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大水、2026年3月期は増収・営業増益 親会社株主に帰属する当期純利益は38.6%減の730百万円

決算サマリー 2026.09.29
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※本記事は大水が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

大水が公表した2026年3月期の連結業績は、売上高が105,770百万円(前期比6.5%増)、営業利益が899百万円(同32.1%増)、経常利益が1,054百万円(同27.8%増)となった。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は、税金費用の計上等により730百万円(同38.6%減)となった。2027年3月期は売上高106,000百万円(前期比0.2%増)、営業利益800百万円(同11.0%減)を見込む。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

水産流通業界では、生鮮水産物の水揚げがサンマ、イカなど一部魚種で好転したものの、その他の魚種では年間を通じて低調に推移した。輸入水産物は数量が減少した一方、継続的な円安基調を背景に輸入魚の価格は高値圏で推移した。需要面では、訪日客による消費の下支えもあり外食需要は堅調に推移したが、消費者の節約志向は根強く、内食需要は力強さを欠いた。このような環境のもと、売上高は単価高の影響もあり概ね順調に推移し、105,770百万円(前期比6.5%増)となった。損益面では、人件費・諸物価の高騰の影響により固定費が増加したものの、売上高の増加に伴う売上総利益の増加により、営業利益は899百万円(同32.1%増)、経常利益は1,054百万円(同27.8%増)となった。親会社株主に帰属する当期純利益は、税金費用の計上等により730百万円(同38.6%減)となった。1株当たり当期純利益は53円71銭(前期は87円92銭)、自己資本当期純利益率は6.0%(同11.1%)である。

項目2026年3月期2025年3月期増減率
売上高105,770百万円99,302百万円6.5%増
営業利益899百万円680百万円32.1%増
経常利益1,054百万円824百万円27.8%増
親会社株主に帰属する当期純利益730百万円1,189百万円38.6%減

セグメント別の状況

主力の水産物販売事業は、市場営業部門でサンマやイカの漁獲量増加、養殖マグロ、タイ、サーモン、天然ブリ類などの取扱数量の堅調な推移により取扱金額が増加した。一方、カキ、ホタテなどの貝類、ウニ、秋鮭は海水温上昇など海洋環境の変化により入荷が不安定となり、取扱数量及び金額が減少した。市場外営業部門では、サバを中心とした海外向け冷凍魚の販売や、国内加工メーカー向けスリミの販売が好調に推移し、事業全体では増収増益となった。冷蔵倉庫等事業は、保管料収入の増加により増収増益となった。

財政状態とキャッシュ・フロー

2026年3月期末の総資産は28,371百万円となり、前期末に比べ3,531百万円増加した。主に受取手形及び売掛金、前渡金、投資有価証券が増加した。負債は、支払手形及び買掛金、短期借入金、繰延税金負債などが増加した。純資産は、利益剰余金とその他有価証券評価差額金の増加などにより、前期末に比べ1,384百万円増加の12,842百万円となった。自己資本比率は45.3%(前期末は46.1%)である。キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが前渡金の計上等により1,064百万円の支出(前期に続く支出)、投資活動によるキャッシュ・フローが有形固定資産の取得等により343百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが短期借入金の増加等により964百万円の収入となり、現金及び現金同等物の期末残高は2,558百万円となった。

項目2026年3月期2025年3月期
総資産28,371百万円24,840百万円
純資産12,842百万円11,457百万円
自己資本比率45.3%46.1%
1株当たり純資産942円78銭845円39銭

配当

2026年3月期の配当は期末7円の年間7円00銭(前期は年間6円00銭)で、配当金総額は95百万円、連結配当性向は13.0%である。2027年3月期も年間7円00銭(期末7円)を予定しており、予想配当性向は14.7%となる。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(予想)
1株当たり年間配当金7円00銭7円00銭
うち期末7円00銭7円00銭
配当性向(連結)13.0%14.7%

2027年3月期の業績予想

2027年3月期の連結業績予想は、売上高106,000百万円(前期比0.2%増)、営業利益800百万円(同11.0%減)、経常利益950百万円(同9.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益650百万円(同11.0%減)である。1株当たり当期純利益は47円72銭を見込む。短信は、中東情勢や為替の変動により資材価格や物流費の上昇が懸念されるうえ、海外での水産物需要の高まりや海水温の上昇等による漁獲量の減少を背景に水産物価格は上昇が続くと考えられ、消費者の節約志向も依然として根強く、厳しい事業環境が続くものと見込んでいる。なお、報告セグメントにおける水産物販売事業の比重が高いため、セグメント別の見通しは記載を省略している。

項目2027年3月期(予想)増減率
売上高106,000百万円0.2%増
営業利益800百万円11.0%減
経常利益950百万円9.9%減
親会社株主に帰属する当期純利益650百万円11.0%減

本記事は大水が公表した2026年3月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。

※本記事は大水が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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