※本記事は大栄環境が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
大栄環境の2026年3月期は、売上高87,855百万円(前期比+9.6%)、営業利益22,189百万円(同+3.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益15,845百万円(同+10.3%)となり増収増益となった。EBITDAは31,908百万円(同+14.7%)、EBITDAマージンは36.3%(同+1.6pt)に伸長した。2027年3月期は売上高93,900百万円(同+6.9%)、営業利益24,300百万円(同+9.5%)を計画する。
連結業績(2026年3月期 実績)
連結業績は増収増益。営業利益率は25.3%(前期比▲1.6pt)とやや低下したが、EBITDAマージンは36.3%(同+1.6pt)に改善した。経常利益は22,427百万円(同+4.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益は15,845百万円(同+10.3%)となった。
| 項目 | 2026年3月期 | 2025年3月期 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 87,855百万円 | 80,178百万円 | +9.6% |
| 営業利益 | 22,189百万円 | 21,548百万円 | +3.0% |
| 営業利益率 | 25.3% | 26.9% | ▲1.6pt |
| EBITDA | 31,908百万円 | 27,824百万円 | +14.7% |
| EBITDAマージン | 36.3% | 34.7% | +1.6pt |
| 経常利益 | 22,427百万円 | 21,484百万円 | +4.4% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 15,845百万円 | 14,364百万円 | +10.3% |
セグメント別(事業別)の状況
セグメントは「環境関連事業」と「その他」の2区分。環境関連事業の売上高は85,248百万円(前期比+10.0%)、セグメント利益は22,477百万円(同+2.7%)。事業領域別では、廃棄物処理・資源循環が70,018百万円(同+5.8%)、土壌浄化が7,159百万円(同+47.3%)となった。その他は売上高2,606百万円(同▲3.1%)、セグメント損失▲208百万円となった。
| セグメント | 指標 | 2026年3月期 | 2025年3月期 |
|---|---|---|---|
| 環境関連事業 | 売上高 | 85,248百万円 | 77,487百万円 |
| 環境関連事業 | セグメント利益 | 22,477百万円 | 21,893百万円 |
| 環境関連事業 | セグメント利益率 | 26.4% | 28.3% |
| その他 | 売上高 | 2,606百万円 | 2,691百万円 |
| その他 | セグメント損失 | ▲208百万円 | ▲225百万円 |


通期業績予想
2027年3月期の計画は、売上高93,900百万円(前期比+6.9%)、営業利益24,300百万円(同+9.5%)、EBITDA37,100百万円(同+16.3%)。コストの増加を見込むものの売上高拡大により増収・増益を確保し、EBITDAは大幅な増加を想定するとしている。株式会社スカラベサクレの通期寄与等により、受入量・売上高の増加や減価償却費・のれん償却額の増加を見込む。
| 項目 | 2027年3月期(計画) | 2026年3月期(実績) | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 93,900百万円 | 87,855百万円 | +6.9% |
| 営業利益 | 24,300百万円 | 22,189百万円 | +9.5% |
| 営業利益率 | 25.9% | 25.3% | +0.6pt |
| EBITDA | 37,100百万円 | 31,908百万円 | +16.3% |
| EBITDAマージン | 39.5% | 36.3% | +3.2pt |
| 経常利益 | 23,100百万円 | 22,427百万円 | +3.0% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 16,400百万円 | 15,845百万円 | +3.5% |

株主還元
中期経営計画期間(2026年~2028年3月期)は連結配当性向33%以上を維持する方針。累進配当を導入し、持続的かつ安定的な配当を実施するとともに、利益成長に応じて追加の株主還元を検討する。1株当たり配当金は2026年3月期(予定)53円(中間24.5円、期末28.5円)、連結配当性向33.1%の見込み。2027年3月期(計画)は55円(中間27.5円)、配当性向33.5%を計画する。
| 区分 | 2026年3月期(予定) | 2027年3月期(計画) |
|---|---|---|
| 1株当たり配当金 | 53円(中間24.5円、期末28.5円) | 55円(中間27.5円) |
| 連結配当性向 | 33.1% | 33.5% |

中期経営計画「D-Plan 2028」の進捗
中期経営計画「D-Plan 2028」は2026年3月期時点で、2028年3月期計画に対し売上高939億円・EBITDA371億円などの進捗を示した(一部見直し後の修正計画)。2026年3月期には、株式会社スカラベサクレの連結子会社化(九州・沖縄エリアの最終処分場を確保)、株式会社要興業の持分法適用関連会社化、御坊リサイクルセンター第2期最終処分場の供用開始などが進捗した施策として挙げられる。
※本記事は大栄環境が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。