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ダイトロン、2025年12月期は増収増益で売上高1,031億円 2026年12月期も増収増益予想

決算サマリー 2026.08.30
ダイトロン、2025年12月期は増収増益で売上高1,031億円 2026年12月期も増収増益予想

※本記事はダイトロンが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ダイトロンの2025年12月期通期連結業績は、売上高103,142百万円(前年同期比110.3%)、営業利益7,010百万円(同113.1%)、経常利益7,156百万円(同113.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益4,923百万円(同112.4%)となり、増収増益となった。2026年12月期の通期業績予想は、売上高103,400百万円(前年同期比100.3%)、営業利益7,200百万円(同102.7%)、経常利益7,200百万円(同100.6%)、当期純利益4,950百万円(同100.5%)で、増収増益を見込む。同社は「11次中期経営計画(11M)」(2024年~2026年)を推進中で、長期ビジョン『2030 VISION』の実現に向けたステップと位置付けている。

目次

連結業績(2025年12月期 実績)

売上高は103,142百万円で、2022年12月期87,639百万円、2023年12月期92,156百万円、2024年12月期93,542百万円から拡大を続けた。財政状態は、総資産79,295百万円(6,141百万円増)、負債43,709百万円(3,559百万円増)、純資産35,586百万円(2,582百万円増)。自己資本比率は44.8%(2024年12月期は45.1%)。キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが6,048百万円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローが△1,465百万円、財務活動によるキャッシュ・フローが△3,593百万円となった。

項目(百万円)2025年12月期2024年12月期前期比
売上高103,14293,542110.3%
営業利益7,0106,200113.1%
経常利益7,1566,335113.0%
親会社株主に帰属する当期純利益4,9234,382112.4%
2022年12月期から2025年12月期までの売上高・営業利益・経常利益・当期純利益の推移
出典:ダイトロン 2025年12月期 通期 決算説明資料 P.3

セグメント別の状況

報告セグメントである国内販売事業・国内製造事業・海外事業のうち、国内販売事業は売上高71,834百万円(2024年12月期65,184百万円)、営業利益4,060百万円(同3,760百万円)。国内製造事業は売上高4,443百万円(同3,888百万円)、営業利益1,202百万円(同755百万円)で、これにはセグメント間の内部売上高を含めた総売上高13,039百万円(2024年12月期11,484百万円)が参考値として開示されている。海外事業は売上高26,864百万円(同24,470百万円)、営業利益1,899百万円(同1,838百万円)。セグメント間取引消去及び全社費用を含む調整額は営業利益△151百万円(2024年12月期△153百万円)。また商品セグメント別では、電子機器及び部品が売上高75,472百万円(2024年12月期68,778百万円)、製造装置が売上高27,670百万円(同24,764百万円)となった。地域別売上高は国内76,111百万円(前期比7,179百万円増)、海外27,031百万円(同2,421百万円増、売上高比率26.2%)で、海外の内訳は北米7,055百万円(同1,489百万円増)、欧州2,045百万円(同1,295百万円増)、アジア17,931百万円(同362百万円減、うち中国10,048百万円)となった。

セグメント(百万円)売上高 2025年12月期売上高 2024年12月期営業利益 2025年12月期営業利益 2024年12月期
国内販売事業71,83465,1844,0603,760
国内製造事業4,4433,8881,202755
海外事業26,86424,4701,8991,838
合計103,14293,5427,0106,200
報告セグメント別(国内販売事業・国内製造事業・海外事業)の外部顧客への売上高と営業利益の推移
出典:ダイトロン 2025年12月期 通期 決算説明資料 P.5

通期業績予想(2026年12月期)

2026年12月期の通期連結業績予想は、売上高103,400百万円(前年同期比100.3%)、営業利益7,200百万円(同102.7%)、経常利益7,200百万円(同100.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益4,950百万円(同100.5%)。商品セグメント別の予想は、電子機器及び部品77,706百万円(2025年12月期実績75,472百万円)、製造装置25,694百万円(同27,670百万円)となっている。

項目(百万円)2026年12月期 予想2025年12月期 実績前期比
売上高103,400103,142100.3%
営業利益7,2007,010102.7%
経常利益7,2007,156100.6%
親会社株主に帰属する当期純利益4,9504,923100.5%
2026年12月期通期連結業績予想(売上高・営業利益・経常利益・当期純利益)のスライド
出典:ダイトロン 2025年12月期 通期 決算説明資料 P.13

株主還元

2025年12月期の年間配当金は190円(中間70円、期末120円)で、配当性向は40.9%。2026年12月期の配当予想は年間95円(中間40円、期末55円予定)、配当性向40.4%としているが、これは2026年1月1日付で普通株式1株につき2株の割合で行う株式分割の権利落ち後の基準であり、資料は「株式分割を考慮しない場合の2026年12月期(予想)の年間配当は190円となります」と明記している。すなわち分割前基準に換算すると2025年12月期の190円から横ばいの水準となる。配当性向の目安は2024年12月期より30%から40%に引き上げている。2025年12月期末の指標としてROE14.4%、PER10.45倍、PBR1.44倍、売上高成長率10.3%、売上高営業利益率6.8%が開示されている。キャッシュアロケーション方針では、研究開発投資約10億円、新規事業及び生産能力強化約35億円、DX推進投資約15億円のほか、自己株式の取得を機動的に判断・実施するとしている。

決算期年間配当中間期末配当性向
2022年12月期115円45円70円30.1%
2023年12月期120円50円70円33.2%
2024年12月期155円55円100円39.3%
2025年12月期190円70円120円40.9%
2026年12月期 予想(株式分割後基準)95円40円55円(予定)40.4%
1株当たり配当金・配当性向の推移と2026年1月の株式分割に関する注記
出典:ダイトロン 2025年12月期 通期 決算説明資料 P.15

中期経営計画

第11次中期経営計画「11M」(2024年~2026年)では、長期ビジョン『2030 VISION』(2030年に連結売上高1,000億円超を目指す)の実現に向けた第2ステップと位置付け、「事業構造の変革」「独自性を活かした強みの最大化」「注力領域・市場の明確化」「持続的成長に向けたチカラの向上」の4つの戦略基本方針を掲げている。経営指標の目標は、売上総利益率20%以上(2025年実績20.3%)、自己資本比率50%(同44.8%)、ROE12%以上、ROA6%以上。事業構造の変革に関するKPIとして、2026年の事業別構成比目標は電子機器・部品60%、製造・検査装置30%、新規事業10%(2025年実績は電子機器・部品66.1%、製造・検査装置26.8%、新規事業7.1%)、オリジナル製品比率の目標25%(2025年実績16.9%)、海外事業比率の目標30%(2025年実績26.2%)としている。

※本記事はダイトロンが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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