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プロネクサス、2026年3月期は増収増益 売上収益は過去最高を更新

決算サマリー 2026.08.14
プロネクサス、2026年3月期は増収増益 売上収益は過去最高を更新

※本記事はプロネクサスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

プロネクサスが発表した2026年3月期(第82期、2025年4月1日~2026年3月31日)通期決算は、売上収益32,821百万円(前期比+5.9%)、営業利益2,906百万円(前期比+1,291.3%)、親会社の所有者に帰属する当期利益2,108百万円(同+367.5%)となった。全ての項目で前年同期比増収・増益となり、通期業績目標を達成した。

2025年8月に会計コンサルティングファームの株式会社JBAホールディングスを連結子会社化したことに加え、決算支援・開示書類作成に係るアウトソーシングサービスの受注拡大等により、売上収益は過去最高を更新した。利益面では、前年同期に計上した連結子会社ののれんに係る減損損失の反動増により増益となった。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

売上収益は前期比1,825百万円増の32,821百万円、営業利益は前期比2,697百万円増の2,906百万円となった。ROEは8.7%(前期比+6.9pt)、EPSは83.19円(前期比+65.51円)となった。

項目2026年3月期 実績2025年3月期 実績前年同期比
売上収益32,821百万円30,996百万円+1,825百万円(+5.9%)
営業利益2,906百万円209百万円+2,697百万円(+1,291.3%)
コア営業利益2,962百万円2,731百万円+231百万円(+8.5%)
税引前利益3,012百万円1,682百万円+1,331百万円(+79.1%)
親会社の所有者に帰属する当期利益2,108百万円451百万円+1,657百万円(+367.5%)
ROE8.7%1.8%+6.9pt
EPS83.19円17.68円+65.51円
2026年3月期通期の連結業績ハイライト(売上収益・営業利益等)を示すスライド
出典:2026年3月期 通期 決算説明会資料 P.4

製品区分別の状況

製品区分別売上収益では、上場会社ディスクロージャー関連が14,072百万円(前期比+13.1%)となった。株主総会関連サービスの増収に加え、JBAホールディングスのM&A効果や国内証券市場の活況によるIPO・ファイナンス関連の増収、決算支援・開示書類作成に係るアウトソーシングサービスの増収が寄与した。上場会社IR・イベント関連等は10,916百万円(同+2.4%)、データベース関連は1,099百万円(同+5.5%)と増収となった一方、金融商品ディスクロージャー関連は6,735百万円(同△1.7%)とやや減収した。金融商品ディスクロージャー関連を除く製品区分において、前年同期を上回った。

製品区分2026年3月期 実績2025年3月期 実績前年同期比
上場会社ディスクロージャー関連14,072百万円12,446百万円+1,625百万円(+13.1%)
上場会社IR・イベント関連等10,916百万円10,657百万円+259百万円(+2.4%)
金融商品ディスクロージャー関連6,735百万円6,851百万円△117百万円(△1.7%)
データベース関連1,099百万円1,042百万円+57百万円(+5.5%)
製品区分別売上収益の推移を示すスライド
出典:2026年3月期 通期 決算説明会資料 P.6

通期業績予想(「新中期経営計画2027」業績目標の修正)

会社は「新中期経営計画2027」の業績目標を修正し、2027年3月期の連結売上収益を当初目標32,600百万円から34,000百万円(+1,400百万円)に、コア営業利益・営業利益をそれぞれ2,900百万円から3,000百万円(+100百万円)に、親会社の所有者に帰属する当期利益を1,900百万円から2,000百万円(+100百万円)に、それぞれ上方修正した。主要顧客である上場会社数が当初想定より減少する見込みがマイナス要因となる一方、JBAホールディングスのM&A効果が2027年3月期以降通期で業績に寄与する見通しであることや、既存事業及び新たなビジネス領域の拡大がマイナス影響を上回るため、業績目標を修正した。

項目2027年3月期 当初目標2027年3月期 修正目標増減額
連結売上収益32,600百万円34,000百万円+1,400百万円
コア営業利益2,900百万円3,000百万円+100百万円
コア営業利益率8.9%8.8%△0.1pt
営業利益2,900百万円3,000百万円+100百万円
営業利益率8.9%8.8%△0.1pt
親会社の所有者に帰属する当期利益1,900百万円2,000百万円+100百万円
ROE7.4%8.3%+0.9pt
新中期経営計画2027の3か年業績目標修正を示すスライド
出典:2026年3月期 通期 決算説明会資料 P.25

株主還元

配当方針は、DOE(連結親会社所有者帰属持分配当率)4.0%を下限とし、かつ連結配当性向50%以上を基準とする方針に変更した。2026年3月期の年間配当金は普通配当40円に記念・特別配当2円を加えた42円(前期は普通配当36円に記念・特別配当16円を加えた52円)となり、期末配当は前回予想18円から4円増配の22円とした。2027年3月期の年間配当金は普通配当44円(第2四半期末配当22円、期末配当22円)を予定している。また、当期は自己株式約85万株(取得価額総額約1,000百万円)を取得した。

項目2025年3月期2026年3月期2027年3月期(予想)
普通配当金36円40円44円
記念・特別配当金16円2円
年間配当金52円42円44円
配当性向294.1%50.5%54.2%
DOE5.3%4.3%4.0%(下限値)
総還元性向294.1%97.4%未定
配当金・自己株式取得額など株主還元の推移を示すスライド
出典:2026年3月期 通期 決算説明会資料 P.16

中期経営計画・トピック

「新中期経営計画2027(新中計2027)」は、創業100周年となる2030年の連結売上収益400億円達成に向けたマイルストーンと位置付けられており、「ディスクロージャー・IR支援」から「コーポレートコミュニケーション支援」会社への進化を目指し事業領域を拡大するとしている。2025年8月には公認会計士を中心とした会計コンサルティングファームの株式会社JBAホールディングスをM&Aし、決算から開示までを総合的に支援する会計コンサルティングファームへの進化を図った。このほか、2026年2月にアクセスグループ・ホールディングスを連結子会社化、Booostナレッジベースとの資本業務提携を実施するなど、積極的なアライアンスを進めている。

※本記事はプロネクサスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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