ゼロ

ゼロ、2026年6月期は増収増益で売上収益1,505億円に

決算サマリー 2026.08.30
ゼロ、2026年6月期は増収増益で売上収益1,505億円に

※本記事はゼロが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ゼロは2026年6月期(2026年8月6日発表)の決算補足説明資料を公表した。売上収益は150,556百万円(前期147,843百万円、+2,712百万円、+1.8%)、営業利益は10,311百万円(前期10,228百万円、+82百万円、+0.8%)、営業利益率は6.8%(前期6.9%、▲0.1pt)となった。親会社の所有者に帰属する当期利益は7,212百万円(前期7,179百万円、+33百万円)。会社計画(売上収益145,000百万円、営業利益10,300百万円)に対し、実績は売上収益・営業利益ともに計画を上回った。

目次

業績(2026年6月期 実績)

中古車輸送の受託強化や輸送効率化の進展等により下半期は前年同期比プラスに転じた。売上収益は中古車輸送受託の強化に伴う輸送台数増加、料金改定効果の継続、ZPMの子会社化による連結寄与やUSS構内運営業務の受託開始が押し上げ要因となった一方、新車需要低迷に伴う新車輸送台数の減少が押し下げ要因となった。営業利益は輸送経路見直し等による効率化推進や粗利重視営業の継続、非車両輸送事業(HR・一般貨物等)の増益、前年同期に計上したのれんの減損損失の反動が寄与した一方、人材確保・処遇改善やシステム投資の継続、2024年問題対応としての分業体制構築や整備費の上昇、前年同期に計上した火災損失補填の剥落が減益要因となった。

項目当期前期増減
売上収益150,556百万円147,843百万円+2,712百万円(+1.8%)
営業利益(営業利益率)10,311百万円(6.8%)10,228百万円(6.9%)+82百万円(+0.8%、▲0.1pt)
税引前利益10,308百万円10,213百万円+94百万円
親会社の所有者に帰属する当期利益7,212百万円7,179百万円+33百万円
基本的1株当たり当期利益424.94円423.91円+1.03円
業績ハイライトのスライド
出典:ゼロ 決算補足説明資料(2026年6月期)P.2
営業利益の増減要因分析のスライド
出典:ゼロ 決算補足説明資料(2026年6月期)P.8

事業別の状況

事業構成(セグメント売上収益)は、国内自動車関連事業712億円(構成比47%)、ヒューマンリソース事業237億円(同16%)、一般貨物事業487億円(同32%)、海外関連事業68億円(同5%)。国内自動車関連事業は車両輸送で市場低迷等に伴う台数減少が続いたが下半期は中古車輸送の受託強化により台数が増加、周辺事業ではゼロ・プラス・メンテナンスの子会社化や2026年1月からのUSS東京を含む2会場の構内運営業務受託開始があった。ヒューマンリソース事業は低採算現場の料金改定やドライバー採用手法の見直し、車両輸送事業のドライバー採用の一元化によりグループ内外への派遣数が増加した。一般貨物事業は倉庫事業での新規案件立ち上げやバイオマス燃料等の荷役量増加があった一方、自動車の荷役量は減少した。海外関連事業はマレーシア国内港湾施設のひっ迫による船舶滞留・船枠制限の影響があったものの船枠確保を進め増収となった一方、中国での車両輸送は日系メーカー不調に伴う受託台数減少と契約更新に伴う売上単価減少があった。タイではACTを連結化した。

セグメント売上収益構成比
国内自動車関連事業712億円47%
ヒューマンリソース事業237億円16%
一般貨物事業487億円32%
海外関連事業68億円5%
事業構成(セグメント売上収益)のスライド
出典:ゼロ 決算補足説明資料(2026年6月期)P.6

通期業績予想(2027年6月期)

2027年6月期の業績見通しは、売上収益155,000百万円(2026年6月期実績比+4,444百万円、103.0%)、営業利益11,000百万円(同+689百万円、106.7%、営業利益率7.1%)、税引前利益11,000百万円(同+692百万円、106.7%)、親会社の所有者に帰属する当期利益7,300百万円(同+88百万円、101.2%)、基本的1株当たり当期利益429.18円(同+4.24円、101.0%)。

項目2027年6月期予想2026年6月期実績増減
売上収益155,000百万円150,556百万円+4,444百万円(103.0%)
営業利益(営業利益率)11,000百万円(7.1%)10,311百万円(6.8%)+689百万円(106.7%)
税引前利益11,000百万円10,308百万円+692百万円(106.7%)
親会社の所有者に帰属する当期利益7,300百万円7,212百万円+88百万円(101.2%)
基本的1株当たり当期利益429.18円424.94円+4.24円(101.0%)
2027年6月期見通しのスライド
出典:ゼロ 決算補足説明資料(2026年6月期)P.10

株主還元

2026年6月期の年間配当金は140.30円(前期139.90円、+0.4円)、配当性向は33.0%(前期33.0%)。2027年6月期の年間配当金は141.60円(うち中間配当57.0円)を予想し、2026年6月期実績140.30円(うち中間配当56.0円)に対し+1.30円(うち中間+1.00円)、100.9%を見込む。配当性向は33.0%を予定している。

項目2026年6月期実績2027年6月期予想増減
年間配当金140.30円141.60円+1.30円(100.9%)
うち中間配当56.0円57.0円+1.00円
配当性向33.0%33.0%

※本記事はゼロが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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