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ココペリ、2026年3月期は減収営業赤字 海外新規事業BIG ADVANCE GLOBALへ積極投資

決算サマリー 2026.08.19
ココペリ、2026年3月期は減収営業赤字 海外新規事業BIG ADVANCE GLOBALへ積極投資

※本記事はココペリが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ココペリの2026年3月期(通期)連結業績は、売上高1,758百万円(前期比▲12.4%)、営業損失409百万円(前期は営業利益197百万円)となった。海外ビジネスマッチング「BIG ADVANCE GLOBAL」への積極投資や、DX Solutionsにおいて前期に計上した大型補助金の採択がなかったことが減収減益の主因。あわせて財務健全化のため、のれんの一時償却およびソフトウェアの減損損失194百万円を計上し、親会社株主に帰属する当期純利益は▲414百万円(前期125百万円)となった。会社は新中期経営計画「スケールアップ」(2027年3月期~2030年3月期)を策定し、2027年3月期の増収増益・黒字化を見込んでいる。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

2026年3月期の連結売上高は1,758百万円(前期比▲12.4%)。Big Advance事業の売上は堅調に推移したが、DX Solutionsにおいて前期に計上した大型補助金の採択がなかったことにより減収した。EBITDAは▲142百万円(前期400百万円)、営業利益は▲409百万円(前期197百万円)で、BIG ADVANCE GLOBALへの投資(資産計上を含め500百万円超)とのれん一時償却・ソフトウェア減損(194百万円)が主因。なお、BIG ADVANCE GLOBALを除く既存事業ではEBITDA238百万円、営業利益32百万円と黒字を維持した。数値は単位:百万円。

項目2025年3月期実績2026年3月期実績増減額前期比
売上高2,0071,758▲24987.6%
売上総利益1,139765▲37267.1%
EBITDA400▲142▲543
営業利益197▲409▲607
経常利益199▲202▲402
親会社株主に帰属する当期純利益125▲414▲540
2026年3月期損益計算書
出典:ココペリ 2026年3月期 決算説明資料 P.18

事業別の状況

事業別売上高は、Big Advance事業が1,422百万円(前期1,523百万円)、DX Solutionsが335百万円(前期484百万円)。DX Solutionsは前期に計上した大型補助金の採択がなかったことで減収した。営業利益率は前期9.8%から、2026年3月期は営業損失のため資料上「-」表記となった。

項目2025年3月期2026年3月期
売上高2,0071,758
うちBig Advance事業1,5231,422
うちDX Solutions事業484335
営業利益197▲409
営業利益率9.8%

Big Advanceの主要指標は、導入金融機関数76社、会員企業数53,895社、総ユーザー数221,374、平均チャーンレート1.53%(2025年4月~2026年3月の12カ月平均)。

指標2026年3月期
導入金融機関数76社
会員企業数53,895社
総ユーザー数221,374
平均チャーンレート1.53%
Big Advance会員企業数とサービス導入金融機関数の状況
出典:ココペリ 2026年3月期 決算説明資料 P.24

通期業績予想

2027年3月期の連結業績予想は、売上高2,000百万円(前期比+13.7%)、EBITDA280百万円(前期▲142百万円)、営業利益80百万円(前期▲409百万円)と増収増益・黒字化を見込む。Big AdvanceのAIエージェント機能実装による会員企業数増加、BMポータル・SAF・WebFile/GrpMailの金融機関への新規導入加速、BIG ADVANCE GLOBALの大規模投資一巡による収益貢献開始などを織り込む。単位:百万円。

項目2026年3月期実績2027年3月期予想増減額前期比
売上高1,7582,000+241+13.7%
売上総利益765980+214+28.1%
EBITDA▲142280+422
営業利益▲40980+489
経常利益▲20282+284
親会社株主に帰属する当期純利益▲41450+464
2027年3月期通期業績予想
出典:ココペリ 2026年3月期 決算説明資料 P.47

株主還元

配当については、事業成長を通じた株価上昇によるキャピタルゲインでの還元を基本方針とし、事業投資を継続しつつ安定的にキャッシュを創出できる段階になれば配当による還元を行うとしている。自己株買いは配当より機動性が高い方法として実施を検討し、株主優待は設計の自由度が高く成長投資に影響しない範囲での将来的な実施に向けて検討を続けるとしている。

株主還元の考え方
出典:ココペリ 2026年3月期 決算説明資料 P.54

新中期経営計画/トピック

会社は現中期経営計画(2023年3月期~2027年3月期)を1年前倒しで総括し、新たに中期経営計画「スケールアップ」(2027年3月期~2030年3月期)を策定した。既存事業の磨き込み(AIエージェント戦略)、BIG ADVANCE GLOBALのグローバル戦略、M&Aによる非連続成長を3つの事業戦略の柱とし、目標時価総額150億円を掲げる。2026年3月には「BIG ADVANCE GLOBAL」がタイのクルンタイ銀行と提携しサービスを開始したほか、「BMポータル」「SAF」「WebFile/GrpMail」の金融機関への導入も拡大した。

※本記事はココペリが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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