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京葉銀行、2026年3月期は連結当期純利益25%増 過去最高益を更新

決算サマリー 2026.08.30
京葉銀行、2026年3月期は連結当期純利益25%増 過去最高益を更新

※本記事は京葉銀行が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

京葉銀行の2026年3月期は、連結経常利益224億円(前期比+42億円)、親会社株主に帰属する連結当期純利益159億円(同+31億円、前年比約25%増加)となった。資料は連結当期純利益について「前年比約25%増加し159億円と過去最高益を更新」「新勘定系システムの物件費や人件費の増加を貸出金利息の増加などによる資金利益の伸びでカバーし、連結当期純利益は、3期連続の増益となり過去最高益を更新」としている。

単体では経常利益221億円(前期比+42億円、+24.0%)、当期純利益158億円(同+31億円、+24.9%)だった。あわせてPBRは前年比2.1倍の0.76倍、ROE(株主資本ベース)は0.9pt増加し5.4%に向上したと資料は述べている。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

項目2025年3月期2026年3月期前期比
経常利益182億円224億円+42億円
親会社株主に帰属する当期純利益127億円159億円+31億円

単体業績(2026年3月期 実績)

資料は当期純利益の増減要因(単体)として、資金利益(投信解約益除)+64億円、役務利益△1億円、経費(△)+18億円、与信費用(△)△0億円、その他△13億円を挙げている。有価証券関係損益(投信解約益含)は株式等関係損益+138億円と債券等関係損益+投信解約益△138億円が相殺し、合計+0億円とされている。

項目2025年3月期2026年3月期前期比増減率
業務粗利益498426△71△14.4%
業務粗利益(除く国債等債券損益)5676265810.3%
資金利益4935495611.4%
うち貸出金利息393508114
うち有価証券利息配当金1241328
役務取引等利益8381△1△1.4%
その他業務利益△78△205△127
うち国債等債券損益△69△199△130
経費397416184.7%
コア業務純益1692093923.2%
コア業務純益(除く投資信託解約益)1542024730.6%
一般貸倒引当金繰入額0△5△5
業務純益9914△84△85.2%
臨時損益78206127
うち不良債権処理額10155
うち株式等関係損益90228138
経常利益1782214224.0%
特別損益△2△11
法人税等合計486112
当期純利益1261583124.9%
実質与信関連費用1010△0
2026年3月期決算概要(単体損益状況・当期純利益の増減要因・連結業績)
出典:2026年3月期決算説明資料 P.5

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期の業績予想(単体)は、資金利益(投信解約益除く)が貸出金利息の162億円増加を中心に99億円増加、役務取引等利益がソリューション関連・預かり資産関連手数料を中心に13億円増加する一方、経費は人件費の継続的な増加や物件費の増加により45億円増加、有価証券関係損益は低利回り債券と株式の売却継続により16億円減少する見込みとしている。連結・単体とも増収増益で計画されている。※本計画における政策金利の前提は2026年9月まで0.75%、2026年10月以降は1.00%。

区分項目2026年3月期実績2027年3月期通期計画前期比
連結経常利益224億円279億円+54億円
連結親会社株主に帰属する当期純利益159億円190億円+30億円
単体経常利益221億円275億円+54億円
単体当期純利益158億円190億円+31億円
2027年3月期業績予想(単体・連結)と当期純利益の増減要因
出典:2026年3月期決算説明資料 P.8

第20次中期経営計画の進捗

第20次中期経営計画(2024年4月~2027年3月)の財務KPIについて、資料は連結ROE(株主資本ベース)を前中計最終年度(2024年3月期)3.9%→中計1年目(2025年3月期)4.5%→中計2年目(2026年3月期)5.4%→中計最終年度(2027年3月期)目標6.5%としている(参考の純資産ベースは3.5%→4.0%→5.0%→目標6.0%)。連結当期純利益は2024年3月期108億円→2025年3月期127億円→2026年3月期159億円→2027年3月期目標190億円、連結自己資本比率は2024年3月期10.6%→2025年3月期10.7%→2026年3月期10.5%→2027年3月期目標「10%台」としている。2027年3月期の財務KPI目標は、当初(2024年3月公表)のROE(株主資本ベース)4.0%・連結当期純利益120億円から、2025年2月公表で5.5%・160億円、2026年2月公表で6.5%・190億円へと2回上方修正されたと資料は記載している。また2026年2月に長期ビジョン及び中期経営計画におけるROE目標等の上方修正を公表、2026年5月には長期ビジョンのマイルストーンを開示し、次期中期経営計画において資本コストを上回るROEの達成を目指すとしている。株主資本コストは資料内で6~7%程度と記載されている。

第20次中期経営計画の財務KPI進捗と目標修正の経緯
出典:2026年3月期決算説明資料 P.13

株主還元

資料は、利益成長や資本効率の状況を踏まえ株主還元の強化を加速するとし、2026年2月に上限110億円の自己株式取得を公表(6年連続の自己株式取得を予定)、2026年5月には株主還元方針を「総還元性向40%程度」から「配当性向40%以上」に変更したと述べている。2027年3月期の1株当たり配当は24.0円増配の66.0円とし、6年連続の増配を予定としている。

項目2021年3月期2022年3月期2023年3月期2024年3月期2025年3月期2026年3月期2027年3月期(予想)
1株当たり配当金19.0円20.5円22.0円24.0円30.0円42.0円66.0円
配当性向33.6%23.6%26.8%27.5%28.8%31.8%40%以上
総還元性向33.6%34.0%36.5%41.3%41.3%41.2%
連結当期純利益73億円111億円103億円108億円127億円159億円190億円
株主還元の充実(1株当たり配当金・自己株式取得・配当性向の推移)
出典:2026年3月期決算説明資料 P.34

※本記事は京葉銀行が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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