サンマルクホールディングス

サンマルクホールディングス、2026年3月期は売上高884億円で過去最高 純利益は6.5%増

決算サマリー 2026.08.14
サンマルクホールディングス、2026年3月期は売上高884億円で過去最高 純利益は6.5%増

※本記事はサンマルクホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社サンマルクホールディングスは2026年5月26日、2026年3月期(通期)の決算説明資料を公表した。既存業態の既存店が堅調に推移したことに加え、前期に買収した牛カツ業態の通期寄与により、売上高は884億円(前期比+24.7%)と過去最高を記録した。営業利益は51億円(同+41.3%)、のれん等償却前営業利益は73億円(同+75.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益は27億円(同+6.5%)といずれも増収増益となった。2027年3月期は既存店を軸に売上高930億円(同+5.2%)を見込む一方、原価率悪化により営業利益は微増にとどまる計画としている。

2026年3月期実績及び2027年3月期見通し
出典:3395_サンマルクホールディングス_2026年3月期_通期_説明資料.pdf P.3
目次

連結業績(当期 実績)

2026年3月期は牛カツ2業態のM&Aが通期で寄与し、売上高88,432百万円(前期比+24.7%、計画比+0.5%)、営業利益5,149百万円(同+41.3%、計画比+3.0%)、経常利益5,058百万円(同+31.8%、計画比+5.4%)となった。牛カツ業態のフル寄与により原価率は24.9%から26.8%へ+1.9pt上昇、販管費率は69.9%から67.4%へ△2.5pt改善した。親会社株主に帰属する当期純利益は2,705百万円(同+6.5%、計画比+17.6%)。前期に繰延税金資産計上による一時的な利益押上げ要因(8.2億円)があり比較のハードルが高い状況だったが、最終的には前期を上回る水準で着地した。

項目(百万円)2026年3月期2025年3月期増減率
売上高88,43270,895+24.7%
売上原価23,69917,686+34.0%
のれん等償却前営業利益7,3344,189+75.0%
営業利益5,1493,644+41.3%
経常利益5,0583,839+31.8%
親会社株主に帰属する当期純利益2,7052,540+6.5%

事業別(レストラン・喫茶)の状況

事業別・種類別では、レストラン事業の売上高が59,969百万円(売上比67.8%、前期比+15,853百万円)、うち牛カツ業態は18,020百万円(売上比20.4%、前期比+13,769百万円)となった。喫茶事業は28,462百万円(売上比32.2%、前期比+1,683百万円)。セグメント損益は全社で7,496百万円(前期比+1,449百万円)、レストランが4,468百万円(同+659百万円、うち牛カツ業態1,043百万円・同+649百万円)、喫茶が3,027百万円(同+789百万円)となった。なお前期の牛カツ業態の実績は損益取り込みを開始した第4四半期(2025年1〜3月)のみの数値である。

区分指標2026年3月期2025年3月期
全社売上高88,43270,895
レストラン売上高59,96944,116
うち、牛カツ業態売上高18,0204,251
喫茶売上高28,46226,779
全社セグメント損益7,4966,046
レストランセグメント損益4,4683,808
うち、牛カツ業態セグメント損益1,043394
喫茶セグメント損益3,0272,238
事業別・種類別決算概要
出典:3395_サンマルクホールディングス_2026年3月期_通期_説明資料.pdf P.7

通期業績予想

2027年3月期は既存店売上高がインフレ率見合い(3%程度)の上昇を見込む一方、牛カツ業態を中心とした原価率悪化や、京都への本社移転に伴う地代家賃等の費用増を見込むとしている。通期計画は売上高93,000百万円(前年比+5.2%)、のれん等償却前営業利益7,485百万円(同+2.1%)、営業利益5,300百万円(同+2.9%)、経常利益5,100百万円(同+0.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益2,900百万円(同+7.2%)としている。

項目(百万円)2027年3月期計画2026年3月期実績前年比
売上高93,00088,432+5.2%
のれん等償却前営業利益7,4857,334+2.1%
営業利益5,3005,149+2.9%
経常利益5,1005,058+0.8%
親会社株主に帰属する当期純利益2,9002,705+7.2%
2026年3月期実績及び2027年3月期計画
出典:3395_サンマルクホールディングス_2026年3月期_通期_説明資料.pdf P.14

株主還元

配当は下限を50円として増配基調を想定するとしており、27/3期(予想)の1株当たり配当金は54円としている。株主優待については、直営店及びFC店における割引が利用可能な株主優待カードの継続を想定するとしている。

1株当たり配当金(円)
22/3期44
23/3期44
24/3期50
25/3期52
26/3期52
27/3期(予想)54
株主還元及び株主優待
出典:3395_サンマルクホールディングス_2026年3月期_通期_説明資料.pdf P.30

中期経営計画/トピック

中期経営計画は牛カツ業態のM&A及び既存事業の進捗を踏まえ2025年11月に目標値を修正しており、29/3期の目標として売上高1,000億円、のれん等償却前営業利益90億円を掲げている。牛カツ業態(京都勝牛・牛かつもと村)については国内で150〜200店舗程度の潜在市場を想定し、海外でもフランチャイズ展開を継続する方針。一方、京都勝牛が保有していた牛カツ業態以外のブランド(「ベジテジや」等)はATCダイニングに譲渡し、牛カツ業態へ経営資源を集中するとしている。また本社を岡山県から京都府へ移転し、翌期以降継続する費用として約1.7億円、一過性の費用として約0.7億円を見込む一方、一部資産の整理により約1.5億円を回収する見通しとしている。

※本記事はサンマルクホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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