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ケイアイスター不動産、2026年3月期は 売上高・各段階利益で過去最高 配当235円に増配

決算サマリー 2026.08.14
ケイアイスター不動産、2026年3月期は 売上高・各段階利益で過去最高 配当235円に増配

※本記事はケイアイスター不動産が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ケイアイスター不動産は2026年3月期通期決算で、売上高3,939億円(前期比15.0%増)、営業利益269億円(同56.4%増)、経常利益249億円(同65.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益153億円(同73.3%増)を計上し、売上高・各段階利益ともに過去最高額を達成した。マンション価格の高騰などを背景に大都市圏を中心とした分譲戸建住宅への需要が底堅く推移し、在庫水準も順調に上昇した。2027年3月期は売上高4,500億円、経常利益285億円、親会社株主に帰属する当期純利益175億円を見込み、中期経営計画2028計画値を上回る水準に業績予想を引き上げた。1株当たり配当金は235円(前期の151円から84円増配)となり、2027年3月期も今期実績を上回る配当を目標としている。

目次

連結業績(当期 実績)

大都市圏を中心とした分譲戸建住宅に対する高い需要がけん引し、売上高や各段階利益は過去最高額を達成。粗利率も前期比で大きく改善した。売上高は3,939.0億円(前期比15.0%増)、経常利益は249.6億円(同65.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は153.5億円(同73.3%増)となった。

項目2026年3月期(当期)2025年3月期(前期)対前期増減率
売上高393,905百万円(構成比100.0%)342,553百万円(構成比100.0%)15.0%
売上総利益56,120百万円(14.3%)41,988百万円(12.3%)33.7%
販売費及び一般管理費29,125百万円(7.4%)24,733百万円(7.2%)17.8%
営業利益26,995百万円(6.9%)17,255百万円(5.0%)56.4%
経常利益24,963百万円(6.3%)15,124百万円(4.4%)65.0%
親会社株主に帰属する当期純利益15,355百万円(3.9%)8,862百万円(2.6%)73.3%
2026年3月期通期決算サマリー(売上高・営業利益・経常利益・当期純利益の実績と前期比)
出典:2026年3月期決算説明資料 P.3

セグメント別の状況

分譲住宅事業(土地含む)は販売棟数・売上高が伸長し、営業利益は大幅に改善した。注文住宅事業は市況変化に伴い収益性重視の事業活動へシフトし、売上高は減少したものの営業利益は増加した。その他事業(海外事業、アパート・収益不動産事業、ストック事業、リフォーム事業、分譲マンション事業、中古住宅再生事業)はアパート事業や収益不動産事業が貢献し、売上高・営業利益ともに大きく伸長した。

セグメント指標2026年3月期2025年3月期対前期増減率
分譲住宅事業(土地含む)販売棟数9,232棟8,767棟5.3%
分譲住宅事業(土地含む)売上高365,776百万円322,844百万円13.3%
分譲住宅事業(土地含む)営業利益27,559百万円19,258百万円43.1%
注文住宅事業販売棟数257棟358棟△28.2%
注文住宅事業売上高6,376百万円6,951百万円△8.3%
注文住宅事業営業利益105百万円38百万円176.6%
その他事業売上高21,753百万円12,758百万円70.5%
その他事業営業利益4,103百万円1,894百万円116.7%
セグメント別業績(分譲住宅事業・注文住宅事業・その他事業の売上高・営業利益)
出典:2026年3月期決算説明資料 P.9

通期業績予想

2027年3月期は、足元の業績が堅調に推移していることを踏まえ、中期経営計画公表値から引き上げた業績予想を設定した。売上高4,500億円(前期比14.2%増)、経常利益285億円(同14.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益175億円(同14.0%増)を見込む。ただし中東情勢の影響など現時点で不透明な外部環境を鑑み、堅実な業績予想を維持しているとしている。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(予想)対前期増減率中期経営計画2028計画値
売上高3,939億円4,500億円14.2%4,250億円
経常利益249億円285億円14.2%250億円
親会社株主に帰属する当期純利益153億円175億円14.0%150億円
2027年3月期連結業績予想(再掲)と中期経営計画2028計画値
出典:2026年3月期決算説明資料 P.20

株主還元

原則として1株当たり配当金は130円(2026年4月1日付の株式分割後は65円)を下限とし、自己株式取得とあわせて業績や財務状況に応じた株主還元を実施する方針。2024年6月には10億円の自己株式取得を実施し、2026年2月には株主優待制度を拡充した。2026年3月期の1株当たり配当金は上方修正後235.00円(うち中間配当金100.00円)、配当性向23.7%となった。2027年3月期は1株当たり配当金140.00円(株式分割後、うち中間配当金70.00円)、配当性向24.8%を予想しており、株式分割を考慮しない場合の年間配当金は280.00円となる。

項目2025年3月期(実績)2026年3月期(上方修正後実績)2027年3月期(予想)
1株当たり当期純利益285.22円495.15円563.69円※1
1株当たり配当金151.00円235.00円140.00円※2
うち1株当たり中間配当金65.00円100.00円70.00円※2
配当性向26.5%23.7%24.8%
配当と株主優待(1株当たり当期純利益・配当金・配当性向の推移と予想)
出典:2026年3月期決算説明資料 P.35

中期経営計画/トピック

2027年3月期は中期経営計画2028計画値を上回る水準の業績予想を設定し、新築分譲住宅は東名阪を中心とした都市部への出店を強化する方針。中古住宅再生事業は2025年2月の参入から1年強で23店舗(本格稼働11店舗)、仕入棟数約500棟を達成し、郊外を中心にシェア獲得を目指す。海外事業(豪州)では2026年1月にKINTEGRA LIVING PTY LTD(旧KI-Star Real Estate Australia Pty Ltd)を設立し、これまで現地の建築会社が受注していた建築工程を自社内製化する一気通貫体制の構築を進めている。

※本記事はケイアイスター不動産が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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