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ステップ、2025年9月期は増収増益で過去最高 配当85円に増配

決算サマリー 2026.08.31
ステップ、2025年9月期は増収増益で過去最高 配当85円に増配

※本記事はステップが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社ステップ(証券コード:9795)は2025年9月期(2024年10月~2025年9月、単体)の決算を発表した。売上高は15,846百万円(前期比5.0%増)、営業利益は3,780百万円(前期比7.7%増)となり、資料は売上高・営業利益ともに過去最高を更新したとしている。経常利益は3,865百万円(前期比8.5%増)、当期純利益は2,689百万円(前期比7.2%増)だった。資料によれば、売上高は生徒数の増加により想定より1.3億円上振れて着地した。

目次

業績(2025年9月期 実績)

生徒数は小学生が10.5%増と好調で、新規開校を2校に抑制する中、期中平均生徒数は小中学生部門が27,613人から28,787人(前期比4.3%増)、高校生部門が6,079人から6,339人(前期比4.3%増)となり、合計は33,692人から35,126人(前期比4.3%増)に増加した。利益面では人件費や教材費が想定を上回ったものの、売上高の増加とシステム関連費用の未計上により、営業利益・経常利益・当期純利益はいずれも計画を上回った。売上原価は前期比431百万円増加(+4.0%)し、給与水準の引き上げや社員数の増加により人件費が304百万円増加(+4.0%)、材料費の高騰により教材費が54百万円増加(+9.4%)した。新スクールの開校数を抑えたことから地代家賃は32百万円の増加(+2.7%)にとどまった。販管費は前期比47百万円増加(+5.5%)し、給与水準の引き上げにより人件費が23百万円増加(+6.4%)した一方、新聞折り込みチラシの効率化により広告宣伝費は19百万円減少(△16.9%)した。

項目2025年9月期2024年9月期増減増減率
売上高15,846百万円15,098百万円+747百万円+5.0%
営業利益3,780百万円3,511百万円+268百万円+7.7%
経常利益3,865百万円3,564百万円+301百万円+8.5%
当期純利益2,689百万円2,508百万円+181百万円+7.2%
ステップの業績推移(売上高・営業利益)
出典:2025年9月期 決算説明資料 P.6

生徒数・スクール体制

2025年9月期には高校受験対応のHi-STEP平塚スクール(平塚市、2025年3月開校)と学童のSTEPキッズ湘南台教室(藤沢市)を新規開校し、2025年9月末現在のスクール体制は167校となった。在籍生徒数(小中学部+高校部の合計。STEPキッズ、中高一貫コースの生徒数は含まない)は2025年10月末現在36,107人(前期比+3.3%)。小中学部の生徒数の動向(2025年10月末現在)を経過年数区分別にみると、10年以上経過した114校(内Hi-STEP21校)で23,690人から24,071人(+1.6%)、5年以上10年未満の16校(内Hi-STEP1校)で3,040人から3,143人(+3.4%)、1年以上5年未満の14校(内Hi-STEP3校)で1,805人から2,206人(+22.2%)となり、新規開校の1校(内Hi-STEP1校)で55人(上記の他、県立中高一貫コースに30人在籍)となった。小中学部合計は145校、28,535人から29,475人(+3.3%)。なお、高校部の校舎数は15校(生徒数6,632人)。2026年9月期は川崎スクール(川崎市、高校受験)1校の新規開校を予定している(2025年11月13日現在)。

経過年数区分校舎数2025年10月末2024年10月末前年度比
10年以上経過114校(内Hi-STEP21校)24,071人23,690人+1.6%
5年以上10年未満16校(内Hi-STEP1校)3,143人3,040人+3.4%
1年以上5年未満14校(内Hi-STEP3校)2,206人1,805人+22.2%
新規開校1校(内Hi-STEP1校)55人
合計(小中学部)145校29,475人28,535人+3.3%
生徒数の動向(小中学部、経過年数区分別)
出典:2025年9月期 決算説明資料 P.22

通期業績予想(2026年9月期)

2026年9月期は新規開校を2校程度に抑制する方針としつつ、空席の少ないスクールの増床・移転を進めることで、売上高は16,494百万円(前期比4.1%増)を見込む。営業利益は3,942百万円(同4.3%増)、経常利益は4,022百万円(同4.0%増)を見込むが、当期純利益は2,754百万円(同2.4%増)にとどまる見通し。資料は、2026年9月期において賃上げ促進税制の適用を見込んでいないこと(2025年9月期は31百万円の効果)を挙げている。新規開校は川崎スクール(高校受験)1校を予定(2025年11月13日現在)。

項目2026年9月期(予想)2025年9月期(実績)増減率
売上高16,494百万円15,846百万円+4.1%
営業利益3,942百万円3,780百万円+4.3%
経常利益4,022百万円3,865百万円+4.0%
当期純利益2,754百万円2,689百万円+2.4%
2026年9月期の業績見通し
出典:2025年9月期 決算説明資料 P.15

株主還元

配当性向は50%を目安とする(2023年9月期より30%から引き上げ)。2025年9月期は中間配当を予定通り1株当たり40円実施し、期末配当は当初計画の41円から4円増配して45円とする予定で、年間配当は85円(前期77円)となる見通し。2026年9月期の年間配当予想は前期比3円増配の88円としている。株主優待制度として、9月末現在の株主を対象にオリジナルクオカードを贈呈する。前期に続き2025年10月~2026年9月に自己株式の取得を実施する。

項目2023年9月期2024年9月期2025年9月期
1株当たり配当額72円77円85円(予定)
(うち中間配当額)(24円)(37円)(40円)
1株当たり当期純利益145.71円155.59円170.35円
1株当たり純資産1,589.89円1,651.45円1,738.76円
株主還元策(配当の推移)
出典:2025年9月期 決算説明資料 P.12

トピック

2026年1月より「奨学金返還支援(代理返還)制度」を新たに導入する。支援対象となる従業員の経済的・心理的負担を軽減する目的で福利厚生制度の一環として導入し、今後の採用活動における人材確保への寄与を期待するとしている。

※本記事はステップが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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