※本記事はキーコーヒーが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
2026年3月期、キーコーヒーは全市場で売上高が伸長し増収、全利益項目で増益となった。売上高は930億67百万円(前期比19.6%増)、営業利益は10億77百万円(同121.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は9億88百万円(同361.3%増)。営業部門における適正価格での販売活動や独自性の高い戦略商品の販売促進、製造・物流部門における各サプライヤーとの連携を通じた体制強化等、バリューチェーン全体で収益力の改善に努めた結果としている。2027年3月期はブランド価値向上のための先行投資を実施し、増収減益を予想する。
連結業績(当期 実績)
営業利益額最大化のための営業部門における適正価格での販売活動、独自性の高い戦略商品の販売促進に加え、製造・物流部門における各サプライヤーとの連携を通じた体制強化等、バリューチェーン全体で収益力の改善に努めた結果、増収増益となった(単位:百万円)。
| 項目 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | 前年増減 | 前年増減率 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 77,783 | 93,067 | 15,283 | 19.6% |
| 営業利益 | 486 | 1,077 | 590 | 121.3% |
| 経常利益 | 636 | 1,318 | 682 | 107.2% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 214 | 988 | 774 | 361.3% |

セグメント別(事業別)の状況
コーヒー関連事業は各市場における適正価格での販売活動等により増収増益。飲食関連事業は㈱イノダコーヒの連結子会社化等により増収増益。その他はニック食品㈱における受注増等により増収となるも減益となった(単位:百万円)。
| 事業区分 | 指標 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | 前年増減率 |
|---|---|---|---|---|
| コーヒー関連事業 | 売上高 | 69,883 | 83,602 | 19.6% |
| コーヒー関連事業 | 営業利益 | 883 | 1,574 | 78.3% |
| 飲食関連事業 | 売上高 | 4,171 | 5,594 | 34.1% |
| 飲食関連事業 | 営業利益 | 26 | 59 | 124.0% |
| その他 | 売上高 | 3,729 | 3,870 | 3.8% |
| その他 | 営業利益 | 259 | 256 | △1.2% |
| 調整額 | 営業利益 | △682 | △813 | – |
| 合計 | 売上高 | 77,783 | 93,067 | 19.6% |
| 合計 | 営業利益 | 486 | 1,077 | 121.3% |

通期業績予想
2027年3月期は、コーヒー生豆相場の高騰および為替相場の変動、中東情勢など不透明な事業環境の中で先行投資を実施し、事業環境と当社の戦略を包括的に鑑み、増収減益予想としている(単位:百万円)。
| 項目 | 2027年3月期予想 | 2026年3月期実績 | 前期比増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 95,000 | 93,067 | 2.1% |
| 営業利益 | 900 | 1,077 | △16.4% |
| 経常利益 | 1,000 | 1,318 | △24.2% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 750 | 988 | △24.1% |
| 年間配当(予想) | 12円 | 開示なし | – |

株主還元
2027年3月期の年間配当(予想)は12円。株主優待制度として、年2回、100株以上保有の株主に「株主限定ブレンド」等が入ったコーヒーの詰め合わせを贈呈している(「株主限定ブレンド」が入った詰め合わせは200株以上保有の株主が対象)。あわせて、広報誌「COFFEE FAN」を年4回、株主へ送付している。
中期経営計画/トピック
「2030年のあるべき姿」として、企業理念に基づき経済的価値と社会的価値を両立する「珈琲とKISSAのサステナブルカンパニー」を掲げ、収益力強化(顧客のニーズに応じた商品・サービスの提供、新規事業/事業領域の拡大)と経営基盤強化(業務効率の改善、人的資本経営の加速、グループ総合力強化、事業ポートフォリオの選択と集中、グループ連携強化)をROE向上に向けた経営戦略の柱としている。具体的な指標として、2027年度までにROE3%、2030年度までにROE5%の達成を目指す(2026年3月期のROEは3.2%)。中期の業績目標は、2027年3月期に売上高950億円・営業利益9億円・経常利益10億円・当期純利益7億50百万円、2028年3月期に売上高990億円・営業利益12億円・経常利益13億円・当期純利益10億円としている。また2025年7月には京都の老舗喫茶「㈱イノダコーヒ」を連結子会社化し、飲食関連事業のシナジー発揮に努めている。
| 項目 | 2026年3月期 | 2027年3月期予想 | 2028年3月期目標 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 93,067 | 95,000 | 99,000 |
| 営業利益 | 1,077 | 900 | 1,200 |
| 経常利益 | 1,318 | 1,000 | 1,300 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 988 | 750 | 1,000 |

※本記事はキーコーヒーが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。