※本記事はダイキアクシスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
株式会社ダイキアクシスは2026年2月27日、2025年12月期(2025年1月~12月、通期)の決算説明会資料を公表した。環境機器関連事業は大型案件の進捗により堅調に増加、住宅機器関連事業も冷凍冷蔵・空調設備工事を中心に堅調に増加した。仕入価格・外注費等の高騰分の価格転嫁が進捗したことに加え、住宅機器の高粗利な空調工事等も売上総利益の増加に寄与し、広告宣伝・地域貢献・デジタル・人的資本等の成長戦略投資を加速するなかでも収益力向上により増益を達成した。連結売上高は48,321百万円(前期比+3.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益は461百万円(前期比+31.1%)となった。
連結業績(当期 実績)
売上高、売上総利益、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも前期を上回った。設備投資額は前期比+53.0%の1,913百万円、減価償却実施額は前期比+4.9%の813百万円だった。
| 項目 | 2025年度(当期) | 2024年度(前期) | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 48,321百万円 | 46,818百万円 | +3.2% |
| 売上総利益 | 10,712百万円(22.2%) | 10,217百万円(21.8%) | +4.9% |
| 販管費 | 9,440百万円(19.5%) | 9,168百万円(19.6%) | +3.0% |
| 営業利益 | 1,272百万円(2.6%) | 1,048百万円(2.2%) | +21.3% |
| 経常利益 | 1,301百万円(2.7%) | 1,141百万円(2.4%) | +14.0% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 461百万円(1.0%) | 352百万円(0.8%) | +31.1% |

セグメント別の状況
環境機器関連事業は国内の大型工事進捗等により増収となったが、海外の大型案件剥落により営業利益は前年同期比93.5%となった。住宅機器関連事業は冷凍冷蔵・空調設備工事が増益を牽引し、営業利益は前年同期比158.4%となった。再生可能エネルギー関連事業は太陽光の工事等の減少が影響し、営業利益は前年同期比94.8%となった。
| セグメント | 指標 | 2025年度(当期) | 2024年度(前期) |
|---|---|---|---|
| 環境機器関連事業 | 売上高 | 24,681百万円(51.1%) | 23,649百万円(50.5%) |
| 環境機器関連事業 | 営業利益 | 1,898百万円(7.7%) | 2,029百万円(8.6%) |
| 住宅機器関連事業 | 売上高 | 20,631百万円(42.7%) | 19,844百万円(42.4%) |
| 住宅機器関連事業 | 営業利益 | 715百万円(3.5%) | 451百万円(2.3%) |
| 再生可能エネルギー関連事業 | 売上高 | 2,430百万円(5.0%) | 2,708百万円(5.8%) |
| 再生可能エネルギー関連事業 | 営業利益 | 117百万円(4.8%) | 123百万円(4.6%) |
| その他の事業 | 売上高 | 578百万円(1.2%) | 616百万円(1.3%) |
| その他の事業 | 営業利益 | △22百万円 | △29百万円 |

通期業績予想(2026年12月期)
2026年12月期の通期業績予想は、大型案件の受注や海外子会社のトップライン伸張、グリーンデータセンターの稼働等により増収を見込む。環境機器における工事粗利の増加、建設関連業者向け卸売の粗利増、グリーンデータセンター稼働等により粗利増を見込むほか、住宅機器の反動減や人的資本への投資継続はあるものの、各事業でのコスト削減や海外での製造効率改善が進み増益となる見込み。
| 項目 | 2026年度(計画) | 2025年度(実績) |
|---|---|---|
| 売上高 | 50,000百万円 | 48,321百万円 |
| 売上総利益 | 11,430百万円(22.9%) | 10,712百万円(22.2%) |
| 営業利益 | 1,450百万円(2.9%) | 1,272百万円(2.6%) |
| 経常利益 | 1,350百万円(2.7%) | 1,301百万円(2.7%) |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 540百万円(1.1%) | 461百万円(1.0%) |

株主還元
配当については、1株当たり24.0円の安定配当を継続する方針で、3年間の配当総額は約10億円を計画。2023年は創業65周年記念配当として6円を加算した。株主優待制度「ダイキアクシス・プレミアム優待倶楽部」も実施している。EPS成長と配当を合わせたトータルでの株主還元は、2024年実績26.6円、2027年計画78.7円としている。

中期経営計画(2025-2027)
中期経営計画では、2027年度に売上高530億円、経常利益15.5億円を目指す方針。成長投資として今後3年間で50億円の投資枠を設定し、デジタル投資、グローバル生産拠点整備、M&A投資、再エネ投資、人的資本投資に配分する。
| 指標 | 2024年度(実績) | 2027年度(計画) | CAGR |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 468億円 | 530億円 | 4.2% |
| 営業利益 | 10.4億円 | 14.5億円 | 11.4% |
| 経常利益 | 11.4億円 | 15.5億円 | 10.7% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 3.5億円 | 11.0億円 | 46.2% |
| 自己資本比率 | 25.7% | 31% | - |
| ROE | 3.7% | 9.7% | - |
※本記事はダイキアクシスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。