アディッシュ

アディッシュ、2026年12月期中間期は増収 経常利益は黒字転換 通期は増収増益を計画

決算サマリー 2026.08.30
アディッシュ、2026年12月期中間期は増収 経常利益は黒字転換 通期は増収増益を計画

※本記事はアディッシュが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

アディッシュは2026年12月期中間期(2026年1月〜6月)の連結決算を発表した。売上高は1,865百万円(前年同期比+81百万円、4.6%増)となり、第2四半期として過去最高売上を更新した。オフィス入居ビルの火災の影響を受けたものの、売上高・営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益の全項目が前四半期比で増加し、経常利益と当期純利益は黒字転換した。

目次

業績(2026年12月期中間期 実績)

売上高は前年同期比81百万円増加し4.6%成長した。営業利益は△3百万円と赤字が縮小し、経常利益は22百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は18百万円となり、いずれも前年同期の赤字から黒字に転換した。事業規模拡大のための人員採用投資を継続した一方、本社ビルの火災による臨時費用が発生したが、火災の原因企業からの補償金27,262千円の受領により経常利益への影響は縮小した。

項目2025年12月期中間期2026年12月期中間期前年同期比
売上高1,783百万円1,865百万円+81百万円(4.6%)
営業利益△28百万円△3百万円+25百万円(-%)
経常利益△16百万円22百万円+38百万円(-%)
親会社株主に帰属する当期純利益△27百万円18百万円+46百万円(-%)

主要KPI(2026年12月期中間期)

ストック収益(継続的なサービスを提供した取引の収益の合計、2026年1月から6月までの累計)は18.1億円、連結売上高に占めるストック収益の比率は97.3%となった。ARPA(連結ストック収益の継続顧客数あたりの平均単価)は6.7百万円/年、月次解約率は1.2%であった。

指標
ストック収益18.1億円
ストック収益率97.3%
ARPA6.7百万円/年
月次解約率1.2%
2026年12月期中間期の連結業績(売上高・営業利益・経常利益・当期純利益)を示す表とグラフ
出典:2026年12月期 中間期決算説明資料 P.7

連結貸借対照表

2026年12月期中間期末の資産合計は1,313百万円、負債合計は725百万円、純資産合計は588百万円となった。新規借入の実行により現金及び預金が増加し、新株予約権の行使と当期純利益の計上により純資産が増加した。自己資本比率は44.3%となり、前年度末比+3.5%となった。

項目2025年12月期末2026年12月期中間期末
流動資産1,141百万円1,111百万円
現金及び預金545百万円623百万円
受取手形、売掛金及び契約資産520百万円392百万円
固定資産173百万円201百万円
資産合計1,315百万円1,313百万円
流動負債698百万円609百万円
固定負債74百万円115百万円
負債合計772百万円725百万円
純資産合計542百万円588百万円
自己資本比率40.8%44.3%
連結貸借対照表(2025年12月期末・2026年12月期中間期末)
出典:2026年12月期 中間期決算説明資料 P.9

通期業績予想(2026年12月期)

2026年12月期通期の連結売上高予想は4,100百万円(前期比+403百万円、10.9%増)で、カスタマーサクセス業務の受注数増加を見込み二桁成長を目指すとしている。営業利益は70百万円(前期比+67百万円)、経常利益は70百万円(前期比+51百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は60百万円(前期比+61百万円)を予想する。AI-SaaSと連携した「BPaaS型」のビジネス展開やAIツールの活用による効率化により、営業利益の改善を目指すとしている。

項目2025年12月期実績2026年12月期予想増減額増減率
売上高3,696百万円4,100百万円+403百万円10.9%
営業利益2百万円70百万円+67百万円2,753.5%
経常利益18百万円70百万円+51百万円279.0%
親会社株主に帰属する当期純利益△1百万円60百万円+61百万円-%
2026年12月期通期の連結業績予想(売上高・営業利益・経常利益・当期純利益)
出典:2026年12月期 中間期決算説明資料 P.18

中期経営計画

中期経営ビジョンでは2025年〜2030年をカスタマーサクセスでの市場確立の期間と位置づけ、2030年12月期にグループ連結売上高70億円、営業利益5億円を目指すとしている。2030年のありたい姿として売上総利益21.5億円(売上総利益率30%強)、販管費額16.5億円(販管費率23%強)を見込む。2025年12月期(実績)は売上高36.9億円、売上総利益9.9億円、営業利益0.02億円であり、2026年12月期(計画)は売上高41億円、売上総利益11億円、営業利益0.7億円としている。

中長期経営ビジョンに対する進捗(2025年12月期実績・2026年12月期計画・2030年12月期目標)
出典:2026年12月期 中間期決算説明資料 P.37

中間期の事業トピックス

世界30,000社に導入されているAIカスタマーエージェント企業の米Finと業務提携し、カスタマー対応費(人月課金)、AI対応費(従量課金)、ツール売上費(Finの各ツールの販売代理)による「AIシステム」と「ヒューマン」の「BPaaS」型収益モデルを加速するとしている。また、東証グロース市場上場のソフトウェアメーカーであるハンモック社と資本業務提携を締結し、普通株式66,500株(発行済株式総数の3.07%)を保有した。

※本記事はアディッシュが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

Articles

株主優待

記事がありません。

個人投資家・企業様各位

目次