※本記事は大和が公開したIR資料(直近の通期決算短信)に基づく簡易サマリーであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
大和が公表した2026年2月期決算短信によると、売上高は15,983百万円(前期比2.7%減)、営業利益は190百万円(同2.7%減)、経常利益は181百万円(同27.6%増)となりました。一方、連結子会社の固定資産について減損損失を特別損失に計上したことから、親会社株主に帰属する当期純損失は1,132百万円(前期は192百万円の親会社株主に帰属する当期純利益)となっています。当期の配当は無配、2027年2月期の配当は未定です。
連結業績(2026年2月期 実績)
短信によれば、百貨店業界は昨年の秋口以降、国内消費が堅調に推移したものの、前年度に急伸したインバウンド需要の反動減から伸びに欠ける商況となりました。同社グループは主力の百貨店業において売上高が低調に推移する中、利益性を重視した営業活動に注力するとともに、企業グループ全体の経営効率改善に努めています。
香林坊店では2025年11月に輸入化粧品「ランコム」の売場改装を実施し、2026年2月には石川地区で初めてとなる人気洋菓子ブランドの期間限定店を展開しました。富山店では富山地区限定のラグジュアリーブランドの特別販売企画を随時開催したほか、食料品フロアに出来たて総菜の売場を開設しています。両店で開催した食品物産催事も地域の顧客から高い評価を得ました。売上高は高級輸入時計や化粧品等の雑貨区分が堅調に推移した一方、インバウンド関連売上が減少したほか、1月の大型寒波の影響等もあり減収となりました。
利益面では、新型コロナウイルス感染症の影響以降、業績の低迷が続いていた連結子会社の金沢ニューグランドホテルの固定資産に減損の兆候が認められ、減損の認識の検討を行った結果、減損損失を特別損失に計上しました。この結果、経常利益は181百万円と前期比27.6%増となったものの、親会社株主に帰属する当期純損失は1,132百万円となり、1株当たり当期純損失は201円91銭、自己資本当期純利益率はマイナス21.1%となっています。
| 項目 | 2026年2月期 | 2025年2月期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 15,983百万円 | 16,434百万円 | 2.7%減 |
| 営業利益 | 190百万円 | 195百万円 | 2.7%減 |
| 経常利益 | 181百万円 | 142百万円 | 27.6%増 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | △1,132百万円 | 192百万円 | - |
財政状態とキャッシュ・フロー
2026年2月期末の連結総資産は27,596百万円(前期末は27,402百万円)、純資産は5,436百万円(前期末は5,329百万円)となりました。自己資本比率は19.4%から19.7%へ0.3ポイント上昇し、1株当たり純資産は969円25銭です。継続企業の前提に関する注記については、該当事項はありません。
キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが1,093百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが177百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが250百万円の支出となり、現金及び現金同等物の期末残高は2,562百万円となりました。
| 項目 | 2026年2月期 | 2025年2月期 |
|---|---|---|
| 総資産 | 27,596百万円 | 27,402百万円 |
| 純資産 | 5,436百万円 | 5,329百万円 |
| 自己資本比率 | 19.7% | 19.4% |
| 1株当たり純資産 | 969円25銭 | 950円19銭 |
株主還元
同社は利益配分について、企業体質の強化に努めるとともに、変化する経営環境や収益状況などを総合的に判断して配当を行うことを基本方針としています。2026年2月期の配当は、2026年4月10日に公表した「連結および個別決算における特別損失の計上および業績予想値と実績値との差異ならびに剰余金の配当(無配)に関するお知らせ」に記載のとおり無配となりました。前期の年間配当金も0円00銭です。2027年2月期の配当は未定とされており、予想が可能となった段階で改めて公表するとしています。
| 項目 | 2026年2月期(実績) | 2027年2月期(予想) |
|---|---|---|
| 1株当たり年間配当金 | 0円00銭 | 未定 |
2027年2月期の業績予想
短信の表紙に記載された2027年2月期の連結業績予想は、売上高16,000百万円(前期比0.1%増)、営業利益250百万円(同31.2%増)、経常利益150百万円(同17.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益100百万円、1株当たり当期純利益17円83銭です。短信は、今後も収益構造改革を推進し、安定的収益基盤の確立に取り組むとしています。
| 項目 | 2027年2月期(予想) | 増減率 |
|---|---|---|
| 売上高 | 16,000百万円 | 0.1%増 |
| 営業利益 | 250百万円 | 31.2%増 |
| 経常利益 | 150百万円 | 17.2%減 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 100百万円 | - |
本記事は大和が公表した2026年2月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。
※本記事は大和が公開したIR資料(直近の通期決算短信)に基づく簡易サマリーであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。