※本記事は福井コンピュータホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
建築システム・測量土木システム等を手掛ける福井コンピュータホールディングスの2026年3月期は、売上高16,653百万円(前年同期比13.2%増)、営業利益7,263百万円(前年同期比19.4%増)、経常利益7,483百万円(前年同期比20.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益4,313百万円(前年同期比3.0%増)の増収増益となった。
連結業績(2026年3月期 実績)
建築システム事業では新規顧客の獲得やライセンス増設が順調に進み、価格改定による単価改善効果が通期で寄与した。測量土木システム事業でも国土交通省が推進するi-ConstructionやBIM/CIMの普及を捉えた製品・機能の提供が進み、増収増益となった。
| 項目 | 2026年3月期 | 2025年3月期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 16,653百万円 | 14,717百万円 | 13.2%増 |
| 営業利益 | 7,263百万円 | 6,085百万円 | 19.4%増 |
| 経常利益 | 7,483百万円 | 6,211百万円 | 20.5%増 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 4,313百万円 | 4,189百万円 | 3.0%増 |
財政状態(2026年3月期末)
総資産は36,816百万円となり、前期末に比べて3,772百万円増加した。主な要因は現金及び預金の増加である。純資産は30,078百万円となり、前期末に比べて2,976百万円増加し、自己資本比率は81.7%(前期末は82.0%)となった。
| 項目 | 2026年3月期末 | 2025年3月期末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 36,816百万円 | 33,044百万円 |
| 純資産 | 30,078百万円 | 27,102百万円 |
| 自己資本比率 | 81.7% | 82.0% |
| 1株当たり純資産 | 1,454.84円 | 1,310.85円 |
セグメント別の状況
建築システム事業は、新規顧客の獲得や既存顧客のライセンス増設、価格改定による単価改善効果が寄与し増収増益となった。住宅建材事業では2025年4月施行の建築基準法改正に伴う設計対応需要を捉え、法改正対応プログラムの販売が伸長した。測量土木システム事業は、i-ConstructionやBIM/CIMの普及、国土地理院の作業規程改正等の市場動向を捉えた製品・機能の提供により増収増益となった。ITソリューション事業は、2025年7月の参議院議員選挙や2026年2月の衆議院議員選挙に関わる売上を計上し増収増益となった。投資事業は営業損失を計上した。
通期業績予想
2025年度から2027年度を対象とする新たな中期経営計画のもと、事業体制や事業構造を見直す方針である。建築システム事業では住宅事業における主要ソフトウエアの機能拡充やBIM事業における施工フェーズへのソリューション提供、測量土木システム事業では新しいソリューションの開発や既存ソフトウエアの機能改善・深堀に取り組むとしている。
| 項目 | 2027年3月期(予想) | 増減率 |
|---|---|---|
| 売上高 | 16,643百万円 | 0.1%減 |
| 営業利益 | 6,895百万円 | 5.1%減 |
| 経常利益 | 7,095百万円 | 5.2%減 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 4,539百万円 | 5.2%増 |
株主還元
利益配分については、株主への利益還元姿勢を重視し、安定的かつ継続的な配当を実施する方針である。2026年3月期の配当は1株当たり年間73円(前期は70円)、次期(2027年3月期)は1株当たり年間77円を予定している。
| 項目 | 2026年3月期(実績) | 2027年3月期(予想) |
|---|---|---|
| 1株当たり年間配当金 | 73円 | 77円 |
| 配当性向 | 35% | 35.1% |
本記事は福井コンピュータホールディングスが公表した2026年3月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。
※本記事は福井コンピュータホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。