※本記事はゼネラル・オイスターが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
ゼネラル・オイスターの2026年3月期通期連結業績は、売上高が4,304百万円(43.04億円、前期比+9.6%)と増収となったものの、営業損益は92百万円の損失(前年同期は3百万円の利益)、親会社株主に帰属する当期純利益は△175百万円(前年同期は△20百万円)となった。売上高は再生可能エネルギー事業での収益計上等により増加した一方、店舗事業では原材料費・人件費の高騰による販管費の増加で収支が悪化し、セグメント利益は87百万円(前年同期262百万円)に落ち込んだ。卸売事業もノロウイルスの影響などで牡蠣の供給が不安定となり減収となったが、販売先数の拡大が寄与しセグメント利益は107百万円(前年同期比6.9%減)となった。通期配当は10円を予定している。
連結業績(2026年3月期 実績)
2026年3月期の売上高は4,304百万円(前期比+378百万円、+9.6%)。2023年12月より新規事業として着手した再生可能エネルギー事業での収益計上(613百万円)に加え、加工事業・浄化事業も増収となった一方、店舗事業・卸売事業は減収となった。売上総利益は2,508百万円(前期2,562百万円)で売上総利益率は58.2%(前期65.4%)に低下、販売管理費は原材料費・人件費の高騰などにより2,601百万円(前期2,558百万円)に増加した結果、営業損益は92百万円の損失(前期3百万円の利益)、経常損益は90百万円の損失(前期2百万円の利益)となった。特別利益6百万円、特別損失32百万円を計上し、親会社株主に帰属する当期純利益は△175百万円(前期△20百万円)となった。
| 項目(百万円) | 2026年3月期 | 2025年3月期 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 4,304 | 3,926 | 378(+9.6%) |
| 売上原価 | 1,796 | 1,363 | 433 |
| 売上総利益 | 2,508 | 2,562 | △54 |
| 販売管理費 | 2,601 | 2,558 | 43 |
| 営業利益 | △92 | 3 | △98 |
| 経常利益 | △90 | 2 | △92 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | △175 | △20 | △155 |
2026年3月期末の総資産は3,011百万円(30.11億円)で、前期末比△328百万円(△3.28億円)減少した。自己資本は1,531百万円、自己資本比率は50.8%となり、引き続き収益力を高め、財務基盤の強化を図るとしている。
| 項目(百万円) | 2025年3月期末 | 2026年3月期末 |
|---|---|---|
| 流動資産 | 2,173 | 1,601 |
| 固定資産 | 1,167 | 1,409 |
| 資産合計 | 3,340 | 3,011 |
| 流動負債 | 1,113 | 662 |
| 固定負債 | 815 | 799 |
| 負債合計 | 1,929 | 1,462 |
| 純資産合計 | 1,411 | 1,548 |

セグメント別事業の状況
セグメント別では、店舗事業の売上高が3,174百万円(前期比△150百万円、△4.5%)、セグメント利益が87百万円(前期262百万円)で、原材料費・人件費の高騰による販管費の増加により収支が悪化した。卸売事業は売上高443百万円(前期比△13百万円、△3.0%)と減収となったが、食品展示会への出展など新規の卸先開拓による販売先数の拡大が寄与し、セグメント利益は107百万円(前期比△7百万円)となった。加工事業は売上高146百万円(前期比+37百万円、+34.2%)、営業損失16百万円(前期△59百万円)に改善。浄化事業は直営店舗向け販売価格の見直しにより売上高920百万円(前期比+69百万円、+8.1%)、営業損失28百万円(前期△33百万円)に改善。2023年12月に新規着手した再生可能エネルギー事業は売上高613百万円、営業利益23百万円を計上した。
| セグメント | 指標 | 2026年3月期 | 2025年3月期 |
|---|---|---|---|
| 店舗事業 | 売上高(百万円) | 3,174 | 3,324 |
| 店舗事業 | セグメント利益(百万円) | 87 | 262 |
| 卸売事業 | 売上高(百万円) | 443 | 457 |
| 卸売事業 | セグメント利益(百万円) | 107 | 114 |
| 加工事業 | 売上高(百万円) | 146 | 109 |
| 加工事業 | セグメント利益(百万円) | △16 | △59 |
| 浄化事業 | 売上高(百万円) | 920 | 851 |
| 浄化事業 | セグメント利益(百万円) | △28 | △33 |
| 再生可能エネルギー事業 | 売上高(百万円) | 613 | - |
| 再生可能エネルギー事業 | セグメント利益(百万円) | 23 | - |
| その他 | 売上高(百万円) | 61 | 69 |
| その他 | セグメント利益(百万円) | 0 | △7 |
| 調整 | 売上高(百万円) | △1,055 | △886 |
| 調整 | セグメント利益(百万円) | △265 | △274 |
| 合計 | 売上高(百万円) | 4,304 | 3,926 |
| 合計 | セグメント利益(百万円) | △92 | 3 |

通期業績予想(2027年3月期)
2027年3月期の連結業績予想は、売上高4,376百万円(前期比+72百万円、+1.6%)、営業利益60百万円(前期比+152百万円)、経常利益59百万円(前期比+149百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益34百万円(前期比+209百万円)と、増収に加えて損益の黒字転換を見込む。会社は、オイスターの安心安全の高付加価値化による既存事業の立て直しと、再生可能エネルギー事業など新たな成長軸の追加により、持続的成長の実現と企業価値の向上を図るとしている。
| 項目(百万円) | 2026年3月期 通期実績 | 2027年3月期 連結業績予想 | 前年同期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 4,304 | 4,376 | +72(+1.6%) |
| 営業利益 | △92 | 60 | +152 |
| 経常利益 | △90 | 59 | +149 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | △175 | 34 | +209 |

株主還元
株主還元に関しては、連結配当性向30%を基準としつつ、1株あたり10円を目安として配当を継続して行う方針を継続するとしており、2026年3月期の通期配当は10円を予定している。
中期経営計画/トピック
2027年3月期に向けては、『守りの取り組み』としてコストコントロールの徹底(店舗事業の原材料費・人件費の低減)を進めるとともに、『攻めの取り組み』としてEC通販の強化など販売チャネルの多角化、店舗事業・国内卸売事業の収益拡大、加工事業による収益貢献、店舗事業のIT活用による効率化、再生可能エネルギー関連事業の成長加速に取り組むとしている。2026年3月には新業態のシーフードレストラン『L’ECAILLER 8TH SEA OYSTER TAKANAWA店』(東京都港区高輪、ニュウマン高輪MIMURE内)と『Mare & Oyster大井町トラックス店』(東京都品川区大井町、OIMACHI TRACKS内)をオープンした。

※本記事はゼネラル・オイスターが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。