カナデビア

カナデビア、2026年3月期は増収減益 営業利益は54.8%減の12,192百万円

決算サマリー 2026.09.29
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※本記事はカナデビアが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

カナデビアが公表した2026年3月期の連結業績は、売上高が645,222百万円(前期比5.7%増)と増収となった一方、営業利益は12,192百万円(同54.8%減)、経常利益は13,621百万円(同44.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は11,137百万円(同49.6%減)と減益となった。主に環境部門の増加により増収となったが、営業利益は主に環境部門の悪化により減少した。2027年3月期は売上高640,000百万円(前期比0.8%減)、営業利益25,500百万円(同109.2%増)を見込む。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

同社グループは、2023年度からスタートした中期経営計画「Forward 25」のもと、既存事業の持続的成長、成長事業の創出・拡大、持続可能な経営の推進(企業価値向上)を基本方針として重点施策を推進した。当期の売上高は主に環境部門の増加により645,222百万円(前期比5.7%増)となった。損益面では、営業利益が主に環境部門の悪化により12,192百万円(同54.8%減)に減少し、これに伴い経常利益は13,621百万円(同44.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は11,137百万円(同49.6%減)となった。1株当たり当期純利益は66円20銭(前期は131円33銭)、自己資本当期純利益率は5.8%(同12.6%)、売上高営業利益率は1.9%(同4.4%)である。

項目2026年3月期2025年3月期増減率
売上高645,222百万円610,523百万円5.7%増
営業利益12,192百万円26,946百万円54.8%減
経常利益13,621百万円24,329百万円44.0%減
親会社株主に帰属する当期純利益11,137百万円22,103百万円49.6%減

セグメント別の状況

環境部門は、海外子会社の売上増加により増収となった一方、高採算案件の減少及び海外子会社の技術トラブルの影響等により減益となった。機械・インフラ部門は、プレス事業の売却により減収となり、インフラの収益悪化等により営業損失を計上した。脱炭素化部門は、風力発電の減少等により減収となり、プロセス機器の収益悪化等により営業損失を計上した。その他部門は減収減益となった。なお、当期中に株式会社エイチアンドエフほか海外関連会社3社と日立造船マリンエンジン株式会社の計5社が連結範囲から除外されている。

財政状態とキャッシュ・フロー

2026年3月期末の総資産は718,640百万円(前期末は609,666百万円)、純資産は203,400百万円(同197,895百万円)、自己資本比率は27.4%(同31.1%)となった。短信によれば、総資産は契約資産及び固定資産の増加等により増加し、負債は契約負債及び有利子負債の増加等により増加した。純資産は親会社株主に帰属する当期純利益の計上等により増加した。キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが税金等調整前当期純利益の計上等により11,647百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが固定資産の取得や子会社株式の取得による支出等により48,035百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが借入金の増加等により41,544百万円の収入となり、現金及び現金同等物の期末残高は77,304百万円となった。

項目2026年3月期2025年3月期
総資産718,640百万円609,666百万円
純資産203,400百万円197,895百万円
自己資本比率27.4%31.1%
1株当たり純資産1,169円89銭1,125円91銭

株主還元

2026年3月期の1株当たり年間配当金は期末25円00銭で、前期と同額となった。配当金総額は4,212百万円、連結配当性向は37.8%である。2027年3月期は期末38円00銭の年間38円00銭を予想しており、予想配当性向は30.5%となる。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(予想)
1株当たり年間配当金25円00銭38円00銭
うち期末25円00銭38円00銭
配当性向(連結)37.8%30.5%

2027年3月期の業績予想

2027年3月期の連結業績予想は、売上高640,000百万円(前期比0.8%減)、営業利益25,500百万円(同109.2%増)、経常利益22,000百万円(同61.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益21,000百万円(同88.6%増)である。1株当たり当期純利益は124円83銭を見込む。短信によれば、売上高は機械・インフラ及び舶用エンジン事業が減少する一方、環境事業で海外子会社における増加を織り込み、当期と同水準を見込む。営業利益は、当期に計上した技術トラブル費用がなくなること及びインフラの収益悪化が小さくなることから、当期を上回る見込みとしている。なお、同社は年次での業績管理を行っているため、第2四半期(累計)の業績予想は開示していない。

項目2027年3月期(予想)増減率
売上高640,000百万円0.8%減
営業利益25,500百万円109.2%増
経常利益22,000百万円61.5%増
親会社株主に帰属する当期純利益21,000百万円88.6%増

本記事はカナデビアが公表した2026年3月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。

※本記事はカナデビアが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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