※本記事はピーエイが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
ピーエイが公表した2025年12月期(2025年1月1日~2025年12月31日)決算短信によると、売上高は2,021百万円(前期比7.7%増)、営業利益は127百万円(同89.8%増)、経常利益は142百万円(同109.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は95百万円(同30.6%増)となり、増収増益となった。年間配当金は8.2円で、前期の4.2円から増配した。2026年12月期は売上高2,100百万円(同3.9%増)、営業利益130百万円(同2.0%増)を見込み、年間配当金は5.2円と減配を予想している。
連結業績(2025年12月期 実績)
短信によると、当期の国内経済は雇用・所得環境の改善や各種政策の効果を背景に、一部に足踏みが見られるものの緩やかな回復基調で推移した。一方、米国の通商政策による景気下振れリスクや物価上昇の継続などへの警戒は続き、個人消費は弱含みで推移した。同社グループは「地域に人を集め 地域に賑わいを創り 地域の人を元気にする」というミッションのもと、地域活性化に関わる様々な事業を推進した。
| 項目 | 2025年12月期 | 2024年12月期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 2,021百万円 | 1,877百万円 | 7.7%増 |
| 営業利益 | 127百万円 | 67百万円 | 89.8%増 |
| 経常利益 | 142百万円 | 68百万円 | 109.0%増 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 95百万円 | 73百万円 | 30.6%増 |
1株当たり当期純利益は8円92銭(前期は6円83銭)、自己資本当期純利益率は19.4%(同17.1%)、売上高営業利益率は6.3%(同3.6%)である。
セグメント別の状況
人材ソリューション事業は、自社採用メディア「ジョブポストweb」を通じて顧客企業の採用活動を支援している。正社員領域を中心に企業の採用意欲が高まるなか、既存顧客の深耕と新規顧客の開拓を進めたが、営業人員の採用計画の遅れにより一部エリアで営業体制が十分に整わず、売上高は前期を下回った。人材派遣・人材紹介事業は、新潟県および長野県を中心に事業を展開しており、業務請負分野で商業施設を中心とした大型受注を獲得したほか人材紹介事業も堅調に推移し、売上高は前期を上回った。
こどもケアサポート事業は、小規模認可保育園と放課後等デイサービス施設を運営している。新たな放課後等デイサービス事業所「ココカラLIFE泉中央教室」(宮城県仙台市)の開所と既存事業所の稼働率の維持・向上により、売上高は前期を上回った。地域力創造事業は、地域おこし協力隊や地域活性化起業人の派遣、自治体への伴走支援などを手がけている。新潟市万代島地区では新潟県と事業用定期借地権契約を締結し、バーベキュー施設等の各種施設整備を進めた。既存自治体案件の進捗に加え新規案件の受注が増加し、売上高は前期を上回った。
財政状態とキャッシュ・フロー
当期末の総資産は1,397百万円(前期末は1,337百万円)となり、60百万円増加した。固定資産では建設仮勘定や差入保証金が増加した。負債は、短期借入金が増加した一方、長期借入金が減少した。純資産は520百万円(前期末は465百万円)となり、55百万円増加した。親会社株主に帰属する当期純利益の計上による増加と、配当金の支払いによる減少が主な要因である。自己資本比率は37.2%(前期末は34.8%)、1株当たり純資産は48円42銭となった。
| 項目 | 2025年12月期 | 2024年12月期 |
|---|---|---|
| 総資産 | 1,397百万円 | 1,337百万円 |
| 純資産 | 520百万円 | 465百万円 |
| 自己資本比率 | 37.2% | 34.8% |
| 1株当たり純資産 | 48.42円 | 43.27円 |
キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが116百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが76百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが60百万円の支出となり、現金及び現金同等物の期末残高は803百万円となった。短信は、営業活動では税金等調整前当期純利益の計上、投資活動では有形固定資産の取得や敷金及び保証金の差入による支出、財務活動では長期借入金の返済や配当金の支払いを主な要因として挙げている。
配当
2025年12月期の年間配当金は期末8.2円で、前期の4.2円から増加した。配当金総額は88百万円、配当性向は91.9%、純資産配当率は17.9%である。2026年12月期は期末5.2円(配当性向55.9%)を予想しており、当期から減配となる見通しである。
| 項目 | 2025年12月期(実績) | 2026年12月期(予想) |
|---|---|---|
| 1株当たり年間配当金 | 8.20円 | 5.20円 |
| 配当性向(連結) | 91.9% | 55.9% |
2026年12月期の業績予想
2026年12月期の連結業績予想は、売上高2,100百万円(前期比3.9%増)、営業利益130百万円(同2.0%増)、経常利益140百万円(同2.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益100百万円(同4.3%増)である。1株当たり当期純利益の予想は9円30銭。需要動向や商談の進捗状況等により四半期ごとの業績が大きく変動する可能性があるため、第2四半期累計期間の業績予想は開示していない。
| 項目 | 2026年12月期(予想) | 増減率 |
|---|---|---|
| 売上高 | 2,100百万円 | 3.9%増 |
| 営業利益 | 130百万円 | 2.0%増 |
| 経常利益 | 140百万円 | 2.0%減 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 100百万円 | 4.3%増 |
短信は、人材ソリューション事業及び人材派遣・人材紹介事業では企業の慢性的な人手不足への対応として人材登録の増加とマッチング機能の向上を推進し、大手求人メディアとの連携等による商品力の強化や自社人材の採用による営業販売力の増強を目指すとしている。こどもケアサポート事業では新たな施設の設立に向けた投資を進め、地域力創造事業では地域おこし協力隊支援事業や新潟市万代島地区での「万代テラスにぎわい創出事業」などを通じて地域の再活性化を図るとしている。
重要な後発事象について、短信は「該当事項はありません」としている。
本記事はピーエイが公表した2025年12月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。
※本記事はピーエイが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。