※本記事はコーセーアールイーが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
コーセーアールイーの2026年1月期連結業績は、売上高10,045百万円(前期比31.3%増)、営業利益768百万円(同138.9%増)、経常利益982百万円(同96.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益695百万円(同104.0%増)の増収増益となった。2027年1月期は売上高10,350百万円(同3.0%増)、営業利益545百万円(同29.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益440百万円(同36.8%減)を見込む。
連結業績(2026年1月期 実績)
短信によると、分譲マンション業界では建築資材価格の高止まりに加え人手不足による人件費の上昇が続き、建築コストは依然として高く、販売価格も引き上げざるを得ない状況にある。住宅ローン金利の上昇による顧客の住宅取得負担額の増加も懸念される。こうした事業環境のもと、同社グループはファミリーマンション及び資産運用型マンションの販売を継続して行うとともに、新規物件の開発に取り組んだ。
| 項目 | 2026年1月期 | 2025年1月期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 10,045百万円 | 7,648百万円 | 31.3%増 |
| 営業利益 | 768百万円 | 321百万円 | 138.9%増 |
| 経常利益 | 982百万円 | 501百万円 | 96.0%増 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 695百万円 | 341百万円 | 104.0%増 |
セグメント別の状況
ファミリーマンション販売事業は、福岡県福岡市と栃木県小山市で物件を完成させ、前期繰越在庫を含めて引渡戸数が前期を上回り、増収増益となった。資産運用型マンション販売事業は、福岡県福岡市と久留米市で各1棟を完成させて増収増益となり、前期はなかった新規物件の完成が当期は2棟あったことが利益変動の要因としている。不動産賃貸管理事業は、物件の売却などに伴う管理会社の変更などで管理戸数が減少し、減収減益となった。ビルメンテナンス事業は増収増益となった。不動産売買の仲介業を行うその他の事業は、前期に販売用土地(福岡市)の売却があったため減収減益となった。
財政状態
当期末の総資産は19,773百万円(前期末17,021百万円)となった。自己資金による土地の取得や剰余金の配当により現預金が減少したものの、開発の進捗に伴い仕掛販売用不動産と販売用不動産が増加し、物流倉庫の建設により建物及び構築物(純額)が増加した。負債は、プロジェクトの進捗や物流倉庫新設に伴い長期借入金と短期借入金が増加した。純資産は10,660百万円(前期末10,265百万円)となった。自己資本比率は53.9%(前期末60.0%)、1株当たり純資産は1,049.57円(同1,005.07円)となった。営業活動によるキャッシュ・フローは、棚卸資産の増加などにより1,264百万円の支出となった。
| 項目 | 2026年1月期 | 2025年1月期 |
|---|---|---|
| 総資産 | 19,773百万円 | 17,021百万円 |
| 純資産 | 10,660百万円 | 10,265百万円 |
| 自己資本比率 | 53.9% | 60.0% |
| 1株当たり純資産 | 1,049.57円 | 1,005.07円 |
通期業績予想
2027年1月期の連結業績予想は、売上高10,350百万円(前期比3.0%増)、営業利益545百万円(同29.1%減)、経常利益664百万円(同32.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益440百万円(同36.8%減)。短信は、土地価格の高止まりや建築コストの高水準に加え、住宅ローン金利も緩やかな上昇局面にあり、購入意欲への影響が懸念されるとしている。同社グループは中期経営計画に基づくマンションの開発・販売を進めるとともに、事業効率の高い新規プロジェクトの確保に努めるとしている。
| 項目 | 2027年1月期(予想) | 増減率 |
|---|---|---|
| 売上高 | 10,350百万円 | 3.0%増 |
| 営業利益 | 545百万円 | 29.1%減 |
| 経常利益 | 664百万円 | 32.4%減 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 440百万円 | 36.8%減 |
株主還元
同社は「連結配当性向30%を重要な指針とし、株主資本の水準を勘案して決定する」ことを基本方針としている。2026年1月期の期末配当は計画どおり1株当たり24円(前期24円)とし、配当性向は35.0%(前期71.5%)となった。2027年1月期も年間24円を予定している。短信の表紙では次期の配当性向は記載されていないが、本文では配当性向55.4%としており、連結配当性向30%を大きく超えるものの、継続的かつ安定的な配当の実施のため配当性向30%の方針を排除した配当を予定するとしている。
| 項目 | 2026年1月期(実績) | 2027年1月期(予想) |
|---|---|---|
| 1株当たり年間配当金 | 24円 | 24円 |
| 配当性向 | 35.0% | - |
本記事はコーセーアールイーが公表した2026年1月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。
※本記事はコーセーアールイーが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。