※本記事は丸尾カルシウムが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
丸尾カルシウム(証券コード4102)は、2026年3月期の連結決算短信を公表した。売上高は12,639百万円(前期比1.6%減)、営業利益は85百万円(前期は5百万円の利益)、経常利益は321百万円(同62.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は293百万円(同97.5%増)となった。原材料・物流コスト高騰に伴う販売価格の見直しにより売上確保に努めたが、住宅関連や海外の売上が減少した。
連結業績(2026年3月期 実績)
住宅関連や海外の売上減少により減収となったが、価格改定と製造工程の見直しによる原価削減、子会社の収益力回復により営業利益は前期の5百万円から85百万円に増加した。経常利益は受取配当金や為替差益の増加により62.6%増、親会社株主に帰属する当期純利益は政策保有株式の売却益により97.5%増となった。
| 項目 | 2026年3月期 | 2025年3月期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 12,639百万円 | 12,843百万円 | -1.6% |
| 営業利益 | 85百万円 | 5百万円 | - |
| 経常利益 | 321百万円 | 197百万円 | +62.6% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 293百万円 | 148百万円 | +97.5% |
財政状態
総資産は前期末に比べ265百万円増加し17,134百万円となった。現金及び預金や機械装置及び運搬具、投資有価証券の増加により固定資産・流動資産がともに増加した一方、建設仮勘定などは減少した。純資産は83百万円増加し10,291百万円、自己資本比率は58.6%(前期57.8%)となった。
| 項目 | 2026年3月期 | 2025年3月期 |
|---|---|---|
| 総資産 | 17,134百万円 | 16,869百万円 |
| 純資産 | 10,291百万円 | 10,208百万円 |
| 自己資本比率 | 58.6% | 57.8% |
| 1株当たり純資産 | 4,712.34円 | 4,495.33円 |
株主還元
同社は財務体質と経営基盤の強化を図りつつ、株主への適正な利益還元として安定配当の継続を基本方針としている。2026年3月期の配当は、創業100周年記念配当30円を含む1株当たり年間60円(前期30円)とし、配当性向は43.6%となった。2027年3月期の配当は1株当たり30円、予想配当性向は42.6%としている。
| 項目 | 2026年3月期(実績) | 2027年3月期(予想) |
|---|---|---|
| 1株当たり年間配当金 | 60円 | 30円 |
| 配当性向 | 43.6% | 42.6% |
通期業績予想
2027年3月期の連結業績は、売上高13,000百万円(前期比2.9%増)、営業利益100百万円(同17.0%増)、経常利益250百万円(同22.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益150百万円(同48.9%減)を見込む。雇用・所得環境の改善により景気は緩やかな回復局面が続くと見る一方、米国の通商政策の影響やイラン情勢の悪化による原油価格高騰の長期化を懸念材料としている。
| 項目 | 2027年3月期(予想) | 増減率 |
|---|---|---|
| 売上高 | 13,000百万円 | +2.9% |
| 営業利益 | 100百万円 | +17.0% |
| 経常利益 | 250百万円 | -22.2% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 150百万円 | -48.9% |
本記事は丸尾カルシウムが公表した2026年3月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。
※本記事は丸尾カルシウムが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。