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サカタインクス、2025年12月期は営業利益3期連続で過去最高 配当は95円に増配

決算サマリー 2026.08.13
サカタインクス、2025年12月期は営業利益3期連続で過去最高 配当は95円に増配

※本記事はサカタインクスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

サカタインクス株式会社は2026年2月12日、2025年12月期(2025年1月-12月)の決算説明会資料を公表した。海外セグメントでの拡販や買収した企業の業績寄与により、売上高は2,576億円(前期比4.9%増)、営業利益は152億円(同15.7%増)となり、営業利益は3期連続で過去最高を更新した。親会社株主に帰属する当期純利益は116億円(同28.9%増)、ROEは10.0%(前期8.5%)となった。2026年12月期は売上高2,760億円、営業利益170億円を見込み、増収増益予想としている。

目次

連結業績(2025年12月期 実績)

売上高は2,576億円(前期比+120億円、+4.9%、現地通貨ベースでは+5.7%)、営業利益は152億円(同+20億円、+15.7%、現地通貨ベースでは+17.3%)、経常利益は153億円(同+24億円、+19.2%、現地通貨ベースでは+22.1%)となった。親会社株主に帰属する当期純利益は116億円(同+26億円、+28.9%、現地通貨ベースでは+31.9%)で、ROEは10.0%(前期8.5%)に上昇した。対米ドル為替レートは149.71円(前期151.58円、△1.87円)だった。

項目2025年12月期2024年12月期増減額増減率
売上高2,576億円2,455億円+120億円+4.9%
営業利益152億円131億円+20億円+15.7%
経常利益153億円128億円+24億円+19.2%
親会社株主に帰属する当期純利益116億円90億円+26億円+28.9%
ROE10.0%8.5%
2025年12月期 通期連結業績(売上高・営業利益・純利益)
出典:サカタインクス 2025年12月期 決算説明会資料 P.11

セグメント別の状況

印刷インキ(米州)は海外拡販や買収したC&A社の業績寄与により売上高1,018億円(前期比+15.9%)、営業利益52億円(同+18.1%)と伸長した。印刷インキ(アジア)は売上高561億円(同△3.6%)と減収となったものの、コストが安定していたことなどにより営業利益は69億円(同+20.3%)と増益を確保した。印刷インキ・機材(日本)は売上高502億円(同△4.8%)と減収だったが、価格改定や事業構造改革、物流改善により営業利益は14億円(同+54.9%)と増益となった。印刷インキ(欧州)は売上高215億円(同+0.6%)、営業利益0億円(同△3.0%)で黒字を維持した。機能性材料は売上高203億円(同+5.0%)と200億円を超えたが、営業利益は24億円(同△8.9%)となった。報告セグメント計は売上高2,502億円(同+4.3%)、営業利益161億円(同+16.2%)だった。

セグメント売上高(2025年12月期)売上高増減率営業利益(2025年12月期)営業利益増減率
印刷インキ・機材(日本)502億円△4.8%14億円+54.9%
印刷インキ(アジア)561億円△3.6%69億円+20.3%
印刷インキ(米州)1,018億円+15.9%52億円+18.1%
印刷インキ(欧州)215億円+0.6%0億円△3.0%
機能性材料203億円+5.0%24億円△8.9%
報告セグメント計2,502億円+4.3%161億円+16.2%
その他140億円+10.2%2億円+50.0%
合計2,576億円+4.9%152億円+15.7%
セグメント別実績(売上高・営業利益)
出典:サカタインクス 2025年12月期 決算説明会資料 P.13

通期業績予想(2026年12月期)

2026年12月期は売上高2,760億円(前期比+183億円、+7.1%)、営業利益170億円(同+17億円、+11.6%)、経常利益178億円(同+24億円、+15.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益118億円(同+1億円、+1.6%)を見込む。想定為替レートは対米ドル150.00円(前期比+0.29円、+0.1%)。売上高・営業利益ともに増収増益予想としている。なお2026年12月期のROEは数値を開示していないが、中期経営計画CCC-Ⅱの最終年度目標として10%以上を掲げる。セグメント別予想では、機能性材料が売上高302億円(同+48.5%)、営業利益32億円(同+32.6%)と増収増益を見込み、印刷インキ(欧州)は営業利益3億円(同4.7倍)を予想する。

項目2026年12月期予想2025年12月期実績前年比増減額前年比増減率
売上高2,760億円2,576億円+183億円+7.1%
営業利益170億円152億円+17億円+11.6%
経常利益178億円153億円+24億円+15.8%
親会社株主に帰属する当期純利益118億円116億円+1億円+1.6%
為替レート(対米ドル)150.00円149.71円+0.29円+0.1%
セグメント別 通期業績予想(2026年12月期)
出典:サカタインクス 2025年12月期 決算説明会資料 P.19

株主還元

2025年度は年間配当を当初予定の90円からさらに5円増配し95円/株とし(期末配当を5円増配)、自己株式10億円を取得したことで総還元性向は49.0%(配当性向40.4%)となった。2026年度は年間配当100円/株、自己株式10億円の取得を予定しており、総還元性向50%以上を2026年までに達成することを目標に掲げる。株主還元方針は「積極的かつ安定的な配当と機動的な自己株式の取得」とし、連結配当性向は20%前後~30%前後を目安としている。

項目2025年度2026年度(予定)
1株当たり年間配当95円100円
自己株式取得額10億円10億円(予定)
総還元性向49.0%50%以上(目標)
配当性向40.4%
株主還元(配当・自己株式取得の推移)
出典:サカタインクス 2025年12月期 決算説明会資料 P.32

資本政策・トピック

2025年11月には持株会社体制への移行(2027年1月予定、2026年3月26日開催の株主総会の決議を経て決定)を発表したほか、金融機関保有株式の売出しを実施した(売出株式数2,946,700株、発行済株式数の5.43%)。政策保有株式は2025年12月末時点で約55%縮減し、目標としていた「2025年末までに50%以上縮減」を達成した(純資産比率2.7%)。なお、米国通商関税の直接的影響はほぼ無いとしている。

※本記事はサカタインクスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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