※本記事はギフトホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
ギフトホールディングスの2025年10月期(2024年11月~2025年10月)は、直営店の出店が年間目標を上振れて達成するなど、売上高は35,878百万円(前期比+26.0%)となった。営業利益は3,367百万円(同+15.8%)、経常利益は3,374百万円(同+13.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,185百万円(同+16.5%)と増収増益となった。一方で、上期に想定外のコストが発生したことなどにより、通期計画に対しては下振れて着地し、経常利益の通期計画達成率は93.2%、営業利益は93.6%だった。
連結業績(2025年10月期 実績)
上期の想定外のコスト上昇(人件費)については、店舗におけるシフト設定を客数に応じたものへ変更するなどの対策を完了し、第4四半期単体および下期は計画を上回って着地した。一方、海外事業における費用先行や、国内の出店が第4四半期に集中したことによる新店の収益化の遅れにより、改善効果は一部相殺され、通期計画に対しては下振れる結果となった。
| 項目 | 2024年10月期 | 2025年10月期 | 前期比 | 通期計画 | 達成率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 28,472 | 35,878 | +26.0% | 36,000 | 99.7% |
| 売上総利益 | 19,327 | 23,955 | +23.9% | – | – |
| 販管費 | 16,417 | 20,587 | +25.4% | – | – |
| 営業利益 | 2,909 | 3,367 | +15.8% | 3,600 | 93.6% |
| 経常利益 | 2,972 | 3,374 | +13.5% | 3,620 | 93.2% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,875 | 2,185 | +16.5% | 2,200 | 99.4% |

事業(チャネル)別の状況
直営店事業は前期末比+51店舗の287店舗(うち海外7店舗)となり、2025年10月期の売上高は30,811百万円。プロデュース事業(国内・海外FC店含む)は前期末比+40店舗の614店舗となり、売上高は5,067百万円だった。国内既存直営店の売上高前年比は107.0%(年間目標105.0%)、国内直営全店は129.5%となった。海外は前期末比+9店舗の36店舗体制となり、7月に中国2号店、10月に中国3号店、8月にはスイスで欧州1号店を開店した。ただし中国直営店は各号店とも売上は好調な一方、立ち上げ期で仕入のスケールメリットが得られず人件費負担も重いため赤字としている。アメリカ直営店は立地と業態のミスマッチが主因で赤字が継続しており、不採算だったニューヨーク1号店は当期に閉店した。スイス子会社は2025年7月期を当期の連結に取り込んでおり、出店(2025年8月)によるコストが先行計上され、収益貢献は来期以降となる。
| 区分 | 指標 | 2024年10月期 | 2025年10月期 |
|---|---|---|---|
| 直営店事業 | 売上高 | 開示なし | 30,811百万円 |
| 直営店事業 | 店舗数 | 236店 | 287店 |
| プロデュース事業 | 売上高 | 開示なし | 5,067百万円 |
| プロデュース事業 | 店舗数 | 574店 | 614店 |
| 海外店舗数合計 | 店舗数 | 27店 | 36店 |

通期業績見通し(2026年10月期)
2026年10月期は大幅な増収・営業増益を計画している。既存店売上(直営店)は客数増や2025年1月・3月・12月に実施した価格改定の寄与を織り込み、前年比102.5%(客数101.0%、客単価101.5%)を見込む。出店計画は直営店が国内60店・海外5店の純増64店、プロデュース・FC店が国内40店・海外14店の純増54店としている。
| 項目 | 2025年10月期実績 | 2026年10月期予想 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 35,878 | 43,000 | +19.9% |
| 営業利益 | 3,367 | 4,300 | +27.7% |
| 経常利益 | 3,374 | 4,260 | +26.2% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 2,185 | 2,550 | +16.7% |

株主還元
業績拡大に伴い連続増配としており、2025年10月期の年間配当金は中間11.0円・期末11.0円の合計22.0円(配当性向20.1%)だった。2026年10月期は中間・期末とも13.0円ずつの年間配当26.0円を計画しており、配当性向20.0%以上を目指すとしている。資料の注記によれば、2020年3月19日付・2023年8月1日付でそれぞれ普通株式1株につき2株の割合で株式分割を実施しており、資料上の1株当たり配当金額は当該分割を遡及計算した金額となっている。
| 期 | 中間 | 期末 | 年間配当合計 | 配当性向 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年10月期(実績) | 7.5円 | 9.0円 | 16.5円 | 20.6% |
| 2024年10月期(実績) | 9.0円 | 9.0円 | 18.0円 | 19.2% |
| 2025年10月期(実績) | 11.0円 | 11.0円 | 22.0円 | 20.1% |
| 2026年10月期(予想) | 13.0円 | 13.0円 | 26.0円 | 20.4% |

※本記事はギフトホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。