※本記事はプレミアムウォーターホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
株式会社プレミアムウォーターホールディングスが発表した2026年3月期通期決算は、売上収益80,323百万円(前期比104.5%)、営業利益12,647百万円(同110.1%)、親会社の所有者に帰属する当期利益8,450百万円(同150.1%)となり、増収増益を達成した。長期契約プランの顧客獲得や生産体制の最適化により利益率が向上し、2025年5月13日公表の通期業績予想を上回る着地となった。これに伴い、年間配当金も100.00円から115.00円へ増配した。
連結業績(当期 実績)
売上収益は保有顧客数の増加を背景に前期比104.5%の80,323百万円、営業利益は自社工場(岐阜北方工場)への生産シフトによる製造単価の低減等により前期比110.1%の12,647百万円となった。金融収益及び持分法による投資損益の改善並びに見積実効税率の改善による法人所得税費用の減少もあり、親会社の所有者に帰属する当期利益は前期比150.1%の8,450百万円となった。EBITDA(営業利益+減価償却費)は25,551百万円(前期比106.9%)。
| 項目(百万円) | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 76,895 | 80,323 | 104.5% |
| 売上総利益 | 65,296 | 68,891 | 105.5% |
| 営業利益 | 11,482 | 12,647 | 110.1% |
| 親会社の所有者に帰属する当期利益 | 5,631 | 8,450 | 150.1% |
| EBITDA(営業利益+減価償却費) | 23,907 | 25,551 | 106.9% |
2026年3月期の業績は、2025年5月13日公表の通期予想(売上収益80,000百万円、営業利益12,000百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益6,500百万円、年間配当金110.00円)を上回り、上方修正後の水準で着地した。業績が堅調に推移したことに加え、金融収益及び持分法による投資利益の増加、見積実効税率の改善による法人所得税費用の減少が当期利益の押し上げに寄与した。

利益成長の要因(営業利益の増減)
営業への投資や売上増加に伴う変動費増はあったものの、保有顧客数の増加による売上伸長と、岐阜北方工場の稼働率向上による製造単価の低減、各種コストの効率化が寄与し、営業利益は前期比で1,164百万円増加した。自社物流比率は51.9%を維持し、物流コスト全体の増加を抑制した。
| 要因 | 金額(百万円) |
|---|---|
| 売上増減 | +3,427 |
| 材料費及び商品の仕入れ | ▲2,114 |
| 商品・製品の配送料 | ▲833 |
| 代理店手数料 | ▲859 |
| 減価償却費 | +287 |
| その他 | +1,256 |
| 合計(営業利益増減) | +1,164 |

通期業績予想
2027年3月期は、新規契約件数の増加に伴う保有顧客数の増加等により売上収益は堅調に推移し増収を見込む。営業利益についても、自社製造比率の向上や自社物流網の構築による製造・物流コストの削減効果により増益が継続する見通し。
| 項目 | 2026年3月期実績 | 2027年3月期予想 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上収益(百万円) | 80,323 | 82,500 | 2.7% |
| 営業利益(百万円) | 12,647 | 13,500 | 6.7% |
| 親会社の所有者に帰属する当期利益(百万円) | 8,450 | 9,000 | 6.5% |
| 1株当たり当期利益(EPS、円) | 282.80 | 294.67 | - |

株主還元
2026年3月期の期末配当は、予想の55円から5円増額の60円で決定した。今後も内部留保や設備投資への成長投資とのバランスを考慮しながら、安定的な増配を継続する方針。
| 項目(円) | 2025年3月期 | 2026年3月期 | 2027年3月期(予想) |
|---|---|---|---|
| 中間配当(基準日:9月末日) | 45.00 | 55.00 | 60.00 |
| 期末配当(基準日:3月末日) | 55.00 | 60.00 | 60.00 |
| 年間配当金合計 | 100.00 | 115.00 | 120.00 |

トピックス(2026年3月期)
天然水ウォーターサーバーの長期契約プラン(5年)に続き、2026年4月より卓上型浄水型ウォーターサーバーでも「Loccaお得プラン(litta6年)」の長期プランの受付を開始した。関西電力株式会社との業務提携により、共同で新ウォーターサーバーブランド「かんでん天然水」を発表したほか、2025年4月には「famfit2」、同年6月には「SLIM SERVER4」を新導入した。また、2026年1月23日開催の臨時株主総会及び取締役会の決議に基づき自己株式の消却を実行し、2026年3月18日には東証より流通株式比率について「適合」との通知を受領した結果、上場維持基準(スタンダード市場・分布基準)のすべての項目に適合した。
※本記事はプレミアムウォーターホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。