※本記事はTHE WHY HOW DO COMPANYが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
THE WHY HOW DO COMPANY株式会社は2026年6月、2026年4月期(2025年9月1日〜2026年4月30日)の決算説明資料を公表した。同社は2026年3月24日付の臨時株主総会で決算期を8月期から4月期に変更しており、2026年4月期は移行期にあたる8ヶ月の変則決算となる。連結売上高は2,332百万円で、2024年8月期747百万円、2025年8月期1,751百万円からの3カ年で約3倍に拡大した。一方、M&A関連費用や貸倒引当金繰入等を計上した結果、親会社株主帰属当期純損失は902百万円となったが、調整後EBITDAは+27百万円の黒字を確保した。
連結業績(2026年4月期 実績)
2026年4月期の連結売上高は2,332百万円、営業損失は502百万円、経常損失は870百万円、親会社株主帰属当期純損失は902百万円(EPS ▲6.90円)となった。資料によれば、2025年8月期(12ヶ月)は2024年9月〜2025年8月、2026年4月期(8ヶ月)は2025年9月〜2026年4月であり、決算期変更に伴い前期比は記載されていない。
| 項目 | 2025年8月期(12ヶ月) | 2026年4月期(8ヶ月) |
|---|---|---|
| 売上高 | 1,751 | 2,332 |
| 売上総利益 | 900 | 1,315 |
| 販売費及び一般管理費 | ▲973 | ▲1,817 |
| 営業損失 | ▲72 | ▲502 |
| 営業外損益 | ▲713 | ▲368 |
| 経常損失 | ▲786 | ▲870 |
| 特別損益 | +779 | ▲21 |
| 当期純損失 | ▲58 | ▲901 |
| 親会社株主帰属当期純損失 | ▲69 | ▲902 |
| EPS(1株当たり) | ▲0.73円 | ▲6.90円 |

セグメント別業績(2026年4月期 通期)
全セグメントが黒字となり、セグメント利益計は+158百万円。一方、本社共通費・M&A関連費用・のれん償却等を含む全社・調整額▲663百万円を反映し、連結営業損益は▲502百万円となった。売上高が最大なのはライフスタイル事業(1,266百万円)、利益率が最も高いのはソリューション事業(16.6%)だった。
| セグメント | 売上高(百万円) | セグメント利益(百万円) | 利益率 |
|---|---|---|---|
| ライフスタイル事業 | 1,266 | +60 | 4.7% |
| エンタテインメント事業 | 558 | +16 | 2.9% |
| ソリューション事業 | 393 | +65 | 16.6% |
| 教育関連事業 | 91 | +12 | 14.1% |
| 飲食関連事業 | 20 | +3 | 17.0% |
| その他 | 2 | +2 | ─ |
| セグメント利益 計 | – | +158 | – |

M&A戦略の進捗(主要グループ会社)
2025年以降、積極的なM&Aにより5社を連結子会社化し、事業領域を拡張した。ライフスタイル事業の株式会社スティルアン(2025年10月連結)、ソリューション事業の株式会社グッドマン(2025年10月連結)、建設・土木事業の飯山土建株式会社(2026年4月連結)、LED・設備サービス事業の株式会社コーウェル(2026年4月連結)を子会社化。別途、日本純金行株式会社も2026年4月期に子会社化したが、損益・売上への寄与はなく2027年4月期より本格稼働の予定である。
| 会社名 | 事業領域 | 連結時期 | 概要 |
|---|---|---|---|
| 株式会社スティルアン | ライフスタイル事業 | 2025年10月 | 結婚式場の運営。前期売上14億円。2026年4月期は7ヶ月寄与、2027年4月期は通期寄与見込み |
| 株式会社グッドマン | ソリューション事業 | 2025年10月 | 漏水探索機等の輸入販売・自社製造。2026年4月期は6ヶ月寄与、2027年4月期は通期寄与見込み |
| 飯山土建株式会社 | 建設・土木事業 | 2026年4月 | 完全子会社化(簡易株式交換)。2026年4月期は4月下旬連結のため寄与は軽微、2027年4月期は通期寄与見込み |
| 株式会社コーウェル | LED・設備サービス事業 | 2026年4月 | LED照明の販売・レンタル。2026年4月期は連結損益反映ほぼなし、2027年4月期から本格寄与見込み |

通期業績予想(2027年4月期)
2027年4月期(2026年5月〜2027年4月、12ヶ月の通常決算に戻る)の連結業績予想は、売上高6,259百万円、営業利益165百万円、調整後EBITDA464百万円。2026年4月期の営業損失▲502百万円から667百万円の改善を見込む。改善要因として、当期計上したM&A取得関連費用の剥落(約+430百万円)、M&A各社の通期寄与、コーウェル新規連結による業種拡張(売上+1,924百万円)、既存5セグメントの継続成長を挙げている。
| 項目 | 2027年4月期(予想) | 2026年4月期(実績) |
|---|---|---|
| 売上高 | 6,259 | 2,332 |
| 営業利益/営業損失 | +165 | ▲502 |
| 調整後EBITDA | +464 | +27 |

株主還元
本資料に配当・自己株式取得等の株主還元方針についての記載はない。財務戦略としては、M&A資金の調達に長期借入や新株予約権の行使を活用しつつ、株式希薄化への配慮を継続する方針が示されている。
※本記事はTHE WHY HOW DO COMPANYが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。