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SREホールディングス、2026年3月期は7期連続最高売上 営業利益34.5%増

決算サマリー 2026.08.13
SREホールディングス、2026年3月期は7期連続最高売上 営業利益34.5%増

※本記事はSREホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

SREホールディングスの2026年3月期通期決算は、売上高32,858百万円(前年比+23.1%)、営業利益4,180百万円(同+34.5%)となり、上場来7期連続の過去最高売上高を達成した。AI&クラウドコンサルティング(AICC)の高収益化が牽引し、営業利益は売上成長を上回るペースで拡大した。親会社株主に帰属する当期純利益は事業ポートフォリオ再編に伴う減損損失を計上したものの、本業の稼ぐ力で吸収し1,840百万円(同+8.5%)と増益で着地。1株当たり配当は前期比+3.0円の18.0円とし、連続増配を継続した。

目次

連結業績(当期 実績)

売上高はAICCにおける利益率を重視した受注拡大とL&Pの堅調な物件供給により前年比+23.1%増収。営業利益はAICCの高収益化が寄与し+34.5%増益で、期初ガイダンスを達成した。EBITDAは4,964百万円(同+30.2%)、経常利益は3,841百万円(同+32.3%)といずれも大幅増加。親会社株主に帰属する当期純利益は、中長期的なROE向上に向けた事業ポートフォリオの再編による減損損失を特別損失に計上したものの、前年比+8.5%の増益となった。

2026年3月期 決算実績サマリー
出典:SREホールディングス 2026年3月期通期 決算説明資料 P.2
項目2025年3月期 通期2026年3月期 通期前年比増減率
売上高26,690百万円32,858百万円+23.1%
営業利益3,107百万円4,180百万円+34.5%
EBITDA3,813百万円4,964百万円+30.2%
経常利益2,903百万円3,841百万円+32.3%
親会社株主に帰属する当期純利益1,697百万円1,840百万円+8.5%

セグメント別(AICC・L&P)の状況

AICC・L&Pの両セグメントが成長し、特にAICCの利益成長が全社の収益性を大きく押し上げた。AICCは売上高+15.5%に対しセグメント利益は+41.0%と拡大し、利益率は40.0%に到達。内訳ではライフ&ヘルスケアソリューション(LH)が売上高+44.3%・利益+87.1%とセグメント成長を牽引した一方、プロップテックソリューション(PT)は利益率重視の運営へのシフトにより売上高は▲10.9%となったものの、セグメント利益は+13.5%増益し利益率49.9%の高収益体質へ転換した。L&Pは開発不動産の売却タイミングを一部翌期にシフトしたものの、賃料改善を背景にセグメント利益は+15.1%増加した。

セグメント別業績概況
出典:SREホールディングス 2026年3月期通期 決算説明資料 P.7
セグメント指標2025年3月期 通期2026年3月期 通期前年比増減率
AICC売上高7,525百万円8,689百万円+15.5%
AICCセグメント利益(利益率)2,464百万円(32.7%)3,474百万円(40.0%)+41.0%
AICC内訳:LH売上高3,590百万円5,181百万円+44.3%
AICC内訳:PT売上高3,935百万円3,508百万円▲10.9%
L&P売上高20,532百万円26,272百万円+28.0%
L&Pセグメント利益1,039百万円1,196百万円+15.1%

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期は、AICCの高成長とL&Pの安定成長により売上高41,800百万円(前年比+27.2%)を計画。次世代AIオペレーション構築等へ4億円の戦略的再投資を行いつつ、営業利益は5,230百万円(同+25.1%)と52億円の大台を突破する大幅増益を見込む。親会社株主に帰属する当期純利益は、前期の減損影響が一巡することなどから2,830百万円(同+53.8%)と大きく伸びる計画。1株当たり配当は前期比+2.0円の20.0円を予定している。

項目2026年3月期 通期(実績)2027年3月期 通期(予想)前年比増減率
売上高32,858百万円41,800百万円+27.2%
営業利益4,180百万円5,230百万円+25.1%
EBITDA4,964百万円6,150百万円+23.9%
経常利益3,841百万円4,500百万円+17.2%
親会社株主に帰属する当期純利益1,840百万円2,830百万円+53.8%
2027年3月期 通期業績見通しサマリー
出典:SREホールディングス 2026年3月期通期 決算説明資料 P.15

株主還元

配当は、L&Pセグメント利益からみなし税金を除外した「L&Pみなし純利益」の約35%を配当原資とする方針。2025年3月期の初配当以降、連続増配を継続しており、2026年3月期は前期比+3.0円の18.0円を実施、2027年3月期は同+2.0円の20.0円を予定している。成長フェーズにあるAICCの利益は成長投資へ優先的に投下し、安定収益のL&Pの利益を配当原資に充当することで、高い成長性と安定増配の両立を図る方針。

1株あたり配当金
2025年3月期(実績)15.0円
2026年3月期(実績)18.0円
2027年3月期(予定)20.0円
株主還元方針
出典:SREホールディングス 2026年3月期通期 決算説明資料 P.12

中期経営計画/トピック

L&P事業のAUM(預かり資産額)は2026年3月末時点で1,552億円に到達し、直近のCAGR(年平均成長率)は約55%。継続的なアセットマネジメントフィーの積み上げが安定収益基盤と増配原資を支えている。2027年3月期には、不動産仲介・L&PのBPaaS化(1.0億円)、ヘルスケア領域のAI装備型オペレーション構築(1.0億円)、フィジカルAI布石(0.8億円)、CTO・FDE人材の獲得(1.2億円)、リスクバッファー(1.5億円)を含む合計4億円の戦略的再投資を実施する計画。なお、BPaaSへの事業拡大に伴い、SaaS指標であるARRの開示は今期より終了した。

※本記事はSREホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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