※本記事は銚子丸が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
株式会社銚子丸は2026年4月14日、2026年2月期(2025年3月1日~2026年2月28日)の決算説明資料を公表した。前期(2025年2月期)は決算期変更に伴う9ヶ月13日間の変則決算だったため、当期は通期12ヶ月ベースの実績となる。売上高は23,667百万円、営業利益1,575百万円、経常利益1,596百万円、当期純利益1,006百万円で、いずれも予算を上回って着地した(営業利益は予算比109.0%、経常利益は予算比109.3%、当期純利益は予算比110.4%)。トピックスとして、グランドメニューのリニューアルやテレビCM放映開始、価格改定、米国1号店の出店などが挙げられている。
連結業績(2026年2月期 実績)
売上高は23,667百万円(売上比100.0%)、売上総利益は14,168百万円(売上比59.9%)、販管費は12,593百万円(売上比53.2%)となった。前期(2025年2月期)は決算期変更による変則決算のため、資料上は前年比が「-」(算出なし)とされている。営業利益1,575百万円(売上比6.7%)・経常利益1,596百万円(売上比6.7%)・当期純利益1,006百万円(売上比4.3%)は、いずれも予算を上回った。
| 項目 | 2025年2月期実績 | 2026年2月期実績 | 前年比 | 2026年2月期予算 | 予算比 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 17,388 | 23,667 | - | 24,263 | 97.5 |
| 売上総利益 | 10,672 | 14,168 | - | 14,989 | 94.5 |
| 販管費 | 9,620 | 12,593 | - | 13,543 | 93.0 |
| 営業利益 | 1,052 | 1,575 | - | 1,445 | 109.0 |
| 経常利益 | 1,070 | 1,596 | - | 1,461 | 109.3 |
| 当期純利益 | 582 | 1,006 | - | 911 | 110.4 |
エリア別の状況
店舗展開エリアは千葉県・東京都・埼玉県・神奈川県の4エリア。2026年2月期の売上高は千葉県9,413百万円(39店舗)、東京都9,860百万円(37店舗)、埼玉県2,558百万円(10店舗)、神奈川県1,834百万円(7店舗)で、全店合計23,667百万円(93店舗)となった。期中の新店は2店舗、閉店はなし、既存店改装は4店舗。なお、決算期変更の影響を除いた前年同期間(2024年3月1日~2025年2月28日)との比較では、全店合計の売上高前年比は105.7%。既存店(新店・閉店・改装店舗を除く)の累計は、売上高前年比+4.8%、客数前年比△2.2%、客単価前年比+7.1%だった。
| エリア | 2025年2月期売上高 | 2025年2月期店舗数 | 2026年2月期売上高 | 2026年2月期店舗数 |
|---|---|---|---|---|
| 千葉県 | 6,983 | 39 | 9,413 | 39 |
| 東京都 | 7,337 | 36 | 9,860 | 37 |
| 埼玉県 | 1,903 | 10 | 2,558 | 10 |
| 神奈川県 | 1,163 | 6 | 1,834 | 7 |
| 合計 | 17,388 | 91 | 23,667 | 93 |

通期業績予想・中期経営計画
2027年2月期の業績予想は、売上高24,122百万円(前期比101.9%)、売上総利益14,765百万円(同104.2%)、販管費13,561百万円(同107.7%)、営業利益1,203百万円(同76.4%)、経常利益1,226百万円(同76.8%)、当期純利益785百万円(同78.0%)。中期経営計画では2028年2月期に売上高25,328百万円・営業利益1,351百万円、2029年2月期に売上高26,594百万円・営業利益1,408百万円を計画している。
| 項目 | 2026年2月期実績 | 2027年2月期予算 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 23,667 | 24,122 | 101.9 |
| 売上総利益 | 14,168 | 14,765 | 104.2 |
| 販管費 | 12,593 | 13,561 | 107.7 |
| 営業利益 | 1,575 | 1,203 | 76.4 |
| 経常利益 | 1,596 | 1,226 | 76.8 |
| 当期純利益 | 1,006 | 785 | 78.0 |

株主還元
配当方針は安定配当を基本とし、2026年2月期より株主資本配当率(DOE)2%程度を意識、ROEの向上に合わせて適宜DOE水準の見直しを検討するとしている。一株当たり配当金は2022年5月期6.0円、2023年5月期12.0円、2024年5月期12.0円、2025年2月期12.0円、2026年2月期14.0円と推移した。2026年2月期は株主優待制度の拡充も実施した。また、自己資本比率の推移スライド(P.7)には自己株式取得18.9億円との記載がある。
| 期 | 一株当たり配当金(円) |
|---|---|
| 2022年5月期 | 6.0 |
| 2023年5月期 | 12.0 |
| 2024年5月期 | 12.0 |
| 2025年2月期 | 12.0 |
| 2026年2月期 | 14.0 |

トピックス
2026年2月期は、6/20にグランドメニューをリニューアルしたほか、10/15にFAN BOOKを発売(クーポン期限2027年4月)、11/1に鮪解体ショーでギネス世界記録を達成、12/1に価格改定(概ね一貫当たり10円の値上げ)、12/8にテレビCM放映を開始した。店舗一斉休業は18日間実施した。出張回転寿司は2026年2月期に351件・参加人数23,163名を開催し、前期(233件・9,768名)から拡大した。米国市場では2025年12月30日にHuntington Beachで1号店をオープンし、引き続き出店を計画、多店舗展開モデルの早期構築を目指すとしている。2027年2月期の取組課題として、①既存業態の徹底的な磨き上げ、②出店と新業態開発、③DX推進、④人財の確保、⑤米国市場における新たな価値創造の5項目を掲げている。

※本記事は銚子丸が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。