小松マテーレ

小松マテーレ、2026年3月期は増収増益 純利益は特別損失計上で減益

決算サマリー 2026.08.14
小松マテーレ、2026年3月期は増収増益 純利益は特別損失計上で減益

※本記事は小松マテーレが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

小松マテーレは2026年3月期(2025年4月~2026年3月)の連結業績を発表した。売上高は41,563百万円(前期比5.2%増)、営業利益は2,502百万円(同14.7%増)、経常利益は3,208百万円(同13.0%増)と増収増益となった。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は、保有する投資有価証券(非上場株式)の一部について実質価額が大幅に下落したため評価損1,232百万円を特別損失として計上した影響で、1,500百万円(同48.9%減)となった。2027年3月期は売上高42,000百万円を見込むが、営業利益は中東情勢の緊迫化に伴う影響等から減益を予想している。

目次

連結業績(当期 実績)

売上高41,563百万円(前期比+2,036百万円、5.2%増)、営業利益2,502百万円(同+321百万円、14.7%増)、経常利益3,208百万円(同+369百万円、13.0%増)。一株当たり当期純利益は38.51円(前期73.42円)、一株当たり純資産は1,042.52円(前期998.19円)。期中平均為替レートはUSD150.67円、EUR174.64円。

項目当期(2026年3月期)前期(2025年3月期)増減
売上高41,56339,526+2,036(5.2%増)
営業利益2,5022,181+321(14.7%増)
経常利益3,2082,838+369(13.0%増)
親会社株主に帰属する当期純利益1,5002,934△1,433(△48.9%)

セグメント別(繊維事業)の状況

繊維事業計の売上高は41,063百万円(前期比5.3%増)、営業利益は2,444百万円(同16.3%増)。衣料ファブリックは北米ファッションや中東民族衣装が牽引し29,628百万円(同2.1%増)、資材ファブリックは生活関連資材分野の増加により8,806百万円(同2.9%増)、製品部門は連結子会社化により事業範囲が拡大し売上高2,630百万円(同84.0%増)・営業利益194百万円(同90.2%増)となった。その他の事業は499百万円(同2.3%減)。

セグメント指標当期(2026年3月期)前期(2025年3月期)
繊維事業計売上高41,06339,015
繊維事業計営業利益2,4442,102
衣料ファブリック売上高29,62829,030
資材ファブリック売上高8,8068,556
製品部門売上高2,6301,429
製品部門営業利益194102
その他の事業売上高499511
合計売上高41,56339,526
合計営業利益2,5022,181
小松マテーレ 連結業績のセグメント別内訳
出典:3580_小松マテーレ_2026年3月期_通期_説明資料_2026-05-13.pdf P.4

通期業績予想

2027年3月期は売上高42,000百万円(前期比1.1%増)を見込む一方、営業利益は1,500百万円(同40.1%減)、経常利益は2,300百万円(同28.3%減)を予想。中東情勢の緊迫化に伴う要因△2,050百万円や構造改革費用等△2,052百万円などの減益要因を織り込む一方、親会社株主に帰属する当期純利益は2,000百万円(同33.3%増)を見込む。

項目予想(2027年3月期)前期実績(2026年3月期)
売上高42,00041,563
営業利益1,5002,502
経常利益2,3003,208
親会社株主に帰属する当期純利益2,0001,500
小松マテーレ 2027年3月期業績見通し
出典:3580_小松マテーレ_2026年3月期_通期_説明資料_2026-05-13.pdf P.10

株主還元

配当性向は当期純利益の40%以上を目安とし、安定的な配当の継続を基本方針としている。今期の期末配当は1株当たり13円とし、年間配当額は前期比2円増配の1株当たり27円となる。自己株式取得については、取得株式数200万株(上限)・取得総額17億円(上限)を取得期間2025年11月1日~2026年10月31日として実行中(予想)。

項目当期(2026年3月期)前期(2025年3月期)
年間配当額(1株当たり)27円25円
期末配当額(1株当たり)13円開示なし
小松マテーレ 剰余金の配当・自己株式取得について
出典:3580_小松マテーレ_2026年3月期_通期_説明資料_2026-05-13.pdf P.24

中期経営計画「KFW-2026」進捗状況

中期経営計画「KFW-2026」(スローガン:Art in Technology)の連結財務ハイライトでは、2026年3月期の売上高41,563百万円・営業利益2,502百万円は、2026年度の中計目標(売上高42,000百万円・営業利益2,500百万円)に近づく水準となった。ROEは3.8%(前年度比3.8ポイント減)、総還元性向は155%、配当性向は70%、営業利益率は6.0%(前年度比0.5ポイント増)。重点課題として海外事業の拡大、サステナブル商材・事業の推進、製品事業の推進、人材育成の強化とエンゲージメント向上、製造環境の整備・福利厚生の充実を掲げ、国内製造拠点を次世代型工場群へ再編する「factoRe100」(総工費300億円~、完成予定2043年)にも取り組んでいる。

小松マテーレ 中期経営計画の実績と数値目標
出典:3580_小松マテーレ_2026年3月期_通期_説明資料_2026-05-13.pdf P.14

※本記事は小松マテーレが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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