※本記事は東京ラヂエーター製造が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
東京ラヂエーター製造の2026年3月期(通期)の連結業績は、売上高35,382百万円(前期比+1,322百万円、+4%)、営業利益2,358百万円(同+644百万円、+38%)、経常利益2,541百万円(同+621百万円、+32%)、親会社株主に帰属する当期純利益2,038百万円(同+616百万円、+43%)となった。売上増に加え、原価低減及び製品構成差の改善が寄与し、営業利益は大幅増益となった。経常利益、当期純利益についても前期比増益。一株当たり配当金は65.0円(前期比+19.5円)。
連結業績(2026年3月期 実績)
2026年3月期の売上高は35,382百万円(前期比+4%)、営業利益は2,358百万円(前期比+38%)で営業利益率は6.7%(前期比+1.7%)。経常利益は2,541百万円(前期比+32%)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,038百万円(前期比+43%)となった。一株当たり配当金は65.0円(前期比+19.5円)。
| 項目 | 当期(2026年3月期) | 前期(2025年3月期) | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 35,382 | 34,060 | +1,322(+4%) |
| 営業利益 | 2,358 | 1,714 | +644(+38%) |
| 営業利益率 | 6.7% | 5.0% | +1.7% |
| 経常利益 | 2,541 | 1,920 | +621(+32%) |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 2,038 | 1,422 | +616(+43%) |
| 一株当たり配当金 | 65.0円 | 45.5円 | +19.5円 |
セグメント別の状況
セグメント別(日本・中国・アジア)では、日本は自動車向け売上が大幅に増加し、売上増他により固定費増を吸収して増益となった。中国は輸出向け需要の減少により前期比減収となったものの、調達コストや経費削減により営業利益は増益を確保した。アジアはタイ、インドネシア市場の停滞影響が大きく、減収・減益となった。
| セグメント | 指標 | 当期(2026年3月期) | 前期(2025年3月期) |
|---|---|---|---|
| 日本 | 売上高 | 29,633 | 27,073 |
| 日本 | 営業利益 | 1,680 | 1,058 |
| 中国 | 売上高 | 5,960 | 7,038 |
| 中国 | 営業利益 | 459 | 418 |
| アジア | 売上高 | 2,925 | 3,259 |
| アジア | 営業利益 | 182 | 239 |
| 連結調整 | 売上高 | △3,136 | △3,311 |
| 連結調整 | 営業利益 | 36 | △1 |
| 連結合計 | 売上高 | 35,382 | 34,060 |
| 連結合計 | 営業利益 | 2,358 | 1,714 |

通期業績予想(2027年3月期)
2027年3月期の通期業績予想は、売上高35,500百万円(前期比+0.3%)、営業利益2,450百万円(同+4%)、経常利益2,600百万円(同+2%)を見込む。一方、税負担増により親会社株主に帰属する当期純利益は1,800百万円(前期比△12%)を見込む。一株当たり配当金は77.0円(前期比+12.0円)を予想している。
| 項目 | 予想(2027年3月期) | 前期実績(2026年3月期) |
|---|---|---|
| 売上高 | 35,500 | 35,382 |
| 営業利益 | 2,450 | 2,358 |
| 営業利益率 | 6.9% | 6.7% |
| 経常利益 | 2,600 | 2,541 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,800 | 2,038 |
| 一株当たり配当金 | 77.0円 | 65.0円 |

セグメント別の見通し
セグメント別では、日本はトラックおよび建設機械市場ともに拡販活動の推進により増収を計画し、コスト改善の推進により増益を計画する。中国は市場の構造変化及び競争激化により売上高は前期を下回る見通しで、収益構造改革を継続するものの減収影響により減益の見通し。アジアはインドネシア、タイともに需要が回復傾向にあり増収を計画する一方、前期にあった一過性要因の剥落などにより営業利益は前期を下回る見通し。

株主還元
株主還元方針として、中期経営計画に基づき、2027年3月期以降は配当性向を30%から40%へ引き上げる方針。2026年3月期実績の年間配当金は65.0円(前期比+19.5円)で、2025年11月公表比では6.0円増配(期末36.0円)となった。2027年3月期予想の年間配当金は77.0円(前期比+12.0円)。
| 項目 | 2025年3月期実績 | 2026年3月期実績 | 2027年3月期予想 |
|---|---|---|---|
| 年間配当金(円) | 45.5 | 65.0 | 77.0 |
| 配当性向(%) | 30.1 | 30.0 | 40.6 |

中期経営計画/トピック
2027年3月期は、中期経営計画「TRS Vision-2030」の初年度として位置付け、各重点施策の着実な推進を図る。なお、中東情勢を背景とした地政学的リスクの継続により、市況変動や販売動向に加え、一部部材の調達への影響も懸念されるが、現時点で合理的な算定が困難なため業績予想には織り込んでいない。
※本記事は東京ラヂエーター製造が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。