※本記事はスリーエフが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
スリーエフは2026年2月期(通期)の決算説明資料で、ローソンとのエリアフランチャイズ契約に基づく「ローソン・スリーエフ」とカフェ業態「gooz」の運営状況を公表した。チェーン全店売上高は698億53百万円(前期比4.2%増)、営業総収入は150億84百万円(同8.4%増)となり、営業利益14億14百万円(同41.8%増)、経常利益14億28百万円(同42.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益3億82百万円(同31.9%増)と増収増益を達成した。中長期経営計画で掲げた経常利益・当期純利益の最終年度数値目標を1年前倒しで達成したとしている。
連結業績(2026年2月期 実績)
経常利益は2025年2月期の10億3百万円から2026年2月期は14億28百万円へ増加した。増減要因として、売上・粗利(ロイヤリティー)の増加等でプラス6億27百万円、販管費の増加等でマイナス2億13百万円、その他収入の増加等でプラス1千万円が挙げられている。販管費が増加したものの、売上・粗利の伸長により大幅な増益を達成したとしている(単位:百万円)。
| 項目 | 2026年2月期 | 2025年2月期 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| チェーン全店売上高 | 69,853 | 67,059 | +4.2% |
| 営業総収入 | 15,084 | 13,916 | +8.4% |
| 営業利益 | 1,414 | 997 | +41.8% |
| 経常利益 | 1,428 | 1,003 | +42.3% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 382 | 289 | +31.9% |
ローソン・スリーエフ/goozの状況
チェーン全店売上高の前期比は、ローソン・スリーエフが4.0%増、goozが13.0%増となった。ローソン・スリーエフの粗利は前期比0.2%増。販管費は、ローソン・スリーエフの販促費が32.8%増となった一方、水道光熱費は2.9%減、リース料は57.3%減となり、ブランド転換に伴う改装工事リース費用の一部低減が寄与した。ローソンチェーン50周年記念販促とAI発注システム「AI.CO」の活用強化により主力デイリー商品の売上は大幅増となった。goozは行楽需要や周辺イベントによる来店客数の押し上げ、価格戦略のメリハリやオリジナル雑貨の展開によりブランド力を強化したとしている。
| 区分 | 指標 | 前期比 |
|---|---|---|
| ローソン・スリーエフ | チェーン全店売上高 | +4.0% |
| gooz | チェーン全店売上高 | +13.0% |
| ローソン・スリーエフ | 粗利 | +0.2% |
| ローソン・スリーエフ | 販促費 | +32.8% |
| ローソン・スリーエフ | 水道光熱費 | △2.9% |
| ローソン・スリーエフ | リース料 | △57.3% |

既存店の状況
ローソン・スリーエフの2026年2月期既存店伸長率は、売上高103.9%、客数100.6%、客単価103.3%となった。既存店客数伸長率は100.6%と、4か年連続で前年を上回った。全店平均日販は619千円となり、過去最高を更新した。
| 期 | 既存店売上高伸長率(ローソン・スリーエフ) |
|---|---|
| 2024年2月期 | 103.5% |
| 2025年2月期 | 103.4% |
| 2026年2月期 | 103.9% |

通期業績予想(2027年2月期)
2027年2月期の連結業績予想はチェーン全店売上高710億円(前期比1.6%増)、営業総収入151億円(同0.1%増)、営業利益13億30百万円(同6.0%減)、経常利益13億40百万円(同6.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益3億円(同21.5%減)としている。売上の上昇によりコスト増の中でも、中長期経営計画の数値目標を確実に達成するとしている。
| 項目 | 2027年2月期予想 | 2026年2月期実績 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| チェーン全店売上高 | 71,000 | 69,853 | +1.6% |
| 営業総収入 | 15,100 | 15,084 | +0.1% |
| 営業利益 | 1,330 | 1,414 | △6.0% |
| 経常利益 | 1,340 | 1,428 | △6.2% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 300 | 382 | △21.5% |

中期経営計画
「中長期経営計画」(2021年2月期〜2027年2月期)の最終年度である2027年2月期は「収穫期」と位置付けており、経常利益10億円以上、親会社株主に帰属する当期純利益3億円以上を数値目標としている。2026年2月期において、この経常利益・当期純利益の最終年度数値目標を1年前倒しで達成した。個店最適化の推進、「AI.CO」の徹底活用、ブランド転換10年目を迎える加盟店との再契約の推進、構造改革による新たな収益モデルの構築などに取り組むとしている。

※本記事はスリーエフが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。