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ハイマックス、2026年3月期は増収減益 1株配当は51円に増配予想

決算サマリー 2026.08.19
ハイマックス、2026年3月期は増収減益 1株配当は51円に増配予想

※本記事はハイマックスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ハイマックスの2026年3月期(通期)連結業績は、売上高18,216百万円(前年度比+0.8%)と増収を確保した一方、営業利益1,562百万円(同▲13.5%)、経常利益1,583百万円(同▲13.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,141百万円(同▲11.7%)といずれも減益となった。増収は公共及びその他業種向けの新規エンドユーザーとの取引拡大が寄与し、減益は人材(ビジネスパートナー含む)への継続投資及び企業買収に伴う一過性の費用の発生が要因。非金融向け売上高比率は34.6%、エンドユーザー向け売上高比率は33.8%、DX案件向け売上高比率は24.8%と、いずれも上昇が続いている。2027年3月期は売上高20,000百万円、1株当たり配当金は51円(前年46円より5円増配)を予想する。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

売上高は18,066百万円から18,216百万円へ増加した一方、売上原価が14,423百万円から14,684百万円に増加したことで売上総利益は3,643百万円から3,532百万円に減少。販管費も1,837百万円から1,970百万円に増加し、営業利益は1,807百万円から1,562百万円へ減益となった。営業利益の増減要因としては、売価改善等による+234百万円の増加がある一方、ビジネスパートナーの単価及び人件費UPで▲346百万円、人材投資・M&A費用等による販管費の増加で▲133百万円のマイナス影響があった。

項目2025年3月期2026年3月期増減額増減率
売上高18,066百万円18,216百万円+150百万円+0.8%
売上原価14,423百万円14,684百万円+261百万円+1.8%
売上総利益3,643百万円3,532百万円▲111百万円▲3.1%
販管費1,837百万円1,970百万円+133百万円+7.3%
営業利益1,807百万円1,562百万円▲245百万円▲13.5%
経常利益1,821百万円1,583百万円▲239百万円▲13.1%
親会社株主に帰属する当期純利益1,293百万円1,141百万円▲152百万円▲11.7%
1株当たり当期純利益111円59銭101円60銭▲9円99銭
ハイマックス 連結損益計算書
出典:2026年3月期決算説明資料 P.9

サービス分野別の状況

サービス分野別では、システム・メンテナンスサービス(SMS)が11,233百万円から11,606百万円(前年度比+3.3%)に増加。保険向け案件が収束した一方、銀行及びその他業種(食品メーカー及びITサービス系エンドユーザー)向けが拡大した。システム・ソリューションサービス(SSS)は6,833百万円から6,610百万円(同▲3.3%)に減少。その他業種(専門商社系エンドユーザー)向けが拡大した一方、公共及び流通向け案件が減少した。

サービス分野2025年3月期(構成比)2026年3月期(構成比)増減率
システム・ソリューションサービス(SSS)6,833百万円(37.8%)6,610百万円(36.3%)▲3.3%
システム・メンテナンスサービス(SMS)11,233百万円(62.2%)11,606百万円(63.7%)+3.3%
合計18,066百万円18,216百万円+0.8%
ハイマックス 業種別売上高(連結)
出典:2026年3月期決算説明資料 P.11

通期業績予想

2027年3月期の連結業績予想は、売上高20,000百万円(前期比+9.8%)、営業利益1,200百万円(同▲23.2%、利益率6.1%)、経常利益1,220百万円(同▲22.9%、利益率6.1%)、当期純利益780百万円(同▲31.6%、利益率3.9%)、1株当たり当期純利益74円83銭を見込む。業種別構成比は金融65%・非金融35%を予想し、得意領域の金融分野を中核としつつ非金融分野は一定規模を維持する方針。専門商社向けや大手食品メーカー向け案件、保険向け基幹系システム保守の継続的な拡大に加え、AI駆動開発案件の拡大やAIソリューションの開発・展開を重点施策に掲げる。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(予想)増減率
売上高18,216百万円20,000百万円+9.8%
営業利益1,562百万円1,200百万円▲23.2%
経常利益1,583百万円1,220百万円▲22.9%
当期純利益1,141百万円780百万円▲31.6%
1株当たり当期純利益101円60銭74円83銭
ハイマックス 2027年3月期 連結業績予想
出典:2026年3月期決算説明資料 P.30

株主還元

株主還元の基本方針は、中長期的な企業価値向上を最重要課題と位置づけ、成長投資を基軸としつつ株主還元と財務健全性を両立するというもので、「安定的かつ適正な利益還元の継続」「連結配当性向40%を目安」としている。2027年3月期の年間配当金は51円(前年46円より5円増配)を予想し、内訳は中間28円(うち創立50周年記念配当5円)、期末23円。また、保有株式数に応じて社会貢献型QUOカードを贈呈する株主優待制度を実施している。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(予想)
中間配当23.0円28.0円(うち記念配当5円)
期末配当23.0円23.0円
年間配当46.0円51.0円
配当性向45.3%68.2%
ハイマックス 配当の状況
出典:2026年3月期決算説明資料 P.32

中期経営計画『Re:Growth2028』

2026年4月から2029年3月までを期間とする中期経営計画『Re:Growth2028』を策定。長期ビジョンとして「事業規模2倍」「エンドユーザー売上高比率50%以上」「営業利益率10%水準」を掲げ、当中計は持続的な成長に向けた起点の3年間、将来の収益成長に向けた投資フェーズと位置づける。モニタリング指標として、2027年3月期は売上高200億円・エンドユーザー売上高比率34%・営業利益率6%・EBITDA14億円・ROE7%、2029年3月期は売上高223億円・エンドユーザー売上高比率36%・営業利益率7%・EBITDA18億円・ROE9%を目指す。成長投資額は3年間合計で約50億円を計画し、AI関連・人的資本・M&Aに投資する方針で、M&A施策としては株式会社コアソフトを連結子会社化した。

※本記事はハイマックスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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