※本記事はマルヨシセンターが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
マルヨシセンターが公表した2026年2月期の連結業績は、営業収益が42,991百万円(前期比3.0%増)、営業利益が339百万円(同155.7%増)、経常利益が323百万円(同122.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が131百万円(同851.7%増)となり、増収増益となった。2027年2月期は営業収益44,000百万円(前期比2.3%増)を見込む一方、原油価格の上昇に伴う商品原価の高騰や人件費の増加などを織り込み、営業利益は180百万円(同47.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は10百万円(同92.4%減)を見込む。
連結業績(2026年2月期 実績)
小売業界では、物価上昇による購買意欲の低下、人件費関連コストの増加、光熱費や運賃等の経費の増加など厳しい環境が続いた。同社は「個店の力/競争力」を引き上げることによる各地域でのシェア拡大を経営戦略とし、「マルヨシクオリティ」の向上に向けて、接客サービスの強化、「健康とおいしさ」をキーワードとした生鮮商品の差別化、時間帯別売場管理を基本とした売場作りなどに取り組んだ。販売促進を含む営業戦略と経費管理を店長が計画する「店長による店舗経営管理体制」を一部店舗から導入したほか、四国戦略の第二号店として椿店(愛媛県松山市)を2025年7月4日に改装オープンした。一方、2025年3月31日に賃貸借契約の満了に伴い片原町店(香川県高松市)を閉店した。また、㈱イズミとのシステム、仕入、物流の統合により、仕入れ原価の低減や効率化によるコスト削減を進めている。これらの取り組みの結果、営業収益は42,991百万円(前期比3.0%増)、営業利益は339百万円(同155.7%増)、経常利益は323百万円(同122.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は131百万円(同851.7%増)となった。1株当たり当期純利益は140円46銭(前期は14円76銭)である。
| 項目 | 2026年2月期 | 2025年2月期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 営業収益 | 42,991百万円 | 41,738百万円 | 3.0%増 |
| 営業利益 | 339百万円 | 132百万円 | 155.7%増 |
| 経常利益 | 323百万円 | 145百万円 | 122.1%増 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 131百万円 | 13百万円 | 851.7%増 |
財政状態とキャッシュ・フロー
2026年2月期末の総資産は16,636百万円となり、前期末に比べ437百万円増加した。有形固定資産と無形固定資産が減少した一方、投資有価証券が期末日の株価上昇により増加した。負債は、短期長期を合わせた借入金が1,300百万円減少した一方、期末日が銀行の休日だったことなどにより買掛金が増加した。純資産は、利益剰余金と、期末日の株価上昇の影響によるその他有価証券評価差額金の増加などにより、前期末に比べ301百万円増加の3,534百万円となった。自己資本比率は19.7%(前期末は18.5%)である。キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが仕入債務の増加などにより2,164百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが有形固定資産の取得などにより404百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが借入金の減少などにより1,490百万円の支出となり、現金及び現金同等物の期末残高は923百万円となった。
| 項目 | 2026年2月期 | 2025年2月期 |
|---|---|---|
| 総資産 | 16,636百万円 | 16,199百万円 |
| 純資産 | 3,534百万円 | 3,232百万円 |
| 自己資本比率 | 19.7% | 18.5% |
| 1株当たり純資産 | 3,498円38銭 | 3,205円71銭 |
配当
同社は、業績動向及び今後の経営環境を総合的に勘案して、継続的な企業価値の向上を通じて安定した配当をすることを基本方針としている。2026年2月期の配当は期末30円の年間30円00銭(前期と同額)で、配当金総額は28百万円、連結配当性向は21.4%である。2027年2月期も年間30円00銭(期末30円)を予定しており、予想配当性向は280.4%となる。
| 項目 | 2026年2月期(実績) | 2027年2月期(予想) |
|---|---|---|
| 1株当たり年間配当金 | 30円00銭 | 30円00銭 |
| うち期末 | 30円00銭 | 30円00銭 |
| 配当性向(連結) | 21.4% | 280.4% |
2027年2月期の業績予想
2027年2月期の連結業績予想は、営業収益44,000百万円(前期比2.3%増)、営業利益180百万円(同47.0%減)、経常利益140百万円(同56.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益10百万円(同92.4%減)である。1株当たり当期純利益は10円70銭を見込む。短信は、中東情勢の長期化を背景に、原油価格の上昇に伴う商品原価の高騰及び電気、運賃、消耗品価格の上昇が見込まれ、賃上げや採用競争の激化による人件費の増加も想定されることから、それらすべてを吸収することは難しいと判断したとしている。同社は引き続き「マルヨシクオリティ」の追求を方針とし、生鮮の魅力度向上や時間帯別の売場管理の徹底、子会社の㈱フレッシュデポの製造ラインの見直しなどに取り組むとしている。
| 項目 | 2027年2月期(予想) | 増減率 |
|---|---|---|
| 営業収益 | 44,000百万円 | 2.3%増 |
| 営業利益 | 180百万円 | 47.0%減 |
| 経常利益 | 140百万円 | 56.8%減 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 10百万円 | 92.4%減 |
本記事はマルヨシセンターが公表した2026年2月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。
※本記事はマルヨシセンターが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。