20百万円(同14.2%増、利益率21.6%)としており、BDS・DEともに大きく成長し増収増益となる見通し。

項目2026年2月期実績2027年2月期予想前期比
売上収益(百万円)30,94534,30010.8%
BDS(百万円)20,25522,56211.4%
DE(百万円)10,69011,7379.8%
営業利益(百万円)8,98910,60017.9%
EBITDA(百万円)10,52612,10014.9%
EBITDAマージン34.0%35.3%1.3pt
当期利益(百万円)6,5007,42014.2%
利益率21.0%21.6%0.6pt
2027年2月期 業績予想
出典:2026年2月期 決算説明資料 P.43

株主還元

2026年2月期の配当は、2025年4月10日公表の予想から変更なく実施した。2027年2月期は、還元方針に基づき前期比4円増配となる1株当たり年間108円(中間54.0円・期末54.0円)の配当を予定しており、配当性向は50.6%を計画。株主還元方針としては配当性向30%程度、総還元性向50%程度を掲げている。

区分2026年2月期実績2027年2月期予想増減
中間52.0円54.0円+2.0円
期末52.0円54.0円+2.0円
104.0円108.0円+4.0円
配当性向55.6%50.6%
2027年2月期 配当予想
出典:2026年2月期 決算説明資料 P.46

中期経営計画/トピック

中期経営方針の主要KPI(CAGR 2023-27等)として、2027年2月期にクラウド成長率26.8%、リカーリング比率68.3%、EBITDA121.0億円を目標としており、2026年2月期実績はクラウド成長率28.3%、リカーリング比率65.6%、EBITDA105.2億円となっている。事業面では、生成AIを搭載した「MotionBoard Cloud」の提供開始、Trusteeタイムスタンプに対応した「SVF Ver.11」の提供開始、「ServiceNow Store Partner of the Year」の初受賞などのトピックがあった。

※本記事はウイングアーク1stが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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