※本記事はマーベラスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
株式会社マーベラスの2026年3月期(2025年4月-2026年3月)業績は、売上高37,982百万円(前期比135.8%)、営業利益2,248百万円(同123.7%)、経常利益2,856百万円(同158.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,994百万円(同243.6%)と増収増益になった。コンシューマ新作基幹3タイトルの発売やアミューズメント事業の好調により過去最高売上を達成した。一部不振タイトルの評価損・減損損失を計上したが、好調なプロジェクト・事業とコストコントロールでカバーした。為替等の影響により、経常利益・当期純利益は営業利益以上に伸長した。
業績(2026年3月期 実績)
2026年3月期の売上高は37,982百万円(前期比+10,019百万円、135.8%)、営業利益は2,248百万円(同+431百万円、123.7%、利益率5.9%)、経常利益は2,856百万円(同+1,056百万円、158.7%、利益率7.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,994百万円(同+1,175百万円、243.6%、利益率5.3%)だった。
| 項目 | 2025年3月期 | 2026年3月期 | 増減額 | 増減率 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 27,963 | 37,982 | 10,019 | 135.8% |
| 売上原価 | 15,032 | 24,482 | 9,450 | 162.9% |
| 販管費 | 11,113 | 11,251 | 138 | 101.2% |
| 営業利益 | 1,817 | 2,248 | 431 | 123.7% |
| 経常利益 | 1,800 | 2,856 | 1,056 | 158.7% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 818 | 1,994 | 1,175 | 243.6% |
セグメント別の状況
セグメント別では、デジタルコンテンツ事業の売上高が20,489百万円(前期比158.9%)と伸長した一方、『DAEMON X MACHINA TITANIC SCION』『ブラウザ三国志 天』が計画大幅未達となり、『ブラウザ三国志 天』のゲーム資産残高一括償却などによりセグメント損失▲58百万円(前期937百万円)を計上した。アミューズメント事業はポケモンキッズアミューズメントマシンが国内外で好調に推移し、売上高12,711百万円(同121.7%)、セグメント利益3,168百万円(同118.0%)と伸長した。音楽映像事業は前期の不採算事業整理が寄与し、売上高4,781百万円(同103.5%)、セグメント利益910百万円(前期▲49百万円)に改善した。
| セグメント | 指標 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|
| デジタルコンテンツ事業 | 売上高 | 12,898 | 20,489 |
| デジタルコンテンツ事業 | セグメント利益 | 937 | ▲58 |
| アミューズメント事業 | 売上高 | 10,446 | 12,711 |
| アミューズメント事業 | セグメント利益 | 2,685 | 3,168 |
| 音楽映像事業 | 売上高 | 4,618 | 4,781 |
| 音楽映像事業 | セグメント利益 | ▲49 | 910 |
| セグメント利益合計 | – | 3,574 | 4,020 |
| 全社費用等 | – | ▲1,756 | ▲1,771 |
| 営業利益合計 | – | 1,817 | 2,248 |

通期業績予想(2027年3月期)
2027年3月期は減収増益を計画している。新作基幹タイトル数の減少により売上高は30,000百万円(前期比79.0%)と減収を見込むが、デジタルコンテンツ事業の立て直しを図り営業利益は3,000百万円(同133.4%)への増益を目指す。経常利益は3,000百万円(同105.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,000百万円(同100.3%)を計画している。
| 項目 | 2026年3月期実績 | 2027年3月期予想 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 37,982 | 30,000 | 79.0% |
| 営業利益 | 2,248 | 3,000 | 133.4% |
| 経常利益 | 2,856 | 3,000 | 105.0% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,994 | 2,000 | 100.3% |
| 配当金(円) | 12 | 15 | +3 |

株主還元
配当については、前期の1株あたり12円から3円増額し、2027年3月期は15円を計画している。
事業別トピック・今後の展開
デジタルコンテンツ事業は2027年3月期に基幹3タイトル(オンライン1、コンシューマ2)をリリース予定。オンラインは「閃乱カグラ」シリーズの新作アプリゲーム「PROJECT N」(仮称)を2026年に配信予定で、コンシューマ向けにも新作基幹2タイトルを発売予定である。

アミューズメント事業は、ポケモンキッズアミューズメントマシンが国内外で引き続き好調に推移し過去最高の売上・利益を更新した。国内「ポケモンフレンダ」は前作を上回るペースで累計プレイ回数2億回を突破し、海外展開の「ポケモンメザスタ」も順調に事業拡大している。2027年3月期も継続的な新弾投入や海外市場開拓に注力する計画である。

※本記事はマーベラスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。