※本記事はユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(U.S.M.H)は2026年2月期(本決算)の決算説明資料を公表した。いなげやの統合効果や既存店売上高の伸長により、連結の営業収益は963,762百万円(前期比118.8%)と過去最高を更新した。一方、物価上昇や競合環境を踏まえた価格対応等により売上総利益率が低下し、販管費も増加したことから営業利益は5,050百万円(前期比84.5%)の減益。特別利益の減少と店舗閉鎖等による特別損失の増加も響き、親会社株主に帰属する当期純損失は3,185百万円(前期差▲3,995百万円)となった。
連結業績(当期 実績)
2026年2月期の連結業績は、営業収益963,762百万円(売上比102.0%、前期比118.8%)、売上高944,425百万円(売上比100.0%、前期比118.9%)、売上総利益269,795百万円(売上比28.6%、前期比117.4%)、営業総利益289,131百万円(売上比30.6%、前期比117.0%)、販管費284,080百万円(売上比30.1%、前期比117.8%)、営業利益5,050百万円(売上比0.5%、前期比84.5%)、経常利益4,911百万円(売上比0.5%、前期比80.0%)。親会社株主に帰属する当期純損失は3,185百万円(売上比△0.3%、前期差▲3,995百万円)となった。
| 項目 | 実績(百万円) | 売上比(%) | 前期比(%)/前期差 |
|---|---|---|---|
| 営業収益 | 963,762 | 102.0 | 118.8 |
| 売上高 | 944,425 | 100.0 | 118.9 |
| 売上総利益 | 269,795 | 28.6 | 117.4 |
| 営業総利益 | 289,131 | 30.6 | 117.0 |
| 販管費 | 284,080 | 30.1 | 117.8 |
| 営業利益 | 5,050 | 0.5 | 84.5 |
| 経常利益 | 4,911 | 0.5 | 80.0 |
| 親会社株主に帰属する当期純損失 | △3,185 | △0.3 | 前期差▲3,995百万円 |

事業会社別の状況/投資実績
資料ではマルエツ、カスミ、いなげや、マックスバリュ関東(現:株式会社イオンフードスタイル)の事業会社別業績が示されている(詳細はP.4の画像を参照)。投資実績(計上ベース)は新店12店舗・既存店の活性化18店舗を含め合計28,063百万円(内訳は下表)。営業キャッシュ・フローは25,613百万円、有利子負債は54,228百万円で、期末店舗数は665店舗だった。
| 区分 | 実績(百万円) | 構成比(%) |
|---|---|---|
| 新店 | 8,233 | 29.3 |
| 活性化 | 1,633 | 5.8 |
| 営繕保守 | 9,129 | 32.5 |
| デジタル | 7,026 | 25.0 |
| その他 | 2,042 | 7.3 |
| 合計 | 28,063 | 100.0 |

通期業績予想
2027年2月期の連結業績予想は、営業収益1,133,200百万円(前期比117.6%)、営業利益10,000百万円(前期差4,949百万円)、経常利益9,600百万円(前期差4,688百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益150百万円(前期差3,335百万円)。数値前提として既存店売上高前期比は102.2%、売上総利益率の前期差は±0.0%を計画する。営業利益の増減要因として、本部機能統合効果+22億円、コスト削減施策+6億円、赤字店・不採算事業見直し等の効果+22億円が示されている(2026年2月期営業利益50億円→2027年2月期営業利益100億円)。投資計画は下表のとおり合計34,342百万円。
| 項目 | 2027年2月期 通期予想(百万円) | 前期比(%)/前期差 |
|---|---|---|
| 営業収益 | 1,133,200 | 117.6 |
| 営業利益 | 10,000 | 前期差4,949百万円 |
| 経常利益 | 9,600 | 前期差4,688百万円 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 150 | 前期差3,335百万円 |
| 区分 | 計画(百万円) | 構成比(%) |
|---|---|---|
| 新店 | 4,548 | 13.2 |
| 活性化 | 6,493 | 18.9 |
| 営繕保守 | 10,238 | 29.8 |
| デジタル | 8,355 | 24.3 |
| その他 | 4,708 | 13.7 |
| 合計 | 34,342 | 100.0 |

株主還元
本資料には配当・自己株式取得等の株主還元方針に関する記載はない。
中期経営計画/トピック
2025年4月10日公表の第4次中期経営計画について、前期の業績結果を踏まえ足元の経営基盤を固めることを最優先と位置づけ、2027年2月期の計画を見直す方針が示された(2028年2月期以降の計画については別途策定予定)。2027年2月期の基本方針は「個社最適からグループ最適へ」(グループ標準化・一体経営)で、エリア戦略(アーバン・ダウンタウン・ルーラルの3エリア×100坪/300坪/500坪超の店舗モデル)、構造改革(商品の仕入・調達統合、グループ共通サービスの展開、物流・システムの共同化、本部機能のU.S.M.Hへの完全統合)を推進するとしている。

※本記事はユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。